名将会ブログ (旧 名南将棋大会ブログ)

名古屋で将棋大会を開いています。
みなさんの棋力向上のための記事を毎日投稿しています。

大山将棋研究(2024);陽動向い飛車(丸田祐三)

2021-06-26 | 大山将棋研究

今日の棋譜20210626

昭和33年11月、丸田祐三先生と第18期A級順位戦です。

丸田先生の先手で、振り飛車模様に見えましたが居飛車です。中央に銀を二枚並べる戦型になるのでしょうか。

大山先生は角交換せずに44歩から駒組です。矢倉か雁木になるのでしょう。

丸田先生は陽動向い飛車にしてしまいました。雁木にして角交換されると指しにくいというのが現代将棋の常識でしたが、この頃もでしょうか。今では角交換でも構わないと雁木が流行していますが。やむを得ずか最初から予定かわかりませんが、丸田先生は飛を振らないと思っていました。ひねり飛車は指すのですが。

美濃囲いにできないのは仕方ないとしても、25歩をとがめられたら悪くなります。桂馬で取りに来られました。

大山先生は金を右に寄せてから

21飛~24歩という構想でもなく、桂馬で歩を取ります。現代感覚ならば28銀~27銀~28玉と銀冠にしておくところですが、

丸田先生は26銀、24歩には45歩を突かれて銀取りになるのを避けて59角。

崩れた矢倉で堅くないです。対して大山先生の金銀の動かし方が独特です。金を3段目にしています。23銀~32金と組みかえるのでしょうか。

丸田先生は65歩を突くのですが、作戦負けなので何もしないで待っているほうが良いです。先手番で千日手ねらいでも仕方のないところ。

6筋の歩を交換されるのはマイナスです。それでも位を保ち

5筋の歩を交換します。

だけど飛を使われて

56歩を打てば65歩も取られます。桂馬をぶつけて

交換する、まだまだのようにも見えますが、歩切れで2歩損です。

角頭を攻められて

後手のさばきを抑えるために桂馬を打って守ります。

それでも76歩を払えればまだ頑張れそうなのですが、77桂を打たれます。88飛とすれば69桂成~77歩成で困るので

74歩同銀15歩、15同歩ならば同銀と攻めるのでしょう。18歩同香17歩もあるのでうまくいかなさそうですが。

大山先生は8歩、同歩同飛14歩、少し丸田先生にも勝負の芽が出てきたようです。

89飛成79歩69桂成

76飛83竜(75歩は86飛)に86角。1枚捨てるのですが、86同角同飛同竜は13歩成から王手竜取りをねらいます。

75歩を同角同銀同飛同角同桂。一応飛角はさばきました。

81竜13歩成、これがどれだけ厳しいかですが。

香を交換しても後手玉を寄せるには足りないようです。後手から19飛も怖いので

9強16歩48銀、これは粘っているようでも、駒損ですから次第に悪くなります。

49角に28玉は、角のラインを避け、17香から清算して15桂の攻めを受けた手です。

21銀に39玉は何を受けているのかわかりませんが、角を成られては藪蛇でしょう。

香を捨てられて

27同金49飛38玉87竜で投了でした。指すならば57銀打か57香くらい。59成桂~48飛成か、66歩~67歩成か、47馬同玉29飛成か。

 

丸田先生の序盤が失敗です。端を攻め、強引にさばきましたが攻めになりませんでした。

 

#KIF version=2.0 encoding=Shift_JIS
# ---- Kifu for Windows V7 V7.46 棋譜ファイル ----
開始日時:1958/11/24
手合割:平手  
先手:丸田祐三8段
後手:大山王将
手数----指手--
   1 7六歩(77)  
   2 8四歩(83)  
   3 5六歩(57)  
   4 8五歩(84)  
   5 7七角(88)  
   6 5四歩(53)  
   7 6八銀(79)  
   8 3四歩(33)  
   9 2六歩(27)  
  10 4四歩(43)  
  11 2五歩(26)  
  12 3三角(22)  
  13 4八銀(39)  
  14 5二金(61)  
  15 5七銀(48)  
  16 6二銀(71)  
  17 6六歩(67)  
  18 3二銀(31)  
  19 6七銀(68)  
  20 4二角(33)  
  21 8八飛(28)  
  22 4三銀(32)  
  23 3六歩(37)  
  24 7四歩(73)  
  25 4六歩(47)  
  26 3二金(41)  
  27 4八玉(59)  
  28 4一玉(51)  
  29 5八金(69)  
  30 3三桂(21)  
  31 3八金(49)  
  32 7三桂(81)  
  33 3九玉(48)  
  34 1四歩(13)  
  35 1六歩(17)  
  36 8一飛(82)  
  37 4七金(58)  
  38 5三角(42)  
  39 9六歩(97)  
  40 4二金(32)  
  41 4八銀(57)  
  42 3二玉(41)  
  43 3七銀(48)  
  44 2五桂(33)  
  45 2六銀(37)  
  46 2四歩(23)  
  47 5九角(77)  
  48 3三金(42)  
  49 5八銀(67)  
  50 2二玉(32)  
  51 5七銀(58)  
  52 3二銀(43)  
  53 2八玉(39)  
  54 4三金(52)  
  55 2七玉(28)  
  56 9四歩(93)  
  57 6五歩(66)  
  58 6四歩(63)  
  59 同 歩(65)  
  60 同 角(53)  
  61 6五歩打    
  62 4二角(64)  
  63 6六銀(57)  
  64 6三銀(62)  
  65 5五歩(56)  
  66 同 歩(54)  
  67 同 銀(66)  
  68 5一飛(81)  
  69 5六歩打    
  70 6五桂(73)  
  71 7七桂(89)  
  72 5四歩打    
  73 6六銀(55)  
  74 7七桂成(65)
  75 同 角(59)  
  76 6五歩打    
  77 5七銀(66)  
  78 7五歩(74)  
  79 同 歩(76)  
  80 7六歩打    
  81 5九角(77)  
  82 7一飛(51)  
  83 6七桂打    
  84 8一飛(71)  
  85 7八飛(88)  
  86 7七桂打    
  87 7四歩(75)  
  88 同 銀(63)  
  89 1五歩(16)  
  90 8六歩(85)  
  91 同 歩(87)  
  92 同 飛(81)  
  93 1四歩(15)  
  94 8九飛成(86)
  95 7九歩打    
  96 6九桂成(77)
  97 7六飛(78)  
  98 8三龍(89)  
  99 8六角(59)  
 100 7五歩打    
 101 同 角(86)  
 102 同 銀(74)  
 103 同 飛(76)  
 104 同 角(42)  
 105 同 桂(67)  
 106 8一龍(83)  
 107 1三歩成(14)
 108 同 香(11)  
 109 同 香成(19)
 110 同 玉(22)  
 111 1四歩打    
 112 2三玉(13)  
 113 1九香打    
 114 1六歩打    
 115 4八銀(57)  
 116 4九角打    
 117 2八玉(27)  
 118 2一銀(32)  
 119 3九玉(28)  
 120 5八角成(49)
 121 6三桂成(75)
 122 2七香打    
 123 同 金(38)  
 124 4九飛打    
 125 3八玉(39)  
 126 8七龍(81)  
 127 投了        
まで126手で後手の勝ち

 

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大山将棋問題集20210625

2021-06-25 | 大山将棋研究

後手番升田先生の手を考えます。

第1問

 

と金攻めの受けはないので攻め合います。

A 74飛  B 86金  C 86歩

 

第2問

 

先手の攻め駒は2枚だけですが、しつこいです。

A 82飛  B 53金  C 79歩成

 

第3問

 

受けきれないので攻めます。

A 76角打  B 58と  C 48歩

 

第4問

 

ぴったりした手で後手勝ちになります。

A 48金  B 72飛  C 44飛

 

第5問

 

即詰みです。

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大山将棋研究(2023);四間飛車に右64銀急戦(升田幸三)

2021-06-25 | 大山将棋研究

今日の棋譜20210625

昭和33年11月、升田幸三先生と第9期九段戦第2局です。

大山先生の四間飛車です。

升田先生は端の位を取ってから急戦のようです。

右64銀の急戦になりました。

78飛と備えられても75歩から攻めるのが定跡なのですが、まだ定跡のない時代です。72飛とすると、対塚田戦のように65歩を突いて

77角成同桂で銀取りが残ります。(でもこの形ならば65歩に55銀はあったのかも。)

53銀に大山先生は85桂としていたのですが、後手に55角を打たれて面白くありませんでした。56銀はその55角を防いだ工夫です。升田先生は自陣角を打ちます。このままだと82飛~86歩同歩同飛があるので

67金に75歩同歩同飛

76歩72飛と進んで居飛車が成功しているかどうか。大山先生は45歩を突くのですが、46角を打ちたいということなのでしょう。後手から見ると45銀のほうが嫌だと思いますが。

82飛に46角を打たないで(84飛91角成86歩同歩同飛)88飛としたので55歩。

47銀引64歩同歩66歩、66同金は56歩ですから

68金64銀は後手ペースです。

86歩75歩

85桂に76歩、ねらいとしては56歩~67歩成です。

78飛75銀74歩63金、後手よしに見えたけれど、金が離れるのでは難しいのでしょう。

35歩74金

34歩86銀63歩

85金で後手の駒得です。大山先生は歩切れになるのに74歩、これは71角を打つと72飛~77歩成とされるからでしょうが、効果は薄いので後手有利になった感じです。

75銀71角84飛62歩成、駒損の大山先生は と金作りでカバーできるか。

でも歩切れなので86歩に88歩の受けがありません。63と87歩成

62角成77歩成79飛78歩52と、互いにと金を使って攻め合います。

52同金同馬68と

51金31金。大山先生は駒損で、攻め駒は2枚だけ、切れたら終わりです。

31同金同角41金82飛(これが受けの好手)

31金同玉までは良いとして、61馬では弱すぎます。63角とつなぐくらいだったか。

79歩成44歩32金、こうなると大山先生の攻めが切れているのがわかります。

54角に升田先生は64飛ですか。強い受けですが53金くらいが普通です。

43歩成54飛32と同玉、角金を取り合って

44歩53金

71馬84飛45金

74飛左53馬同銀43金、これで銀を取れるので、大山先生の攻めが切れることは無くなりました。

升田先生は寄せ合います。角を打って金取り。

35金に58と が利くのですか。

角を切って王手金取り。

35金を取った図は大きな駒得です。自然な43歩成には34飛があって、45金は両取りですがひもが付いているので大山先生の攻めは届きません。

33銀12玉65角、攻防に角を打ちます。後手玉は2手すき、何かもらうと詰む形です。

升田先生は36歩同銀46角

37桂と跳ねさせて44飛、うまく飛を使えました。44同銀成同飛は詰めろになります。

32角成33桂同歩成、この図も詰めろになっていて

ここまで。

 

金銀が前に出ていくので不安な形ですが、後手の駒得が大きいようです。先手の攻め駒が少ないから。升田先生の受け方は独特です。大駒を遠く使って受けている感じで、それを使って1手勝ちに収束させます。

 

#KIF version=2.0 encoding=Shift_JIS
# ---- Kifu for Windows V7 V7.46 棋譜ファイル ----
開始日時:1958/11/19
手合割:平手  
先手:大山王将
後手:升田幸三九段
手数----指手--
   1 7六歩(77)  
   2 8四歩(83)  
   3 7八銀(79)  
   4 3四歩(33)  
   5 6六歩(67)  
   6 6二銀(71)  
   7 6八飛(28)  
   8 4二玉(51)  
   9 4八玉(59)  
  10 3二玉(42)  
  11 3八玉(48)  
  12 1四歩(13)  
  13 2八玉(38)  
  14 1五歩(14)  
  15 3八銀(39)  
  16 5二金(61)  
  17 9六歩(97)  
  18 5四歩(53)  
  19 6七銀(78)  
  20 7四歩(73)  
  21 5八金(69)  
  22 4二銀(31)  
  23 4六歩(47)  
  24 5三銀(62)  
  25 3六歩(37)  
  26 8五歩(84)  
  27 7七角(88)  
  28 6四銀(53)  
  29 7八飛(68)  
  30 7二飛(82)  
  31 6五歩(66)  
  32 7七角成(22)
  33 同 桂(89)  
  34 5三銀(64)  
  35 5六銀(67)  
  36 2二角打    
  37 6七金(58)  
  38 7五歩(74)  
  39 同 歩(76)  
  40 同 飛(72)  
  41 7六歩打    
  42 7二飛(75)  
  43 4五歩(46)  
  44 8二飛(72)  
  45 8八飛(78)  
  46 5五歩(54)  
  47 4七銀(56)  
  48 6四歩(63)  
  49 同 歩(65)  
  50 6六歩打    
  51 6八金(67)  
  52 6四銀(53)  
  53 8六歩(87)  
  54 7五歩打    
  55 8五桂(77)  
  56 7六歩(75)  
  57 7八飛(88)  
  58 7五銀(64)  
  59 7四歩打    
  60 6三金(52)  
  61 3五歩(36)  
  62 7四金(63)  
  63 3四歩(35)  
  64 8六銀(75)  
  65 6三歩打    
  66 8五金(74)  
  67 7四歩打    
  68 7五銀(86)  
  69 7一角打    
  70 8四飛(82)  
  71 6二歩成(63)
  72 8六歩打    
  73 6三と(62)  
  74 8七歩成(86)
  75 7九飛(78)  
  76 7七歩成(76)
  77 6二角成(71)
  78 7八歩打    
  79 5二と(63)  
  80 同 金(41)  
  81 同 馬(62)  
  82 6八と(77)  
  83 4一金打    
  84 3一金打    
  85 同 金(41)  
  86 同 角(22)  
  87 4一金打    
  88 8二飛(84)  
  89 3一金(41)  
  90 同 玉(32)  
  91 6一馬(52)  
  92 7九歩成(78)
  93 4四歩(45)  
  94 3二金打    
  95 5四角打    
  96 6四飛打    
  97 4三歩成(44)
  98 5四飛(64)  
  99 3二と(43)  
 100 同 玉(31)  
 101 4四歩打    
 102 5三金打    
 103 7一馬(61)  
 104 8四飛(82)  
 105 4五金打    
 106 7四飛(54)  
 107 5三馬(71)  
 108 同 銀(42)  
 109 4三金打    
 110 2二玉(32)  
 111 5三金(43)  
 112 6七角打    
 113 3五金(45)  
 114 5八と(68)  
 115 同 金(49)  
 116 同 角成(67)
 117 同 銀(47)  
 118 4六角打    
 119 3七銀(38)  
 120 3五角(46)  
 121 3三銀打    
 122 1二玉(22)  
 123 6五角打    
 124 3六歩打    
 125 同 銀(37)  
 126 4六角(35)  
 127 3七桂(29)  
 128 4四飛(74)  
 129 3二角成(65)
 130 3三桂(21)  
 131 同 歩成(34)
 132 3七角成(46)
 133 投了        
まで132手で後手の勝ち

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大山将棋問題集20210624

2021-06-24 | 大山将棋研究

後手番升田先生の手を考えます。

第1問

 

先手のねらいを手堅く受けます。

A 36銀  B 54金  C 81竜

 

第2問

 

詰めろをかけます。

A 35桂  B 36香  C 36桂

 

第3問

 

詰めろ逃れの詰めろをかけられました。

A 37香成  B 13金  C 54竜

 

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大山将棋研究(2022);三間飛車に65歩急戦(升田幸三)

2021-06-24 | 大山将棋研究

今日の棋譜20210624

昭和33年11月、升田幸三先生と名人A級選抜勝継戦です。

大山先生は大野流の三間飛車です。二人の兄弟子だから採用したのでしょうか。

この頃は端を受けません。升田先生は端の位は取ったけれど

急戦をねらっています。大山先生の46銀は急戦の対策で、65歩に55歩同歩65歩というようなさばき方を考えています。

升田先生は右桂を跳ねて65歩ねらいというよりは先手からの65歩を受けた感じです。

26歩44銀57銀、大山先生の57銀は変な感じですが、55歩同歩同銀とぶつけられるのを警戒したのでしょうか。

升田先生は5藤の歩を交換しておきます。

この形で1歩持っているので

86歩に同歩は88歩が利きます。ゆえに86歩同角53銀引、

銀を立て直して65歩の攻めです。急戦と呼ぶにはかなり手数がかかっていますが、昔からある指し方です。

大山先生は45歩同銀65歩、軽い指し方で6筋の逆襲が成立するかどうか。

88角成に64歩は87馬でうまくいかないということなのでしょう、角をぶつけます。

升田先生は77同馬同桂87飛成もあるのでしょうけれど、87馬68飛67歩。67同飛は76馬69飛68歩と進むのでしょう。

48飛77馬同桂89飛成、空成りですが竜を作った分は後手の駒得です。先手玉が堅く、攻め駒は1対2、ということで後手が指しやすいです。

64歩同金44歩、44同歩には62角です。

升田先生は52金43歩成同銀、こうやって受けるものなのですね。

72角には44歩

61角成に69角は36銀をねらっています。

37金は45飛同歩44歩のねらいがあります。それを緩和する意味で竜を引き上げて馬取り。

62歩に54金、45飛の筋を消しての受けつぶしです。

75歩は嫌なところですが36銀と出て銀金を交換、

馬を作り、潜っておきます。後手の駒得が少し拡大しました。

74歩に85桂、桂交換すると45桂や36桂があります。

55歩同金45歩同金、もう大山先生は暴れるしかないですが、

45飛同歩に44歩ではなくて65桂でした。44歩は77桂成43歩成同金、金銀だけでは寄せ切れないと見ましたか。

51金打に82歩

82同竜73歩成84竜72馬、どうにか攻める形になりました。

75竜61歩成

61同金同馬65竜62金打、重い攻め方ですが

と金を使えば攻め駒は4枚くらいあります。升田先生は78飛で寄せ合いへ。

52と には金を逃げる方が普通(33金53と54銀)に見えますが、98飛成で良いのかなあ?

42と同玉52金打。ここも玉を逃げる方が普通です。

52同銀同馬33玉、先手の攻め駒は3枚だけれど(62金が働いていない)後手玉は裸です。

42銀24玉43馬36香。この寄せ合いはどちらが良いでしょうか。先手玉は詰めろで、36同銀同馬でも詰めろのまま。

25歩14玉34馬、これは後手から35桂を打てなくなっているので詰めろ逃れの詰めろです。先手有利になったようですが、

升田先生の54竜が好手です。詰めろ逃れですが44歩を打たれて詰めろが計測していますが、

37香成同桂27銀

27同玉36金28玉37金

竜の位置が変わっているので、37同玉に57竜と銀を取れます。

なので即詰みなのでした。升田先生の54竜も詰めろ逃れの詰めろだったのですね。

 

升田先生は仕掛けが成功して、終盤では優勢に近かったと思うのですが、受け間違えているのではないでしょうか。でもそのために詰めろ逃れの詰めろの応酬があって、面白い最終盤になりました。どこまでわかって指していたのでしょうね。

 

#KIF version=2.0 encoding=Shift_JIS
# ---- Kifu for Windows V7 V7.46 棋譜ファイル ----
開始日時:1958/11/14
手合割:平手  
先手:大山王将
後手:升田幸三名人
手数----指手--
   1 7六歩(77)  
   2 8四歩(83)  
   3 5六歩(57)  
   4 8五歩(84)  
   5 7七角(88)  
   6 5四歩(53)  
   7 6八銀(79)  
   8 3四歩(33)  
   9 6六歩(67)  
  10 6二銀(71)  
  11 5七銀(68)  
  12 5二金(61)  
  13 7八飛(28)  
  14 4二玉(51)  
  15 4八玉(59)  
  16 3二玉(42)  
  17 3八玉(48)  
  18 4二銀(31)  
  19 2八玉(38)  
  20 1四歩(13)  
  21 3八銀(39)  
  22 1五歩(14)  
  23 5八金(69)  
  24 6四歩(63)  
  25 3六歩(37)  
  26 7四歩(73)  
  27 4六銀(57)  
  28 5三銀(62)  
  29 6八飛(78)  
  30 7三桂(81)  
  31 2六歩(27)  
  32 4四銀(53)  
  33 5七銀(46)  
  34 6三金(52)  
  35 4六歩(47)  
  36 5五歩(54)  
  37 同 歩(56)  
  38 同 銀(44)  
  39 5六歩打    
  40 4四銀(55)  
  41 6九飛(68)  
  42 8六歩(85)  
  43 同 角(77)  
  44 5三銀(44)  
  45 9六歩(97)  
  46 5四銀(53)  
  47 9八香(99)  
  48 4四角(22)  
  49 4七金(58)  
  50 6五歩(64)  
  51 4五歩(46)  
  52 同 銀(54)  
  53 6五歩(66)  
  54 8八角成(44)
  55 7七角(86)  
  56 8七馬(88)  
  57 6八飛(69)  
  58 6七歩打    
  59 4八飛(68)  
  60 7七馬(87)  
  61 同 桂(89)  
  62 8九飛成(82)
  63 6四歩(65)  
  64 同 金(63)  
  65 4四歩打    
  66 5二金(41)  
  67 4三歩成(44)
  68 同 銀(42)  
  69 7二角打    
  70 4四歩打    
  71 6一角成(72)
  72 6九角打    
  73 3七金(47)  
  74 8一龍(89)  
  75 6二歩打    
  76 5四金(64)  
  77 7五歩(76)  
  78 3六銀(45)  
  79 同 金(37)  
  80 同 角成(69)
  81 3七銀打    
  82 6九馬(36)  
  83 7四歩(75)  
  84 8五桂(73)  
  85 5五歩(56)  
  86 同 金(54)  
  87 4五歩打    
  88 同 金(55)  
  89 同 飛(48)  
  90 同 歩(44)  
  91 6五桂(77)  
  92 5一金打    
  93 8二歩打    
  94 同 龍(81)  
  95 7三歩成(74)
  96 8四龍(82)  
  97 7二馬(61)  
  98 7五龍(84)  
  99 6一歩成(62)
 100 同 金(51)  
 101 同 馬(72)  
 102 6五龍(75)  
 103 6二金打    
 104 4二金(52)  
 105 6三と(73)  
 106 7八飛打    
 107 5二と(63)  
 108 9八飛成(78)
 109 4二と(52)  
 110 同 玉(32)  
 111 5二金打    
 112 同 銀(43)  
 113 同 馬(61)  
 114 3三玉(42)  
 115 4二銀打    
 116 2四玉(33)  
 117 4三馬(52)  
 118 3六香打    
 119 2五歩(26)  
 120 1四玉(24)  
 121 3四馬(43)  
 122 5四龍(65)  
 123 4四歩打    
 124 3七香成(36)
 125 同 桂(29)  
 126 2七銀打    
 127 同 玉(28)  
 128 3六金打    
 129 2八玉(27)  
 130 3七金(36)  
 131 同 玉(28)  
 132 5七龍(54)  
 133 4七香打    
 134 同 馬(69)  
 135 同 銀(38)  
 136 4六銀打    
 137 投了        
まで136手で後手の勝ち

 

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大山将棋問題集20210623

2021-06-23 | 大山将棋研究

先手番升田先生の手を考えます。

第1問

 

2筋を攻められて少し苦しいようですが。

A 46歩  B 45桂  C 35歩

 

第2問

 

時には俗手で攻められて困るということもあるのですが、この手が利きました。

A 44桂  B 26銀  C 25歩

 

第3問

 

この手で升田先生有利に変わります。

A 76銀  B 35銀  C 47飛

 

第4問

 

後手の攻め駒が足りません。いろいろ指したいところですが、まずはこれ。

A 47歩  B 69桂  C 74桂打

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大山将棋研究(2021);四間飛車に45歩急戦(升田幸三)

2021-06-23 | 大山将棋研究

今日の棋譜20210623

昭和33年11月、升田幸三先生(名人九段)と第9期九段戦第1局です。

大山先生の四間飛車です。

升田先生は急戦の57銀左、この頃には市民権を得たようです。

この頃の大山先生は9筋を受けないことが多いです。急戦を警戒していたのでしょう。升田先生の振り飛車ならば動きたいから端を受けないということがありました。さて中央位取りを嫌ったのか54歩を突いたところで、升田先生は46歩を突きます。

15歩25歩33角、端の形が違いますが、現代の定跡では45歩から仕掛けて先手十分でしょう。

37桂はちょっとミスになるのですが、向い飛車にされると45歩を突きにくなっています。

47銀64歩(これを待っていた)45歩、

角を交換すると31角を打てるというのが対向い飛車のときの45歩の急戦です。ただし31角の前に88角44角同角同銀を入れておくことになっています。

馬を作っても後手の44角が好位置なのです。

1歩持っているので、向い飛車からは2筋を攻めることができます。

24同歩26歩に45桂、

45同桂46銀左、これでバランスはとれているようです。升田先生は二枚銀の形が生きました。24飛には45銀71角46馬でしょうか。

大山先生は63銀86馬37桂成同銀24飛、2筋の攻めをねらいます。

38銀には27桂の俗手、こういうのは悪くなることのほうが多いのですが。

25歩は取れないですか。26銀同飛27銀がおもしろくないということなのでしょう。21飛に

27銀同歩成同飛。銀桂交換でも馬があるし、持ち駒の戦力の差がありますから先手が少し良さそうです。

53角には75桂

64銀に96馬、端の位が生きて、升田先生は馬が使いやすいのでした。63桂成を受けて

62金上、68金上に71飛は74歩ねらいですから86桂。ここは升田先生の桂3枚が働いています。

後の展開でわかるのですが、大山先生の35歩というのが方向違いになります。24歩に26歩

26同銀を利かしとも見えるのですが。2,3筋に手を付けないで75桂を取るほうが良かったのでしょう。

75同歩に84桂、桂馬の活躍する将棋です。

97馬76銀65銀、難しい手順が続きます。この銀は互いに取ってもらいたいところ。

63金左に47飛。大山先生が2,3筋をいじったために、先手に飛を使われてしまいました。35銀もあるので

36歩に76銀同桂65桂、角を逃げることができません。

68桂成同金45歩53桂成同金上。角金交換で馬を作られていますから後手の駒損です。升田先生が指しやすく、自陣に手を入れるのが普通だと思いますが、その手の入れ方が良くわかりません。

96馬は攻めの手で、桂を打たれました。これは馬が守りに働いていないので

85角を打って催促の攻防手です。銀を打たれて

77玉68桂成同玉46金、金銀3枚の攻めなのでなんとかなりそうではありますが。

49飛78金58玉62歩、これは駒を渡せない形ですが、後手が指し切ったのではないでしょうか。

47歩37金39飛31飛、これくらい利かせば、ちょっとくらい駒を渡しても先手玉は詰まないです。

65桂64金左63角成

74桂同歩同桂。74同金同歩しかないですが、後手玉は詰めろ、先手玉に詰み筋はありません。ということで投了でした。

 

次第に急戦の定跡が開発されていく時代です。序盤知識の復習になりますね。

難しい応酬が続きますが、升田先生のほうが少し押しています。馬の存在や攻めに参加している駒(飛馬銀銀桂)の数が違うからでしょう。端の位も効果がありました。

 

#KIF version=2.0 encoding=Shift_JIS
# ---- Kifu for Windows V7 V7.46 棋譜ファイル ----
開始日時:1958/11/11
手合割:平手  
先手:升田幸三九段
後手:大山王将
手数----指手--
   1 7六歩(77)  
   2 3四歩(33)  
   3 2六歩(27)  
   4 4四歩(43)  
   5 4八銀(39)  
   6 3二銀(31)  
   7 6八玉(59)  
   8 4二飛(82)  
   9 7八玉(68)  
  10 6二玉(51)  
  11 5八金(49)  
  12 7二玉(62)  
  13 5六歩(57)  
  14 8二玉(72)  
  15 3六歩(37)  
  16 7二銀(71)  
  17 6八銀(79)  
  18 4三銀(32)  
  19 5七銀(68)  
  20 5四歩(53)  
  21 9六歩(97)  
  22 1四歩(13)  
  23 9五歩(96)  
  24 5二金(41)  
  25 4六歩(47)  
  26 1五歩(14)  
  27 2五歩(26)  
  28 3三角(22)  
  29 3七桂(29)  
  30 2二飛(42)  
  31 4七銀(48)  
  32 6四歩(63)  
  33 4五歩(46)  
  34 同 歩(44)  
  35 3三角成(88)
  36 同 桂(21)  
  37 3一角打    
  38 2一飛(22)  
  39 6四角成(31)
  40 4四角打    
  41 7七桂(89)  
  42 2四歩(23)  
  43 同 歩(25)  
  44 2六歩打    
  45 4五桂(37)  
  46 同 桂(33)  
  47 4六銀(57)  
  48 6三銀(72)  
  49 8六馬(64)  
  50 3七桂成(45)
  51 同 銀(46)  
  52 2四飛(21)  
  53 4五歩打    
  54 7一角(44)  
  55 3八銀(47)  
  56 2七桂打    
  57 2五歩打    
  58 2一飛(24)  
  59 2七銀(38)  
  60 同 歩成(26)
  61 同 飛(28)  
  62 5三角(71)  
  63 7五桂打    
  64 6四銀(63)  
  65 4四歩(45)  
  66 同 銀(43)  
  67 9六馬(86)  
  68 6二金(61)  
  69 6八金(69)  
  70 7一飛(21)  
  71 8六桂打    
  72 3五歩(34)  
  73 2四歩(25)  
  74 2六歩打    
  75 同 銀(37)  
  76 7五銀(64)  
  77 同 歩(76)  
  78 8四桂打    
  79 9七馬(96)  
  80 7六銀打    
  81 6五銀打    
  82 6三金(52)  
  83 4七飛(27)  
  84 3六歩(35)  
  85 7六銀(65)  
  86 同 桂(84)  
  87 6五桂(77)  
  88 6八桂成(76)
  89 同 金(58)  
  90 4五歩打    
  91 5三桂成(65)
  92 同 金(62)  
  93 9六馬(97)  
  94 7六桂打    
  95 8五角打    
  96 8九銀打    
  97 7七玉(78)  
  98 6八桂成(76)
  99 同 玉(77)  
 100 4六金打    
 101 4九飛(47)  
 102 7八金打    
 103 5八玉(68)  
 104 6二歩打    
 105 4七歩打    
 106 3七金(46)  
 107 3九飛(49)  
 108 3一飛(71)  
 109 6五桂打    
 110 6四金(53)  
 111 6三角成(85)
 112 同 歩(62)  
 113 7四桂打    
 114 同 歩(73)  
 115 同 桂(86)  
 116 投了        
まで115手で先手の勝ち

 

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大山将棋問題集20210622

2021-06-22 | 大山将棋研究

先手番大山先生の手を考えます。

第1問

 

ずっと悪かったのですが、これで難しくなりました。

A 48銀打  B 33銀  C 45桂

 

第2問

 

欲しい駒があります。

A 22飛  B 66銀  C 95飛

 

第3問

 

これが冷静です。

A 99飛  B 46銀打  C 32銀打

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大山将棋研究(2020);四間飛車に右64銀急戦(塚田正夫)

2021-06-22 | 大山将棋研究

今日の棋譜20210622

昭和33年11月、塚田正夫先生と第18期A級順位戦です。

大山先生の四間飛車です。

塚田先生は7筋をねらう急戦です。これは新しい考え方です。

78飛に64銀、右64銀の急戦です。ただし初期のころなので手順を間違っています。82飛のままで64銀として、75歩78飛76歩同銀72飛と攻めるのが現代の定跡です。先手が78銀の形の場合は、72飛~75歩同歩64銀と攻めるのです。

大山先生は65歩、77角成同桂で銀取りが残ります。こういうのが余計な変化なので、定跡書には書いてありません。古い棋譜には時々見られます。

53銀引85桂、これは振り飛車よしに見えるのですが。

55角には66角があるので無効、ではありません。

46角37銀55角、序盤で後手が1筋の位を取り、46歩と36歩を突かせたのが生きています。先手玉が薄くなったので後手が指しやすいはず。

55角同歩75歩。大山先生は1歩かすめ取られたので85桂を殺されそうです。急いで攻めねばなりません。75歩同歩73歩は先手よしでしょうが、

82飛86歩87角から

馬を作れば塚田先生の有利です。74歩には72歩と謝っておいて、73歩成同歩同桂成(か不成)86飛では後手が良いでしょう。

38金64馬76飛、ここまでは良いですが、

54銀は失敗で、35歩を突かれて忙しくなった感じです。35同歩は71角ですね。銀を立たなければゆっくりできたのですが。

84歩に93桂成、先に94歩を突いてあれば。

93同桂85歩94歩86歩

93歩成85飛26飛。でも桂を交換しただけではあります。93と を使われなければよろしい。

87歩成に76銀

86飛95角に56歩、56同飛は45銀が良い味です。

ということで86角同と67銀。玉の堅さを同等と見ても、64馬と26飛の働きの違いがありますから、後手が指しやすいままです。ここでは単に35歩を取っておくくらいが良いのでしょうが、

14桂46飛55銀、飛を攻めていくのも悪くはないです。ただし14桂が働くかどうか。

48飛57歩成同金77と と金の働きにも差があって、後手が指しやすいです。

56銀に75角

47飛56銀同金67銀

58歩78と、塚田先生が先に攻めています。でも65歩を打たれて

56銀成同歩65馬、ちょっと攻めが弱まった瞬間に、

34歩56馬45桂。この受け方が難しいのです。もちろん飛を取るのはだめですし、22金と打つのも悪い形です。31金として玉を逃げだすのは81飛などと打たれて嫌な感じです。先手のねらいは33銀から清算して攻めることですから、35金と攻防に打っておくのが正解だとか。受けの効果が良くわからなくて指せないです。

塚田先生は44歩33銀43玉、中段玉の粘りです。大山先生は3筋を攻めるだけでは足りないと見て

57歩66馬46飛、飛を切りたいと馬を追います。

99馬に95飛、持ち駒の飛との交換でも角が欲しいと。65角のラインに打てば後手玉が狭いです。

36歩同飛35歩同飛57角成、うまくかわされたようですが、

46銀打66馬99飛。持ち駒の銀を使ってでも角を手に入れました。35飛が攻め駒になっているので4枚あります。

99同馬76角、これを打ちたかった。

54歩42銀成同金寄33歩成、単純な清算ではちょっと足りなさそうですが、

33同桂を同飛成同金35桂、この桂を打てれば、52玉には53銀から、42玉には43歩が打てますし、32玉には54角と出れます。

34玉には25銀同玉33桂成で詰めろ。89馬には67歩か23桂成か。投了図です。

 

塚田先生がうまく攻めて馬を作って有利になったのですが、腰の落とし方が足りなかった感じです。ちょっとずつ間違えて難しくしてしまいました。

これから居飛車の急戦が開発されていくでしょう。それに合わせて大山先生も四間飛車以外を指すようになるのかな。

 

#KIF version=2.0 encoding=Shift_JIS
# ---- Kifu for Windows V7 V7.46 棋譜ファイル ----
開始日時:1958/11/08
手合割:平手  
先手:大山王将
後手:塚田正夫9段
手数----指手--
   1 7六歩(77)  
   2 8四歩(83)  
   3 7八銀(79)  
   4 3四歩(33)  
   5 6六歩(67)  
   6 6二銀(71)  
   7 6八飛(28)  
   8 4二玉(51)  
   9 4八玉(59)  
  10 3二玉(42)  
  11 3八玉(48)  
  12 5四歩(53)  
  13 2八玉(38)  
  14 5二金(61)  
  15 3八銀(39)  
  16 1四歩(13)  
  17 6七銀(78)  
  18 4二銀(31)  
  19 5八金(69)  
  20 7四歩(73)  
  21 4六歩(47)  
  22 5三銀(62)  
  23 9六歩(97)  
  24 1五歩(14)  
  25 3六歩(37)  
  26 8五歩(84)  
  27 7七角(88)  
  28 7二飛(82)  
  29 7八飛(68)  
  30 6四銀(53)  
  31 6五歩(66)  
  32 7七角成(22)
  33 同 桂(89)  
  34 5三銀(64)  
  35 8五桂(77)  
  36 5五角打    
  37 6六角打    
  38 4六角(55)  
  39 3七銀(38)  
  40 5五角(46)  
  41 同 角(66)  
  42 同 歩(54)  
  43 7五歩(76)  
  44 8二飛(72)  
  45 8六歩(87)  
  46 8七角打    
  47 7九飛(78)  
  48 6五角成(87)
  49 7四歩(75)  
  50 7二歩打    
  51 3八金(49)  
  52 6四馬(65)  
  53 7六飛(79)  
  54 5四銀(53)  
  55 3五歩(36)  
  56 8四歩打    
  57 9三桂成(85)
  58 同 桂(81)  
  59 9五歩(96)  
  60 8五歩(84)  
  61 9四歩(95)  
  62 8六歩(85)  
  63 9三歩成(94)
  64 8五飛(82)  
  65 2六飛(76)  
  66 8七歩成(86)
  67 7六銀(67)  
  68 8六飛(85)  
  69 9五角打    
  70 5六歩(55)  
  71 8六角(95)  
  72 同 と(87)  
  73 6七銀(76)  
  74 1四桂打    
  75 4六飛(26)  
  76 5五銀(54)  
  77 4八飛(46)  
  78 5七歩成(56)
  79 同 金(58)  
  80 7七と(86)  
  81 5六銀(67)  
  82 7五角打    
  83 4七飛(48)  
  84 5六銀(55)  
  85 同 金(57)  
  86 6七銀打    
  87 5七歩打    
  88 6八と(77)  
  89 6五歩打    
  90 5六銀成(67)
  91 同 歩(57)  
  92 6五馬(64)  
  93 3四歩(35)  
  94 5六馬(65)  
  95 4五桂打    
  96 4四歩(43)  
  97 3三銀打    
  98 4三玉(32)  
  99 5七歩打    
 100 6六馬(56)  
 101 4六飛(47)  
 102 9九馬(66)  
 103 9五飛打    
 104 3六歩打    
 105 同 飛(46)  
 106 3五歩打    
 107 同 飛(36)  
 108 5七角成(75)
 109 4六銀打    
 110 6六馬(57)  
 111 9九飛(95)  
 112 同 馬(66)  
 113 7六角打    
 114 5四歩打    
 115 4二銀成(33)
 116 同 金(52)  
 117 3三歩成(34)
 118 同 桂(21)  
 119 同 飛成(35)
 120 同 金(42)  
 121 3五桂打    
 122 3四玉(43)  
 123 2五銀打    
 124 同 玉(34)  
 125 3三桂成(45)
 126 投了        
まで125手で先手の勝ち

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大山将棋問題集20210621

2021-06-21 | 大山将棋研究

後手番大山先生の手を考えます。

第1問

 

両取りをかけられました。

A 62角  B 49飛  C 32飛

 

第2問

 

先手有利のようでも難しいのです。

A 45金  B 42銀  C 47歩成

 

第3問

 

まだ難しそうですが、単純な手がありました。

A 88金  B 99と  C 65桂

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