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木目と杢目。

2019年08月26日 | 岡山大福店

岡山大福店より

 

昨日のブログで木の導管のお話をしましたが、
あれから、さらに色々木について調べていくのが楽しくなったKENです。
元々知っていた事でも、改めて調べてみると新しく知ることも多く
その情報をさも知っていたかのようにブログに載せることにしましたw

今回は【木目】と【杢目】についてのお話です。
読み方はどちらも[モクメ]です。

木目とは、いわゆる[年輪]の事です。
一般的に木目というとこの年輪の事ですよね。

 

クリ材の木目(年輪)↑

では、杢目とは何なのか?
簡単にいうと模様のことのようです。
では模様って何だよ?って事になりますよね・・・。

Wikipediaによると・・・
杢(もく)、杢目(もくめ)とは木材の木目・木理のうち、
柾目とも板目とも異なって稀に現れる複雑な模様のものを指す。
その希少価値・審美的価値から珍重される。原木の中で生ずる局部的なねじれや湾曲のある箇所、
または瘤の部分などを切り出した際に現れ、これは木の切り出し方によっても決定的な影響を受ける。
・・・との事。

わからないですね・・・。

私の勝手な解釈wによると、
長い時間、木が捻れたり、伸びたり縮んだりしながら生長していく過程で
木内部に模様として現れるもの、といった感じでしょうか・・・。

こんな風に波打って見えるものが杢目です。

ナラ材には稀に↑のような模様が出るものもあり、

この模様を『虎斑』と呼んだりします。
木目(柾目)を横切るように出る帯状の模様で、まるで虎の毛のように
ように見えることから虎斑と呼ばれています。
これも杢の一種のようです。

↑コレは私物のギターのボディの裏側、
メイプル材が使われています。
こんな杢目を『縮み杢』といい、よくバイオリンなどの楽器に使われていたりします。
英語では、フレイム(炎)とかカーリーとかウェーブなんて言ったりします。
(どう呼び分けるのかはよくわかりませんでした・・・。)



家具も杢目が出ているものが存在します。
もちろんそれぞれ唯一無二の個性です。
難しいことは抜きにして、見た感じが好き!とかカッコイイ!とかっていう
感性でお選び頂けたらと思います。

家具選びの際のご参考になれば幸いです。

ken

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