|| プリズンドッグとは
刑務所の中で囚人が介助犬を育成するプログラム。
シェルター(日本での保健所)から犬を引き取り囚人たちが世話をすることで自信・意欲・勇気などを感じ社会復帰に反映している。
囚人は刑務所内で育成に関することを学ぶ。
1982年キャッシー・クインさんによって発案されたプログラム。
自分と同じ悩みを持つ女性受刑者の更正と社会復帰に役立たないかと提案した。
受刑者の介在医療や社会復帰に効果があると認められ、国務省の本会議で可決されスタートする。
|| 語句
Prison = 刑務所 拘置所
皆さん、ご存知でしょうか??
プリズンドッグという言葉すら、聞き覚えがないのでは?
日本では考えられない制度ですが、アメリカ・ワシントン州では、
実際に行われているんですよ。TVでやってましたが、事実上、人間社会からはみだして
しまった人間と、人間に見捨てられた犬がパートナーになり、『犬の訓練』という手段で
コミュニケーションをとりつつ、人間らしさを取り戻す。人間を信頼する家庭犬に戻る・・・・・
刑務所の中で、受刑者と犬は、個室で2週間過ごせるようになっており、
(それだけでも驚きです)大切なものを取り戻していくのですが、犬は訓練が済むと
里親を探し、引き取られて行きます。それを見送る受刑者が、
『お前は、最高のパートナーだよ、大丈夫、お前ならうまくやれるよ』と泣くシーンで
もちろん、私も号泣してしまいました・・・。
受刑者の中には死刑囚、終身刑の人もいるのですが、犬を立ち直らせることに
自分の生きがいを見つけている受刑者もいました。
アメリカ、すごいですよね・・・。犬ってすごいですよね。
『プリズンドッグ』そんな制度があることを、どうぞ覚えて下さいな!!
蓮ちゃんママ