今年一番の寒波が到来し、日本全国を凍りつかせました。
昨日からの雪で辺りは、まるで ホワイト・ルーム のようでした。
今日、紹介の曲は、私にとって、大尊敬する
グループである クリーム の
『 ホワイト・ルーム 』 (1968年) です。
クリームとかホワイト・ルームとかの言葉から連想すると
ほんわかと、やさしいイメージが湧きますが、とんでもない。
凄いエネルギーをもった3人組みのスーパー・バンドです。
ロック史上、偉大な軌跡を刻み、神格化されるほどの彼等です。
クラシック、ジャズ、ブルース出身の、
スーパー・テクニックをもつ
ジャック・ブルース、
ジンジャー・ベーカー、
エリック・クラプトンの3人が
ブルースとジャズを融合したロックを作り上げました。
そして世界中からナンバーワン・ロック・バンドの評価を得たのでした。
残念ながら、アクの強いスターが集まったグループゆえに、
グループとしての寿命は、わずか2年半と、とても短いものでした。
自分の演奏スタイ ルを自己主張するもの同士ですから
喧嘩は当然のことだったのかもしれませんね。
しかし最後までかたくなに、自らの音楽性を貫き通したのでした。
妥協を許さないもの同士って、お互い相譲れない所があるんですね。
それゆえに完璧な演奏を極め、それを私たちに聴かせてくれたのでした。
特に、ライヴではアドリヴ゛で何十分も延々と演奏を繰り広げるのでした。
あの若くてカッコよかった3人組みが(私は当時、部屋にポスターを貼ってました)
歳を寄せれば変われば変わるものですねえ。
それぞれの写真を並べてみますと
40年の歳月が良くわかります。
てゆうか、何か、笑ってしまいます。
みんな、いまだに現役で
頑張っているのも驚きです。
『 ホワイト・ルーム 』
この曲はサード・アルバムである『 クリームの素晴らしき世界 』の中の一曲で
私にとっては、『サンシャイン・オブ・ユア・ラヴ』と共に、とても好きな曲です。
この曲のギター・フレーズを聴くといまだに鳥肌がたってしまうのは何故でしょうか。
ついつい目をつむって聴き入ってしまうのです。
やはりこの曲は『クリーム』を象徴する名曲です。
『クリーム』・・・歳をとった今でもカッコ良すぎる3人です。
アップルくん