谷津干潟は住宅地と道路に囲まれた、約40ヘクタールの長方形の自然空間で国指定鳥獣保護区、ラムサール条約登録湿地です。シベリアなどの北国と東南アジアやオーストラリアなどの南の国を行き来する旅鳥にとって、渡りの途中の中継地になっているようです。一年間に四季を通して谷津干潟で確認される野鳥の種類は約110種だそうです。
ハシビロガモ ゆりかもめ
ダイサギ コチドリ
コチドリはおもに卵を4個産みます。チドリ類はヒナや卵類が危険にさらされると、親はけがをしたまね(ぎ傷)をして危険をさけるそうです。
セイタカシギのつがい お昼寝中 起きてエサ探し
右の背中が茶色の鳥がメスです。 昨年セイタカシギがヒナを成長させるのに途中で蛇に食べられたりで二度失敗したペアがいたそうで、さすがに、もう卵は産まないかもと思っていたらなんと観察センターから離れた浜辺で再び卵を産み無事4羽ののヒナを育てたそうです。観察センターで3度も子育てにチャレンジしたセイタカシギを観察したのは初めてだそうです。
観察センターの望遠鏡を覗くとすぐ傍に見え楽しいですよ。鳥の説明をしてくれた小山さんありがとうございました。 私のブログ見てくれているかな? 京成津田沼から往復歩いて行ったので今日は1万3千歩、歩きました。
白鳥の北上がピークです。
朝、夕方と「クワッ、クワッ」と声が聞こえます。急いで外に出ると、白鳥がVの字にきれいに
隊列を組んでとんでいました。
最近は声が聞こえる回数が減っていますので、
もう見れないかな。
以前、冬場の天気が良い夕方は、干潟の遥か向こうに夕日に染まった富士山を眺めることができて、とってもきれいでしたよ。
今は、高層建築物が増えたから、もう見えないのかなあ…
その経過を調べいるうちに判りました。
今から二十数年前、たった一人で、 一周3.5kmにも及ぶ長方形の護岸の前にうずたかく積み上げられたゴミに立ち向かう決意をした青年がいました。人からは変人とあざわられ、行政からは無視されていましたが、その努力が市民の支持を受けて野鳥の楽園として習志野市のシンボルになりました。この事実を知り、中国の故事「愚公山を移す」を思い出しました。中国の愚公という名の老人が、家の前にある二つの大山をほかへ動かそうと、土を運びはじめました。人はその行いを嘲笑いました.愚公は私が死んでも子や孫等が引き続いて行えば必ず達成される言います。 その志に感じ入り、天帝(神様)が山を移動させ平らにした。愚行と思われることでも、的を得たものであれば必ず人の支持を受け立派な業績になることの証左のような話です