昨日の「てんねん」さんのブログで深く考えさせられました。
人間は何のために生きているのでしょうか・・・。
人間はどう生きれば、どんな自分になれば良いのでしょうか・・・。
一生のテーマだと思います。
「人間は考える葦である」とパスカルの言葉通り、良しに悪しきに
思考する能力が与えられた生物は、我々人間だけです。 良い意味で
自分自身を完成させようとすることが、「人間として生きる」と云う事なのでしょうね。
とても難しいことですが、そんな風に思えます。
嬉しかったり、辛かったり、忙しかったり、腹立ったりで、時に自分を見失うことが
多々ありますが、いつも平常心で、感謝、謙虚、希望、努力、の念を忘れず
生きて行かなければ・・・と自分自身を振り返り、反省することがよくあります。
人間の理想の生き方を追い求めて歳をとり、一生が過ぎてゆくのでしょうね。
美しい心(Heart Of Gold)を追い求め続けて人生の旅に出るという曲があります。
ニール・ヤングの
『 孤独の旅路(Heart Of Gold) 』1972年 です。
この曲が今週の土曜の一曲です。
「keep me searching for a heart of gold, and I am getting old」
すこし哲学的な歌詞ですがプロテストソングではなく、人間の内面、
人生を歌った曲で、人生の入り口に立った当時の若者
(私もその中のひとり)にメッセージした曲です。
(Heart Of Gold)を求めてさまよう若者の姿は、ベトナム戦争、
麻薬、ヒッピーなど、現代社会に疲れ果てていた世界中の
若者に共感を呼びました。
この曲は私の大好きなアルバム『ハーベスト』の中に入っている曲で、その中でも
最も好きな曲であり、 誰もが認める彼自身の最高傑作でもあります。
鼻の詰まった歌声と、大して上手ではないハーモニカの演奏、
そして素朴な歌い方は彼独特の持ち味であり
私の大好きなところであります。
ちなみに私と彼とは誕生日が一緒で、その事が昔から何となく自慢でした。
アップルくん