名将会ブログ (旧 名南将棋大会ブログ)

名古屋で将棋大会を開いています。
みなさんの棋力向上のための記事を毎日投稿しています。

SS4-7 ノーマル中飛車に居飛車穴熊(5)

2024-10-24 | 基本定跡の研究

この図で

75歩からの攻めがねらいでした。受けるのは84歩で、75歩同歩86銀には85歩

75銀74歩84銀81飛

銀は死ぬので7筋の攻めは失敗です。

戻って

46角45歩68角

先手は角を移動します。21飛ならば45歩同歩同角53角

1歩持ったので、15歩同歩13歩41飛15香

端が破れます。解説では52銀左47歩96歩同歩97歩・・・後手は端攻めで勝負しているのですが、ちゃんと対応すれば先手有利です。AIに聞くと、「敵の打ちたいところに打て」で後手から47歩を打ち、12歩成52銀左

13角成12香同馬48歩成

この図の評価値は-78、互角の範囲ながら、先手としては不満です。

戻って

ここは78飛とするのが良く、85歩に75歩同歩76歩

1歩は7筋に使うのが正解のようです。この図の評価値は+155の先手ペース。

もっと戻って

後手は21飛ではつまらなかったので、別の手を探します。5筋の歩を切るよりは、53角24歩同歩同飛44角

角を移動して55歩同歩同角をねらう方が優ります。この図の評価値は+58の互角。先手としてはつまらないです。

元のこの図から

59角~37角と使う (さらに右銀を移動する) のは手数がかかり、破壊力があるわけではないのでつまらない指し方のようです。

コメント
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