先週末、生まれて初めてを撃ちました。
あ、手にした事は以前にもあります。「要らない!!」って言うのに、サトレラパパが私の渡米前から、りボルバーを買ってくれてたので渡米してすぐに触らされました。
でも、私の主義は
「人を痛めつけたり、殺す武器は持たない」
ですから、アメリカ旅行で、拳銃を撃ちに行った!と言って喜んでいる人の気持ちがよく理解出来なかったし、理解したくもなかった。
だけど、この近所にクーガーが出没していると聞いて、レイラと自分の身を守るにはやはり銃を使わないといけないのかな?と考えた訳。
そうしたら、たまたまサトレラパパの武道仲間で、私の日本語の生徒でもあるケリーが『正しい銃の使い方』の講習を友達親戚向けに無料で開くと聞いて、サトレラパパは私のお尻を叩くわけです。
ケリーも
「無理に参加する事はないよ」
とか言いながら、銃の必要性を話すし・・・。
確かに自分の銃を持っているのに、扱い方を知らないのもよくないかな?とか、自分の身とレイラを野生動物から守るには銃を使わなくちゃいけないのかな?とか無理やり自分に言い聞かせて参加したわけです。
ケリーは元軍人で特殊部隊に入って色々と実戦をしてきた人なので、色々な銃の扱い方を知ってます。
ケリーのお姉さんが手伝いかねて講習に出ていて、私同様、銃を持つ必要性を感じていないし、持ちたくない考えの人でした。何故銃を持つか・・・の質問に私は犬と自分を守る為・・・・・と言いました。
そうしたら、お姉さんが
「私も銃を持ってるけど、クーガーを撃とうと思ったら、自分の犬を撃っちゃって、結局自分はクーガーに襲われたって事になりかねないから、今日は勉強に来たわ!」
とユニークなコメントを出してました。確かに、私も御多分に洩れず・・・かも
スライドを使ったり、本物の銃を触らせてもらったりしながら、銃を持つ人の心構えや態度から銃の構造、持ち方、弾の構造を勉強しました。
その後、実践です。お姉さんが帰っちゃったから銃を撃った経験が全くないのは私だけ・・・・。
待ち時間に談笑するサトレラパパたち
射撃場は広くて、いくつかの場所に分かれてます。
実践の前に、絶対に覚えておかなくてはいけない言葉
'cease firing'
これを聞いたら、即座に銃を置いてWaiting lineに戻る。
緊急事態発令!って事らしい。
お皿みたいなのを飛ばして打つクレイ射撃場、日本の遊園地にあるような室内射撃場、かと思うと、西部劇に出て来そうな雰囲気の射撃場
私たちの所は、小山を切り開いて出来たようなところ(って勝手に想像して下さい)で、撃ち損ねてもみんな山に当たる、って構造です。
耳栓をして、専用の眼鏡をかけ、インストラクターの合図で始めます。
”Load (装填)”
”Lock(撃てる状態にする)”
”Firing(発砲)!”
リチャードが買ってくれてた私の銃は、女性用で軽くて握りやすくなってますが、+P タイプです。
これは、高圧カートリッジの銃、つまり弾の飛ぶ速さが普通の物よりより早く、ターゲットに強い威力で当たるものだそうです。
色々説明を聞いたけど、「拳銃」なんて縁がないものだと思ってたから、実践で的を撃った時に、講習の内容が分かった気がしたくらいです。
人型のダンボールに紙皿をつけたものを撃つのだけど、撃った後の反動が大きくて手が大きくぶれるんです。それに、的を狙う方法が違ってたりして、最初の10発は紙皿にはあたらず、人型の左に結構集中してあたってました。
「紙皿には当たってないけど、同じあたりに弾が当たっているのはある意味、いい」
とか喜んでいいのか悪いのかわからないコメントをもらい、3回目はケリーがそばにいてアドバイスをしてくれました、そうしたら、な、なんと!!5発全部が紙皿に命中!
サトレラパパとケリーもびっくりした、と褒めてくれました。
サトレラパパの銃でもやってみたけど、重くて狙いが定まらず、結局自分の為に買ってもらったのが一番撃ちやすいのが判明。
ちなみにサトレラパパはこんなに当たってました。(もっとも弾の数が私のより多く入るやつなんだけど)
最後に、アンケートとテストで終わりです。このテストが全部英語!(当たり前!)
しかも、銃の専門用語とかやっぱりわかんないし・・。疲れた~
だけど、英語は第二言語なのに頑張ったね!とサトレラパパに褒められ、銃を携帯して歩いてもいいと言う許可証みたいのをもらいました。
でも、携帯している銃を取られてそれで殺されたら目もあてられないもんねぇだから、持たないよ。
それにしても、講習の中で銃を全面的に禁止した州もあると聞けば、アリゾナとユタだったか、自分の敷地に見知らぬ人が入っただけで、銃を撃ってもいいと言う州もあると知って、本当に怖いと思いました。
そんな理由で、銃で撃たれて死んだ日本人がいたっけ・・・と思い出しました。
日本にいると、どうしても「拳銃を持つ」と言う事がピンと来ないのだけど、私はいつまでもその「ピンと来ない」ままで一生を終わりたかったのに・・・・。
アメリカは銃を持つのに講習も許可証もなく、ただ、店へ行くだけで買えるわけ。
講習で使うんで、前日に銃弾を買いに行ったら、これもびっくり!
ほとんどその店には在庫がありませんでした。
オバマ大統領が連続の銃殺事件をきっかけに、全面的銃の規制を行うと声明を出したせいだと言う事ですが、怖いですよね。それだけ、銃弾をかかえている人たちがいると言う事ですから。
私が受けた講習は、ちゃんと保管の仕方のアイディアも教えてくれましたが、一番怖いのは、銃が盗まれて悪用される事だそうです。だから、保管をしっかりするようにと言われました。
約7時間にわたる講習と実践を受けましたが、やっぱり私は銃のない国がいいと思います。
確かに生きるために猟銃とかは必要かもしれませんが、マシンガンとか散弾銃なんて何で発明されちゃったんだろうか。
でもね・・・
これからママがクーガーからしっかり守ってあげるからね
あ、手にした事は以前にもあります。「要らない!!」って言うのに、サトレラパパが私の渡米前から、りボルバーを買ってくれてたので渡米してすぐに触らされました。
でも、私の主義は
「人を痛めつけたり、殺す武器は持たない」
ですから、アメリカ旅行で、拳銃を撃ちに行った!と言って喜んでいる人の気持ちがよく理解出来なかったし、理解したくもなかった。
だけど、この近所にクーガーが出没していると聞いて、レイラと自分の身を守るにはやはり銃を使わないといけないのかな?と考えた訳。
そうしたら、たまたまサトレラパパの武道仲間で、私の日本語の生徒でもあるケリーが『正しい銃の使い方』の講習を友達親戚向けに無料で開くと聞いて、サトレラパパは私のお尻を叩くわけです。
ケリーも
「無理に参加する事はないよ」
とか言いながら、銃の必要性を話すし・・・。
確かに自分の銃を持っているのに、扱い方を知らないのもよくないかな?とか、自分の身とレイラを野生動物から守るには銃を使わなくちゃいけないのかな?とか無理やり自分に言い聞かせて参加したわけです。
ケリーは元軍人で特殊部隊に入って色々と実戦をしてきた人なので、色々な銃の扱い方を知ってます。
ケリーのお姉さんが手伝いかねて講習に出ていて、私同様、銃を持つ必要性を感じていないし、持ちたくない考えの人でした。何故銃を持つか・・・の質問に私は犬と自分を守る為・・・・・と言いました。
そうしたら、お姉さんが
「私も銃を持ってるけど、クーガーを撃とうと思ったら、自分の犬を撃っちゃって、結局自分はクーガーに襲われたって事になりかねないから、今日は勉強に来たわ!」
とユニークなコメントを出してました。確かに、私も御多分に洩れず・・・かも
スライドを使ったり、本物の銃を触らせてもらったりしながら、銃を持つ人の心構えや態度から銃の構造、持ち方、弾の構造を勉強しました。
その後、実践です。お姉さんが帰っちゃったから銃を撃った経験が全くないのは私だけ・・・・。
待ち時間に談笑するサトレラパパたち
射撃場は広くて、いくつかの場所に分かれてます。
実践の前に、絶対に覚えておかなくてはいけない言葉
'cease firing'
これを聞いたら、即座に銃を置いてWaiting lineに戻る。
緊急事態発令!って事らしい。
お皿みたいなのを飛ばして打つクレイ射撃場、日本の遊園地にあるような室内射撃場、かと思うと、西部劇に出て来そうな雰囲気の射撃場
私たちの所は、小山を切り開いて出来たようなところ(って勝手に想像して下さい)で、撃ち損ねてもみんな山に当たる、って構造です。
耳栓をして、専用の眼鏡をかけ、インストラクターの合図で始めます。
”Load (装填)”
”Lock(撃てる状態にする)”
”Firing(発砲)!”
リチャードが買ってくれてた私の銃は、女性用で軽くて握りやすくなってますが、+P タイプです。
これは、高圧カートリッジの銃、つまり弾の飛ぶ速さが普通の物よりより早く、ターゲットに強い威力で当たるものだそうです。
色々説明を聞いたけど、「拳銃」なんて縁がないものだと思ってたから、実践で的を撃った時に、講習の内容が分かった気がしたくらいです。
人型のダンボールに紙皿をつけたものを撃つのだけど、撃った後の反動が大きくて手が大きくぶれるんです。それに、的を狙う方法が違ってたりして、最初の10発は紙皿にはあたらず、人型の左に結構集中してあたってました。
「紙皿には当たってないけど、同じあたりに弾が当たっているのはある意味、いい」
とか喜んでいいのか悪いのかわからないコメントをもらい、3回目はケリーがそばにいてアドバイスをしてくれました、そうしたら、な、なんと!!5発全部が紙皿に命中!
サトレラパパとケリーもびっくりした、と褒めてくれました。
サトレラパパの銃でもやってみたけど、重くて狙いが定まらず、結局自分の為に買ってもらったのが一番撃ちやすいのが判明。
ちなみにサトレラパパはこんなに当たってました。(もっとも弾の数が私のより多く入るやつなんだけど)
最後に、アンケートとテストで終わりです。このテストが全部英語!(当たり前!)
しかも、銃の専門用語とかやっぱりわかんないし・・。疲れた~
だけど、英語は第二言語なのに頑張ったね!とサトレラパパに褒められ、銃を携帯して歩いてもいいと言う許可証みたいのをもらいました。
でも、携帯している銃を取られてそれで殺されたら目もあてられないもんねぇだから、持たないよ。
それにしても、講習の中で銃を全面的に禁止した州もあると聞けば、アリゾナとユタだったか、自分の敷地に見知らぬ人が入っただけで、銃を撃ってもいいと言う州もあると知って、本当に怖いと思いました。
そんな理由で、銃で撃たれて死んだ日本人がいたっけ・・・と思い出しました。
日本にいると、どうしても「拳銃を持つ」と言う事がピンと来ないのだけど、私はいつまでもその「ピンと来ない」ままで一生を終わりたかったのに・・・・。
アメリカは銃を持つのに講習も許可証もなく、ただ、店へ行くだけで買えるわけ。
講習で使うんで、前日に銃弾を買いに行ったら、これもびっくり!
ほとんどその店には在庫がありませんでした。
オバマ大統領が連続の銃殺事件をきっかけに、全面的銃の規制を行うと声明を出したせいだと言う事ですが、怖いですよね。それだけ、銃弾をかかえている人たちがいると言う事ですから。
私が受けた講習は、ちゃんと保管の仕方のアイディアも教えてくれましたが、一番怖いのは、銃が盗まれて悪用される事だそうです。だから、保管をしっかりするようにと言われました。
約7時間にわたる講習と実践を受けましたが、やっぱり私は銃のない国がいいと思います。
確かに生きるために猟銃とかは必要かもしれませんが、マシンガンとか散弾銃なんて何で発明されちゃったんだろうか。
でもね・・・
これからママがクーガーからしっかり守ってあげるからね