今回は『1917 命をかけた伝令』の感想を!
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「007 スペクター」「レボリューショナリー・ロード 燃え尽きるまで」などで知られる名匠サム・メンデスが、
第1次世界大戦を舞台に描く戦争ドラマ。
若きイギリス兵のスコフィールドとブレイクの2人が、兄を含めた最前線にいる仲間1600人の命を救うべく、
重要な命令を一刻も早く伝達するため、さまざまな危険が待ち受ける敵陣に身を投じて駆け抜けていく姿を、
全編ワンカット撮影で描いた。
1917年4月、フランスの西部戦線では防衛線を挟んでドイツ軍と連合国軍のにらみ合いが続き、
消耗戦を繰り返していた。そんな中、若きイギリス兵のスコフィールドとブレイクは、
撤退したドイツ軍を追撃中のマッケンジー大佐の部隊に重要なメッセージを届ける任務を与えられる。
戦場を駆け抜ける2人の英国兵をジョージ・マッケイ、ディーン・チャールズ=チャップマンという若手俳優が演じ、
その周囲をベネディクト・カンバーバッチ、コリン・ファース、マーク・ストロングらイギリスを代表する実力派が固めた。
撮影は、「007 スペクター」でもメンデス監督とタッグを組んだ名手ロジャー・ディーキンス。
第92回アカデミー賞では作品賞、監督賞を含む10部門でノミネートされ撮影賞、録音賞、視覚効果賞を受賞した。
2019年製作/119分/G/イギリス・アメリカ合作
原題:1917
配給:東宝東和
スタッフ・キャスト
監督
サム・メンデス
製作
サム・メンデス ピッパ・ハリス ジェイン=アン・テングレン カラム・マクドゥガル ブライアン・オリバー
脚本
サム・メンデス クリスティ・ウィルソン=ケアンズ
公開してから一週間程してから観に行ってきまして、
感想としましてはとても丁寧な映画で、まるで走れメロスを観ているようでした。
全編ワンカット撮影がどんな感じになるかちょっと不安でしたが…
これが戦争映画にとてもマッチしてます!
たった二人で戦地を駆け巡って行かなければならないので、
この先進めば敵兵が狙っているかもしれない、でも進まなければならないという緊張感がビリビリ伝わってきます。
他の戦争映画のように派手なアクションシーンや過激な描写等はないんですが、
若き兵士を通して、戦場の悲惨さ過酷さ理不尽さや、人種を超えた優しさ、友情、成長など、
約二時間の中にしっかりと収まっていて戦争映画の幕の内弁当のような感じでした。
機会があればぜひ観てください!
SADA