『ペルシャ絨毯』展2日目の大元店です。
今日はサングスコ・カーペットをご紹介したいと思います。
この大きい絨毯は、現在MIHO MUJEUMの
所蔵美術品として保管されています。
ペルシアのケルマーンにあった宮廷指定の工房で制作され、
その後、イスタンブールの宮廷に移され、そしてポーランドの貴族
サングスコ家の宮殿の一室に敷かれていました。
サングスコ家が初めて美術品として展示されたのが、サンクトペテルブルクです。
さらにロンドンでは、国際ペルシア美術展覧会などで、大きな反響を呼びました。
1950年代には、ニューヨークの美術館に預けられていたのち
滋賀県のMIHO MUJEUMへと、世界を旅してきたのです。
さまざまな動物の模様が施されています。(写真の模様はぬりえ本より抜粋)
この歴史深い絨毯のように
お客様のお家の絨毯も末永く、次の代までも、さまざまな思い出と共に
時を重ねて頂ければという想いです。
このところ猛暑で外出するのも億劫になりがちですが
ここ大元店で、ペルシャ絨毯達と共に、ほっと一息 お楽しみ下さい。
またひとつ行きたい美術館が出来てワクワクのgotti