沖縄の日常

日々変わり行く沖縄と自然とつれづれなるままに

勘違い?

2011年06月22日 | 日々のこと
 中学校の二年の頃だったと思う。家庭科の授業でSIZUKO先生が言った
「蛍光灯の光が点滅するのを見たら、寿命が短いと思いなさい」
授業中に、その言葉を聞いた私。一瞬心臓がドキンとなった。確かその数日前に家で、蛍光灯が点滅するのを見たからだ。
「・・・え~~~、どうしよう、どうしよう・・わたしの命は短いんだ・」
心配で心配で、私はその後の授業は耳に入らなかった。胸騒ぎばかりして。
 休み時間に友達にでも話せば、勘違いだとわかったのに。あまりにもショキングなことで、たぶん動揺していたのだと思う。
 誰にも言えないまま、かなり長い間心の奥底に抱えていた。嘘だと思うでしょうね~大抵の人は。でも、バカみたいな、こんな勘違いを私はしてしまう。

 私の寿命でなく、蛍光灯の寿命が短いのだと知った時は、
「な~んだ」
と思って飛び上がるほど嬉しかったのだ。しかし、私だけなのかな?勘違いしたのは。私だけなんだよね、きっと、ぼ~っとしていて、前後の話を聞いていなかった所為かも知れない。大きな勘違い。

 今は笑える・おはなしだが、私は、あの時の先生の顔と離れにあった校舎二階の家庭科室をはっきりと覚えている。
  
 
(写真は昔の沖縄の街並み風景三点。南風原ジャスコの中に再現されたもの:昭和30年代頃にタイムスリップしたような感覚に浸れます)


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