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浦添商対常葉菊川4対9.
負けちゃたけど、よく頑張って、ここまで勝ち進んで、県民に感動を与えてくれたと思います。
感謝。
甲子園球児の言葉「この仲間で一日でも長く勝ち進んでいきたいです」ジーンとくるせりふです。本当にこの一戦一戦こそがチームメイトと一緒にいられる日なのです。
うちの息子もかつて高校球児でした。私は野球のことはあまりわかりません。ただ、彼がキャプテンになった時、言ったことがあります。「誰も辞めさせるなよ」・・と。
高校最後の夏、最後の試合を終えた彼はチームメイトとともに泣いていました。私は、終わったね、ご苦労さんと握手しました。
ある時、息子が「おっか、俺たち誰も辞めてないぜ」・・と。私に自分の仲間が一人も辞めずに頑張って続けていることを得意そうに話してくれたことがありました。
最後の野球を終えた彼らに母たちがメッセージを送りました。
私は・・
私が、なぜ、あの時、「誰も辞めさせるなよ」そういったのかを話しました。
チームメイトは多いほうがいい。みんなはレギュラー争いで大変かもしれないけど・・でもだからこそ強くなれたんだよ、一人で強くなったと思わないで欲しい。仲間の肩を貸してもらったから強くなったという気持ちと、三年間頑張ったけど、試合に出られない仲間もたくさんいたことを忘れないで欲しい。
炎天下の中での厳しい汗と涙の練習も、この仲間がいたから絶えてこれたと思います。
高校野球は終わって、それぞれの道に進んでいきますが、これからの人生の方がもっと辛いことがあるかもしれない。だけど、合宿で同じ釜の飯
を食べて,辛い体験をともにしてきた仲間というのは、一生の友人になります。苦しい練習の日々は、これからの人生に大きな励みとなります。
この仲間が25人もいるということは、誰かがめげそうになったら助けあうことができる、自分がめげそうになったら、自分だけじゃない!みんなも頑張っているんだ、というのが励みになります。ここで培った友情を大事にこれからの道を進んでいって下さい。
と、そんなことを私自身の高校時代の体験をも交えながら話しました。