沖縄の日常

日々変わり行く沖縄と自然とつれづれなるままに

世界遺産登録・やんばるの森

2021年07月27日 | 日々のこと



 
 世界遺産の登録を審査するユネスコの世界遺産委員会は26日、日本政府が世界自然遺産に推薦した(奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島)の登録を決定した。
 
 国頭村や関係者の熱心な働きかけに感謝をし、おめでとうと心から喜びたい。
 
 20年ぐらい前、山原の森に初めて入った時の感動は忘れられない。

 ブロッコリーのようなイタジイの森は、今まで見たことのないイルカンダやナンバンギセルなどの植物が花を咲かせイイギリが真っ赤な実をつけていた。直前にそこを通ったであろうイノシシの足跡もあった。鳥の鳴き声もした。山歩きをしていた頃の思い出が沢山ある。
 
 驚いた事もある。
 深い山の中に、突然開けた場所があった。平らに整地された場所は、ヘリパットだという。自然豊かな森を削って。小さな沖縄の貴重な最後に残された自然なのに。こんな所まで犯してしまうなんて、なんということをするのだろうと。
 だから、米軍の北部訓練場がその中にあるままで登録となったのだろうかと疑問に思った。
 (写真は、26日タイムスの風刺画)

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