「真の文明は山を荒さず、川を荒さず村を破らず人を殺さざるべし」
「田中正造」の言葉である。足尾銅山より流出する鉱毒問題に、彼はたった一人で立ち向かった。半生をかけて農民の救済のため政府と戦った。演説会の開催、新聞等への働きかけ、あらゆる機会をとらえて執拗に訴え続けた。
沖縄移民の父と言われる久三は、当時奈良原県政に苦しむ沖縄の窮地を救おうと東西奔走した。その姿は田中正造に似ている。
久三は、彼の存在を知り、はるばる「沖縄から田中正造に会いに行った」。当山久三関係の本を読んでいた時に二人に交流があったということを知った時は本当に驚いた。
「真のリーダーは山を荒さず、川を荒さず村を破らず人を殺さざるべし」とも言えるのではないでしょうか。
梅雨に入った沖縄だけど、この一週間はほとんど曇りの予報が出ています。ブログ訪問ありがとうございます。