「沢木耕太郎」と言う名前は昔からよく知っていた。
彼がバックパッカーで旅に出たのはもうすぐ半世紀近くになる。
出版されたのは36年も前になるが全然古い感じがしないし、面白いし。文書が読みやすい。
みんなの言う通りバックパッカーのバイブルというのが解るし、私が読んだ紀行本の中では最高だと思う。
第一便を読み終えたばかりだが、次がすぐ読みたくなる。
だけど今まで何で読まなかったのだろう。
こんなの言ってはいけないかもしれないが、本の装画が私にはですよ、あまり好きになれない。だからなのかなぁ、今まで読まなかったのが不思議なくらいだ。
私は24歳ぐらいに初めての海外旅行でシンガポールとマレーシアに行った。そして12年前に香港にも行ったので、この第一便の東南アジア編は記憶を手繰り寄せながら懐かしい気持ちになった。
今夜からは第二便に出発です。