名将会ブログ (旧 名南将棋大会ブログ)

名古屋で将棋大会を開いています。
みなさんの棋力向上のための記事を毎日投稿しています。

大山将棋問題集20211112

2021-11-12 | 大山将棋研究

後手番大山先生の手を考えます。

第1問

 

ぶつけられて飛交換をしました。最善手は?

A 89飛  B 82飛  C 82歩

 

第2問

 

駒得ですから我慢します。

A 44歩  B 52金上  C 71飛

 

第3問

 

攻め方はいろいろありそうですが、よりわかりやすく。

A 65桂  B 56歩  C 46歩

 

第4問

 

これも指されてみれば明快です。

A 56銀  B 88角  C 85角

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大山将棋研究(2168);力戦中飛車(灘蓮照)

2021-11-12 | 大山将棋研究

今日の棋譜20211112

昭和37年4月、灘蓮照先生と第1期十段戦です。

灘先生の先手で角筋5筋を突き合います。

すればすかさず角を交換して打ち合う、こういう乱戦のほうが荒法師先生の好みなのでしょう。

96歩~97角成から振り飛車にすれば馬が使いやすいという将棋を何局か並べましたが、24と75での馬の作り合いです。大山先生は居飛車、灘先生は振り飛車なのでしょう。

中飛車になりました。

でもすぐに向い飛車へ。これだとあわせて2手損ですが。

駒組が進み、先手は美濃囲いに囲うのが普通です。

でも灘先生は85歩同歩同飛、後手陣に隙ありと見たのですが。

85同飛同桂82歩、一段金でしたから後手は飛の打ち込みを防ぐことができます。

83歩同歩93桂不成。桂を捨てずに82飛71金83飛成82歩84竜89飛ではつまらないのでしょう。

93同桂81飛71飛

83飛成72金89竜。先手は桂損で竜を作りました。後手に8筋に歩を謝らせたら、桂歩の交換で竜があるというのはそれほど駒損ではないわけです。93桂も目標にできますし、後手は自陣飛車を打っています。よってここから持久戦にするのが正しいのです。

44歩に96歩、9筋を攻めて桂を取り返しに行きます。でもこれは後回しにして玉を囲う方が良いのだと思います。

45歩57銀55歩、取れば44銀とか51飛とか。先手玉の近くですし、嫌なところを攻められました。

83歩81歩が入ったのは良いですが、この95歩は間に合わなさそうです。端の2手が38玉48金上と替わっていれば。

51飛に75歩は、後手の74桂を防ぎん76馬の王手の含みを作ったのですが、

65桂68銀56歩、中央は守り切るのが難しそうです。

86竜は56の地点の利きを増やしたのですが、桂銀交換されると銀損です。

43馬56歩55歩、この歩は取れず

68桂56歩同金55銀打

52歩同飛76馬とするよりも、77馬のほうがましだったと思います。

76馬同竜85角、後手の67角成を防ぐためには竜の守りがそれます。

87竜56銀同桂同飛、これで金桂損です。

57歩51飛94歩、やっと端を突いていった手の顔を立てましたが、

67金89竜67金、もう受けきれないので93歩成として終わるのかと思えば

38玉57金87角

43桂76銀、まだ粘るみたいです。

でもあっさり76同角同角75銀から

桂を逃げられ、角を追われて、ここまで。

 

灘先生は敵陣に隙ありとみても、自玉を囲いきらないうちに仕掛けるのはリスクが高すぎました。

大山先生は相手の攻めをとがめるのがうまいです。

 

#KIF version=2.0 encoding=Shift_JIS
# ---- Kifu for Windows V7 V7.46 棋譜ファイル ----
開始日時:1962/04/23
手合割:平手  
先手:灘蓮照8段
後手:大山名人
先手省略名:灘
手数----指手--
   1 7六歩(77)  
   2 3四歩(33)  
   3 5六歩(57)  
   4 5四歩(53)  
   5 2二角成(88)
   6 同 銀(31)  
   7 5三角打    
   8 5七角打    
   9 6八銀(79)  
  10 2四角成(57)
  11 7七桂(89)  
  12 4二金(41)  
  13 7五角成(53)
  14 6二銀(71)  
  15 5八飛(28)  
  16 3三銀(22)  
  17 8六歩(87)  
  18 8四歩(83)  
  19 5七銀(68)  
  20 5三銀(62)  
  21 4六銀(57)  
  22 6四銀(53)  
  23 6六馬(75)  
  24 4一玉(51)  
  25 8八飛(58)  
  26 3二玉(41)  
  27 4八玉(59)  
  28 3五歩(34)  
  29 5八金(69)  
  30 3四馬(24)  
  31 8五歩(86)  
  32 同 歩(84)  
  33 同 飛(88)  
  34 同 飛(82)  
  35 同 桂(77)  
  36 8二歩打    
  37 8三歩打    
  38 同 歩(82)  
  39 9三桂(85)  
  40 同 桂(81)  
  41 8一飛打    
  42 7一飛打    
  43 8三飛成(81)
  44 7二金(61)  
  45 8九龍(83)  
  46 4四歩(43)  
  47 9六歩(97)  
  48 4五歩(44)  
  49 5七銀(46)  
  50 5五歩(54)  
  51 8三歩打    
  52 8一歩打    
  53 9五歩(96)  
  54 5一飛(71)  
  55 7五歩(76)  
  56 6五桂打    
  57 6八銀(57)  
  58 5六歩(55)  
  59 8六龍(89)  
  60 5七歩成(56)
  61 同 銀(68)  
  62 同 桂成(65)
  63 同 金(58)  
  64 4三馬(34)  
  65 5六歩打    
  66 5五歩打    
  67 6八桂打    
  68 5六歩(55)  
  69 同 金(57)  
  70 5五銀打    
  71 5二歩打    
  72 同 飛(51)  
  73 7六馬(66)  
  74 同 馬(43)  
  75 同 龍(86)  
  76 8五角打    
  77 8七龍(76)  
  78 5六銀(55)  
  79 同 桂(68)  
  80 同 飛(52)  
  81 5七歩打    
  82 5一飛(56)  
  83 9四歩(95)  
  84 7六金打    
  85 8九龍(87)  
  86 6七金(76)  
  87 3八玉(48)  
  88 5七金(67)  
  89 8七角打    
  90 4三桂打    
  91 7六銀打    
  92 同 角(85)  
  93 同 角(87)  
  94 7五銀(64)  
  95 9八角(76)  
  96 9七歩打    
  97 8七角(98)  
  98 8五桂(93)  
  99 7九龍(89)  
 100 8六銀(75)  
 101 投了        
まで100手で後手の勝ち

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大山将棋問題集20211111

2021-11-11 | 大山将棋研究

後手番大山先生の手を考えます。

第1問

 

桂取りの受け方はこれしかなさそうです。

A 32銀  B 51角  C 44角

 

第2問

 

先手が好調のようですが、後手に手筋があります。

A 42飛  B 32飛  C 84桂

 

第3問

 

使いたい駒があります。

A 48歩  B 44歩  C 17竜

 

第4問

 

きれいに寄せます。

A 36銀  B 44金  C 26竜

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大山将棋研究(2167);陽動向い飛車(二上達也)

2021-11-11 | 大山将棋研究

今日の棋譜20211111

昭和37年4月、二上達也先生と第21期名人戦第1局です。

後手番大山先生の振り飛車模様ですが、二上先生はまだ相居飛車を警戒して左銀を上がります。

大山先生は飛を振らずに62銀で相居飛車決定のようですが、

袖飛車をにおわせ

先手の37桂を見て向い飛車に。45歩の急戦ならば受けやすいということなのでしょう。

二上先生は57銀左から玉を囲います。

46銀~26飛~35歩の攻め方は、まだこの時には考えられていなかったでしょうし、後手からの45歩の反発も気にしなければならないです。ということで45歩の急戦ねらいですが、

ここまで待って45歩を突きます。一見無理なのですが、

角を交換して88角、44角は同角同銀43角で馬が作れる、というのが後手が美濃囲いではないからです。

51角45桂44歩

33桂成同角45歩84桂、二上先生は自陣角を66から打つべきだったのか。

66角に大山先生の73桂はちょっと甘いのかも。76桂と跳ねても取られにくい形でした。

二上先生は44歩同角45歩、後手から角を交換してもらう方が得だと。

66角同歩33角

67金直65歩、ここは分岐点で、77桂は75歩があるのでだめ。44桂は同銀同歩同角でも得ではないでしょう。88角ではおとなしすぎ、いっそのこと88桂はあり得るか。まあ46角を打つのが一番良さそうに見えます。

二上先生は驚きの65同歩、香を取られると普通はひどいのですが、

77桂98馬33角、反撃があるからいいのか。21飛には42角成や24歩同歩22歩があります。

32飛11角成、駒損は回復しました。それでも守りの香を取られているのは分が悪いのですが、

玉を右に逃げだしてしまえば、そのマイナスは消えます。

馬を引き付け

64香を打てば駒得になります。後手に香2本を渡すのも怖いですが。

64同金同歩86馬65桂打

65同桂同馬73香66桂、6,7筋での攻防が続きます。

53桂74桂

74同香同馬73香

85馬64馬65歩97馬でひと段落して、二上先生は46銀左。ちょっと駒得だし、入玉を目指せば先手勝ちになりそうです。

87成桂に89香は攻防で、後手玉に寄せをあきらめていないようです。

86桂57玉、77成桂同金65桂は歓迎なのでしょう。

78桂成48玉89成桂

89同飛78成桂に86馬はいいのか? 飛を逃げてゆっくりでも勝てるところです。

66歩同金86馬同飛

95角87飛77成桂89飛78成桂、これで飛を逃げるのか、まあ後手に68成桂があるので条件が悪くなっているけれど、と思ったら、

飛を逃げずに92歩同香93歩同香61角。後手玉を寄せに行きます。確かに銀取りは受けにくいのですが、

89成桂43角成、ここから31飛に64桂くらいで勝ちと見ましたか。

大山先生も飛を逃げずに寄せ合います。

57金寄68香成に54馬は91銀ねらい。

63歩32馬58成桂同銀。二上先生は58同金ではないのですね。これだと95角を使われそうで怖いですが。

29飛に49金が堅いということか。

36歩38銀19竜、金銀5枚で守っているけれど、入玉は難しくなっています。駒得も消えてしまいました。ということは後手有利か優勢なわけで、

47玉48歩同金59角成。ここは49香とか49飛とか受ければ長いのかという気がしますが、

84歩は形つくりの手です。17竜に27飛

28同竜同銀28飛

83歩成同金38銀37香、後手の攻めは厳しく

37同銀引同歩成同銀48馬

48同銀に44金で詰めろ。

47金66銀で必至です。ここまで。

 

二上先生が柔軟に対応して、後手の攻めをいなしたのですが、相入玉にしようとかは思わないのですね。駒数は、後手の飛をいじめられるので勝てそうに思いました。有利ならば寄せて勝とうという方が二上先生の棋風です。

 

#KIF version=2.0 encoding=Shift_JIS
# ---- Kifu for Windows V7 V7.46 棋譜ファイル ----
開始日時:1962/04/12
手合割:平手  
先手:二上達也8段
後手:大山名人
手数----指手--
   1 2六歩(27)  
   2 3四歩(33)  
   3 7六歩(77)  
   4 4四歩(43)  
   5 2五歩(26)  
   6 3三角(22)  
   7 4八銀(39)  
   8 3二銀(31)  
   9 5六歩(57)  
  10 4三銀(32)  
  11 6八銀(79)  
  12 5四歩(53)  
  13 3六歩(37)  
  14 6二銀(71)  
  15 5八金(49)  
  16 5三銀(62)  
  17 1六歩(17)  
  18 7四歩(73)  
  19 3七桂(29)  
  20 2二飛(82)  
  21 5七銀(68)  
  22 6二玉(51)  
  23 6八玉(59)  
  24 7二玉(62)  
  25 7八玉(68)  
  26 5二金(41)  
  27 9六歩(97)  
  28 9四歩(93)  
  29 6八金(69)  
  30 6四歩(63)  
  31 4六歩(47)  
  32 6三金(52)  
  33 4七銀(48)  
  34 6二銀(53)  
  35 1五歩(16)  
  36 8二玉(72)  
  37 2九飛(28)  
  38 7二金(61)  
  39 4五歩(46)  
  40 同 歩(44)  
  41 3三角成(88)
  42 同 桂(21)  
  43 8八角打    
  44 5一角打    
  45 4五桂(37)  
  46 4四歩打    
  47 3三桂成(45)
  48 同 角(51)  
  49 4五歩打    
  50 8四桂打    
  51 6六角(88)  
  52 7三桂(81)  
  53 4四歩(45)  
  54 同 角(33)  
  55 4五歩打    
  56 6六角(44)  
  57 同 歩(67)  
  58 3三角打    
  59 6七金(68)  
  60 6五歩(64)  
  61 同 歩(66)  
  62 9九角成(33)
  63 7七桂(89)  
  64 9八馬(99)  
  65 3三角打    
  66 3二飛(22)  
  67 1一角成(33)
  68 9六桂(84)  
  69 6八玉(78)  
  70 3五歩(34)  
  71 同 歩(36)  
  72 8八桂成(96)
  73 6六馬(11)  
  74 8七馬(98)  
  75 6四香打    
  76 同 金(63)  
  77 同 歩(65)  
  78 8六馬(87)  
  79 6五桂打    
  80 同 桂(73)  
  81 同 馬(66)  
  82 7三香打    
  83 6六桂打    
  84 5三桂打    
  85 7四桂(66)  
  86 同 香(73)  
  87 同 馬(65)  
  88 7三香打    
  89 8五馬(74)  
  90 6四馬(86)  
  91 6五歩打    
  92 9七馬(64)  
  93 4六銀(57)  
  94 8七成桂(88)
  95 8九香打    
  96 8六桂打    
  97 5七玉(68)  
  98 7八桂成(86)
  99 4八玉(57)  
 100 8九成桂(78)
 101 同 飛(29)  
 102 7八成桂(87)
 103 8六馬(85)  
 104 6六歩打    
 105 同 金(67)  
 106 8六馬(97)  
 107 同 飛(89)  
 108 9五角打    
 109 8七飛(86)  
 110 7七成桂(78)
 111 8九飛(87)  
 112 7八成桂(77)
 113 9二歩打    
 114 同 香(91)  
 115 9三歩打    
 116 同 香(92)  
 117 6一角打    
 118 8九成桂(78)
 119 4三角成(61)
 120 7四桂打    
 121 6七金(66)  
 122 6六香打    
 123 5七金(67)  
 124 6八香成(66)
 125 5四馬(43)  
 126 6三歩打    
 127 3二馬(54)  
 128 5八成香(68)
 129 同 銀(47)  
 130 2九飛打    
 131 4九金打    
 132 3六歩打    
 133 3八銀打    
 134 1九飛成(29)
 135 4七玉(48)  
 136 4八歩打    
 137 同 金(49)  
 138 5九角成(95)
 139 8四歩打    
 140 1七龍(19)  
 141 2七飛打    
 142 同 龍(17)  
 143 同 銀(38)  
 144 2八飛打    
 145 8三歩成(84)
 146 同 金(72)  
 147 3八銀(27)  
 148 3七香打    
 149 同 銀(46)  
 150 同 歩成(36)
 151 同 銀(38)  
 152 4八馬(59)  
 153 同 銀(37)  
 154 2七飛成(28)
 155 4六玉(47)  
 156 4四金打    
 157 4七金(57)  
 158 6六銀打    
 159 投了        
まで158手で後手の勝ち

 

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大山将棋問題集20211110

2021-11-10 | 大山将棋研究

先手番大山先生の手を考えます。

第1問

 

指されてみれば。

A 46銀  B 74飛  C 85歩

 

第2問

 

ここも感覚的なものでしょうか。後手にも動いてもらいます。

A 65歩  B 56銀  C 54歩

 

第3問

 

後手に と金を作られましたがまだ遠いです。攻め駒が少ないので手を作りにくそうでしたが。

A 44歩  B 35歩  C 82歩

 

第4問

 

駒損でも厳しい手があります。

A 66角  B 53歩成  C 45銀

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大山将棋研究(2166);中飛車に右64銀急戦(二上達也)

2021-11-10 | 大山将棋研究

今日の棋譜20211110

昭和37年4月、二上達也先生と第1期十段戦です。新しく十段戦が始まり、九段のタイトルを持っていた大山先生はシードでリーグ戦の6人に入りました。先後入れ替えて2局指すのでリーグ戦は一人10局あります。

大山先生の先手中飛車です。四間飛車以外にもあれこれ試すようになった時期なのでしょう。なので相居飛車は減っていきます。

57銀から66歩は大野流です。

二上先生は棒銀で

64に出たので右64銀急戦ということになります。大山先生は78飛~38銀、軽く受けようという形です。後年ならば67金の形で受けたでしょう。

二上先生は単純に75歩同歩同銀65歩の決戦に自信がなかったのか、86歩同歩55歩

55同歩に75歩同歩同銀と工夫します。これならば先手の65歩には76歩を打てるというわけです。

59角に76歩では重いということなのでしょう、86銀。8筋は破れそうですが、

74飛に75銀は(83歩同飛84歩があるところなので)仕方ないか。

銀桂交換で飛を成り込むというのは少し駒得です。

しかし振り飛車の大山先生としては左桂がさばけて銀と交換出来ているのですから満足でしょう。先手玉も堅いです。二上先生としては81桂が攻めに参加していないと駒得の利を主張できないわけです。でもそれは難しく、44角はひねり出したような手です。

46歩53角74飛64角、よくわからない応酬が続いて

54歩に56歩

56同銀46角47銀引。79角成は68角とさばかれそうです。

55角46銀打、銀を打たせたのは得だと言えないことはないですが、自然に66角だと64歩や62歩や76飛99角成86飛と反撃されます。

82角65歩85竜、自然な手を指して悪いということは、形勢も悪いのです。角竜を引いて粘りに行きます。

79飛76歩69飛52金右、これで難しいようですが、

大山先生は64歩同角同飛、あっさりしていますね。

64同歩に36歩、有効な手ではあるけれど、飛を切った後にしてはゆっくりしています。対して二上先生の65竜というのがわからないです。54歩を取れるわけでもなし、何か自陣を整備するか、飛を打ち込んで と金を作るとかしないと良くはなりません。

63歩57歩同銀74竜

26角63金

46銀左77歩成、これで持ち直した感じもするのですが、

44歩同歩同角、この受け方が悩ましいです。33桂では35歩と攻められるので

33銀53角成

42歩35歩52歩、馬は殺しました。

75歩72竜34歩、これは馬を取るしかなく

銀銀と角桂の交換、竜 と金ができているので後手の駒得です。でもここで66角が厳しくて

44合駒は45歩で取られる形です。玉をかわすしかなく

香桂を拾われては駒損です。

後手が勝つには入玉しかないでしょう。

でも竜を追われて

6筋に拠点を作られるのです。

香を打ち込まれ

さらに駒損では敗勢です。

上からべたべたと押さえられて、

ここまで。

 

振り飛車からみれば理想の展開でしょう。居飛車が銀を捨てて89飛成とするのは、左64銀の急戦ならば定跡になっているものもあるのですが、そのあとに居飛車有利までもっていくのは大変です。

居飛車党の私から見ると、大山先生の指し方はさっぱりわかりません。手が広いとどれが有効な指し方であるかという感覚は(数手後にやっと形になるから)なかなか身に付きませんね。

 

#KIF version=2.0 encoding=Shift_JIS
# ---- Kifu for Windows V7 V7.46 棋譜ファイル ----
開始日時:1962/04/05
手合割:平手  
先手:大山名人
後手:二上達也8段
手数----指手--
   1 7六歩(77)  
   2 8四歩(83)  
   3 5六歩(57)  
   4 8五歩(84)  
   5 7七角(88)  
   6 5四歩(53)  
   7 5八飛(28)  
   8 6二銀(71)  
   9 6八銀(79)  
  10 4二玉(51)  
  11 4八玉(59)  
  12 3二玉(42)  
  13 5七銀(68)  
  14 3四歩(33)  
  15 6六歩(67)  
  16 4二銀(31)  
  17 3八玉(48)  
  18 7四歩(73)  
  19 2八玉(38)  
  20 7三銀(62)  
  21 7八飛(58)  
  22 6四銀(73)  
  23 3八銀(39)  
  24 8六歩(85)  
  25 同 歩(87)  
  26 5五歩(54)  
  27 同 歩(56)  
  28 7五歩(74)  
  29 同 歩(76)  
  30 同 銀(64)  
  31 5九角(77)  
  32 8六銀(75)  
  33 7四飛(78)  
  34 7五銀(86)  
  35 同 飛(74)  
  36 8九飛成(82)
  37 5八金(69)  
  38 4四角(22)  
  39 4六歩(47)  
  40 5三角(44)  
  41 7四飛(75)  
  42 6四角(53)  
  43 5四歩(55)  
  44 5六歩打    
  45 同 銀(57)  
  46 4六角(64)  
  47 4七銀(56)  
  48 5五角(46)  
  49 4六銀打    
  50 8二角(55)  
  51 6五歩(66)  
  52 8五龍(89)  
  53 7九飛(74)  
  54 7六歩打    
  55 6九飛(79)  
  56 5二金(61)  
  57 6四歩(65)  
  58 同 角(82)  
  59 同 飛(69)  
  60 同 歩(63)  
  61 3六歩(37)  
  62 6五龍(85)  
  63 6三歩打    
  64 5七歩打    
  65 同 銀(46)  
  66 7四龍(65)  
  67 2六角(59)  
  68 6三金(52)  
  69 4六銀(57)  
  70 7七歩成(76)
  71 4四歩打    
  72 同 歩(43)  
  73 同 角(26)  
  74 3三銀(42)  
  75 5三角成(44)
  76 4二歩打    
  77 3五歩(36)  
  78 5二歩打    
  79 7五歩打    
  80 7二龍(74)  
  81 3四歩(35)  
  82 5三歩(52)  
  83 3三歩成(34)
  84 同 玉(32)  
  85 6六角打    
  86 4三玉(33)  
  87 1一角成(66)
  88 5四歩(53)  
  89 2一馬(11)  
  90 5二玉(43)  
  91 6五歩打    
  92 7五龍(72)  
  93 6四歩(65)  
  94 同 金(63)  
  95 6五歩打    
  96 同 龍(75)  
  97 6六歩打    
  98 同 龍(65)  
  99 5七金(58)  
 100 7五龍(66)  
 101 6五歩打    
 102 6三金(64)  
 103 6四香打    
 104 6五龍(75)  
 105 6三香成(64)
 106 同 玉(52)  
 107 6六銀打    
 108 7四龍(65)  
 109 7五歩打    
 110 9四龍(74)  
 111 7四金打    
 112 同 龍(94)  
 113 同 歩(75)  
 114 9四角打    
 115 7五桂打    
 116 投了        
まで115手で先手の勝ち

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大山将棋問題集20211109

2021-11-09 | 大山将棋研究

先手番升田先生の手を考えます。

第1問

 

後手が無理をしているので、強く対応できます。

A 55同歩  B 37桂  C 66歩

 

第2問

 

後手にさばかれないように対応します。

A 44歩  B 34銀  C 65歩

 

第3問

 

この手があるので先手優勢になっていきます。

 A 24角  B 62金  C 86桂

 

第4問

 

こういう時の手筋です。

A 79金  B 59桂  C 49歩

 

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大山将棋研究(2165);陽動向い飛車(升田幸三)

2021-11-09 | 大山将棋研究

今日の棋譜20211109

昭和37年3月、升田幸三先生と第9回王座戦です。

大山先生の振り飛車模様ですが

68銀(どちらもあると見たか)に62銀で相居飛車、相矢倉になるかと思えました。

でも大山先生は雁木でしょうか。

33角が早いので雁木でもなさそうです。

結局陽動向い飛車です。右銀は64に出ているので後手玉はかなり薄いのですが

玉を囲う前に45歩を突いて

55歩も。升田先生は桂を跳ねて迎え撃ちます。

陣形を整えてから55歩を取り

4筋から反撃します。

位を取り返して十分の形でしょう。大山先生は75歩とは動きにくく

67金と備えられたら、もう動くところはなさそうです。

升田先生は35歩同歩26飛、後手玉よりは先手玉が堅いですし、十分な仕掛けです。

銀は5段目に進出できました。

けれど47歩に58金が必要なので、先手玉は薄くなっています。

25歩も取れずに36飛、まあ悪くはないでしょうが。

33桂に65歩、後手の45桂からのさばきを封じます。73銀には55歩でしょう。

65同銀左34銀

32歩には47歩を払って持ち歩を増やしておきます。

84角に66歩を打って一安心。

歩を垂らして と金作りです。後手からは45桂からのさばきがあるのですが、対応できるでしょう。

後手の26歩にどうするかは難しいところなのですが、26同飛45桂同桂同銀同銀同飛では先手の飛先が重いので、26歩を取らずに と金を作りました。

27歩成32と37と、飛の取り合いは出来ません。

37同飛45桂、ここで銀で桂を取るのでは、32と の飛取りが空振ります。

27飛に大山先生は37桂成と捨てた、飛を逃げている場合ではなかったのでしょう。

37同飛36歩、これは取れないし、27飛にも26歩があります。

17飛に44飛で銀取り。升田先生は25銀と引いて使うのではなくて

33銀不成45飛26歩、このほうがいいのか。

大山先生は他に手が無かったのでしょう、57歩同角47飛成、強攻です。

47同飛45桂、この桂と角を交換すれば駒得、でもないですね、先手には と金があります。なので升田先生には選択肢があるのですが

21飛72金42と 33銀を使えました。62金左ならば角と47飛を逃げてしまうのでしょう。

37歩成に45飛、これで二枚替えのやり取りになり

少し駒得ですが、後手に と金を使われました。

68角58と のところで見切って86桂、73銀には65桂や62金ですから、(後手が85銀を打てる形ではないので)この攻めに受けはないです。

68と同銀39飛、後手の駒得になり、この飛打ちも痛そうなのですが、33飛成とできても後手玉は危ないままです。

49歩同飛成59金、銀取りを防いで先手玉が堅くなり、先手優勢です。

竜を追ってから74桂~62と で寄せます。

お代わりで桂を打ち、72金には61角でしょうか。71金打72角成同金に62金、よりも61竜のほうが困りそうです。

大山先生は56銀と出て、62桂成。あとは先手玉が詰むかどうかですが、

詰まないのでここまで。

 

升田先生がおおむねリードしていて、そのまま勝ち切りました。

陽動振り飛車を含めて力戦振り飛車は、升田先生もあれこれ考案することになるのですが、優秀な作戦は少ないです。ちょっと無理をしていて、振り飛車の玉のほうが堅くないからというのが現代将棋の結論でしょう。だからと言って振り飛車穴熊にすればよいというわけでもなくて、結局は美濃囲いが優秀だという話になります。でも居飛車穴熊が猛威を振るって勢力争いは傾いたのですが、さらに最近になると美濃囲い以外の囲い方も出てきて、情勢は変化しています。

 

#KIF version=2.0 encoding=Shift_JIS
# ---- Kifu for Windows V7 V7.46 棋譜ファイル ----
開始日時:1962/03/20
手合割:平手  
先手:升田幸三9段
後手:大山名人
手数----指手--
   1 7六歩(77)  
   2 3四歩(33)  
   3 2六歩(27)  
   4 4四歩(43)  
   5 4八銀(39)  
   6 3二銀(31)  
   7 5六歩(57)  
   8 5四歩(53)  
   9 6八銀(79)  
  10 6二銀(71)  
  11 3六歩(37)  
  12 5三銀(62)  
  13 7七銀(68)  
  14 4三銀(32)  
  15 7九角(88)  
  16 3三角(22)  
  17 1六歩(17)  
  18 6四銀(53)  
  19 2五歩(26)  
  20 2二飛(82)  
  21 5七銀(48)  
  22 6二玉(51)  
  23 6八玉(59)  
  24 4五歩(44)  
  25 7八玉(68)  
  26 5五歩(54)  
  27 3七桂(29)  
  28 5四銀(43)  
  29 5八金(49)  
  30 7二玉(62)  
  31 9六歩(97)  
  32 7四歩(73)  
  33 5五歩(56)  
  34 同 銀(64)  
  35 5六歩打    
  36 6四銀(55)  
  37 4六歩(47)  
  38 同 歩(45)  
  39 同 銀(57)  
  40 5二金(41)  
  41 6六歩(67)  
  42 4二飛(22)  
  43 4五歩打    
  44 4一飛(42)  
  45 6七金(58)  
  46 8二玉(72)  
  47 3五歩(36)  
  48 同 歩(34)  
  49 2六飛(28)  
  50 5一角(33)  
  51 2四歩(25)  
  52 同 歩(23)  
  53 3五銀(46)  
  54 4七歩打    
  55 5八金(69)  
  56 2五歩(24)  
  57 3六飛(26)  
  58 3三桂(21)  
  59 6五歩(66)  
  60 同 銀(54)  
  61 3四銀(35)  
  62 3二歩打    
  63 4七金(58)  
  64 8四角(51)  
  65 6六歩打    
  66 5四銀(65)  
  67 2四歩打    
  68 2六歩(25)  
  69 2三歩成(24)
  70 2七歩成(26)
  71 3二と(23)  
  72 3七と(27)  
  73 同 飛(36)  
  74 4五桂(33)  
  75 2七飛(37)  
  76 3七桂成(45)
  77 同 飛(27)  
  78 3六歩打    
  79 1七飛(37)  
  80 4四飛(41)  
  81 3三銀(34)  
  82 4五飛(44)  
  83 2六歩打    
  84 5七歩打    
  85 同 角(79)  
  86 4七飛成(45)
  87 同 飛(17)  
  88 4五桂打    
  89 2一飛打    
  90 7二金(61)  
  91 4二と(32)  
  92 3七歩成(36)
  93 4五飛(47)  
  94 同 銀(54)  
  95 5二と(42)  
  96 4七と(37)  
  97 6八角(57)  
  98 5八と(47)  
  99 8六桂打    
 100 6八と(58)  
 101 同 銀(77)  
 102 3九飛打    
 103 4九歩打    
 104 同 飛成(39)
 105 5九金打    
 106 4七龍(49)  
 107 7四桂(86)  
 108 9二玉(82)  
 109 4八歩打    
 110 3七龍(47)  
 111 6二と(52)  
 112 同 角(84)  
 113 同 桂成(74)
 114 同 金(72)  
 115 7四桂打    
 116 5六銀(45)  
 117 6二桂成(74)
 118 6七銀成(56)
 119 同 銀(68)  
 120 7七歩打    
 121 8八玉(78)  
 122 投了        
まで121手で先手の勝ち

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大山将棋問題集20211108

2021-11-08 | 大山将棋研究

先手番大山先生の手を考えます。

第1問

 

駒得になって有利です。こういう時は

A 63銀  B 54歩  C 69金

 

第2問

 

こんな受け方があるとは。

A 55角  B 69金打  C 58銀

 

第3問

 

後手玉に必至をかけましょう。

 

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大山将棋研究(2164);力戦四間飛車(小堀清一)

2021-11-08 | 大山将棋研究

今日の棋譜20211108

昭和37年2月、小堀清一先生と東京新聞杯決勝第2局です。

大山先生は先手番ならば矢倉が多いのですが、四間飛車に。

小堀先生は第1局と同じく73桂を早く跳ねています。腰掛銀の意図でしょうから、大山先生は65歩を突きます。先手番なので1手早いですね。

今回は大山先生のほうから角を交換しましたから2手損です。

右銀を66に使うのは古い将棋です。応用としてB急戦法の達人という本に出ていますが、28角(~36歩)と打って左翼を攻めるのがねらいです。ここではうまくいかなさそうですが、後手が持久戦志向ならば。

さて大山先生の58金左は角を打ち込まれるので失敗です。金を上がらずに75歩同歩同銀と攻めるのが本来のねらいだと思います。

馬を作らせる作戦も場合によってはあり得るのですが、駒損だし、玉も薄いので面白くないはず。

57金直に45銀、これを見て大山先生は

67飛~68角をひねり出します。銀の詰めろですがうまくいくでしょうか。

小堀先生は銀を助ける手段はないので動きます。55歩同歩64歩、先手の66銀を逃げるところがないのですね。

64同歩同銀65歩57馬。強攻します。

57同金56金

64歩65歩、これで銀を取り返せそうですから、うまくいったでしょう。

56金同銀57飛、ここは迷います。45金と打つのかと思いましたが、66歩56飛67歩成もあります。単に45銀と逃げるのもありますね。

57同銀成同銀67金、これは66銀に逃げられてしまうので失敗でしょう。小堀先生は何を勘違いしたのでしょうか。

69金86歩同歩66歩、単に角を取ってもだめなので工夫してみますが。

66同銀右68金同金。これで銀銀歩と飛の交換ですから駒損です。攻め駒も2枚しかありません。後手不利になりました。

45角に対して、大山先生の97桂は辛い手だけれど、危険な感じがします。

59飛36銀、これも怖い受け方ですが、後手の戦力が足りないので大丈夫なのか。

36同角同歩99飛成、駒得ではあるけれど先手玉は裸です。

54歩44香、この時の受けですが、69に何か打つのではなくて

55角(47香成から攻められたときに33角成からの詰み筋を見る)42金上46歩、こんな受け方をするのです。

59竜に26角、強く受けて

49銀47玉、玉をかわしていけば寄せられないと。

竜を切って攻められ、

両取りに桂を跳ねられますが、

61飛は詰めろ。

51歩と使わせてから角を逃げます。

桂をもらったら26桂で詰めろ。

24歩に34桂~42桂成でもいいのでしょうが、91香を取って

54歩を成り捨てます。

53同金左に34桂と跳ねれば

32銀を打てると。14玉に26金で必至がかかりますから、ここまで。

 

ここ2局は大山先生は力戦振り飛車を試しています。この1,2月は対局が多かったということもあり、新しい振り飛車ができないかと考えたのでしょう。

本局では(現代将棋の目では)玉が薄すぎて、駒得をねらっても反動が厳しすぎたのですが、小堀先生の研究していない形にはなりました。小堀先生のほうはうまくいきそうで焦ってしまいましたかね。棋戦優勝だってドキドキでしょう。(明治生まれで大山先生よりも年上です。)残念譜です。

 

#KIF version=2.0 encoding=Shift_JIS
# ---- Kifu for Windows V7 V7.46 棋譜ファイル ----
開始日時:1962/02/27
手合割:平手  
先手:大山名人
後手:小堀清一8段
手数----指手--
   1 7六歩(77)  
   2 3四歩(33)  
   3 6六歩(67)  
   4 8四歩(83)  
   5 6八飛(28)  
   6 8五歩(84)  
   7 7七角(88)  
   8 6二銀(71)  
   9 4八玉(59)  
  10 4二玉(51)  
  11 3八玉(48)  
  12 5二金(61)  
  13 7八銀(79)  
  14 7四歩(73)  
  15 4八銀(39)  
  16 3二玉(42)  
  17 5六歩(57)  
  18 7三桂(81)  
  19 6五歩(66)  
  20 5四歩(53)  
  21 5七銀(48)  
  22 4二銀(31)  
  23 2二角成(77)
  24 同 玉(32)  
  25 7七銀(78)  
  26 5三銀(42)  
  27 4八金(49)  
  28 9四歩(93)  
  29 9六歩(97)  
  30 4四銀(53)  
  31 6六銀(57)  
  32 3三桂(21)  
  33 5八金(69)  
  34 7九角打    
  35 6九飛(68)  
  36 3五角成(79)
  37 5七金(58)  
  38 4五銀(44)  
  39 6七飛(69)  
  40 5三銀(62)  
  41 6八角打    
  42 5五歩(54)  
  43 同 歩(56)  
  44 6四歩(63)  
  45 同 歩(65)  
  46 同 銀(53)  
  47 6五歩打    
  48 5七馬(35)  
  49 同 金(48)  
  50 5六金打    
  51 6四歩(65)  
  52 6五歩打    
  53 5六金(57)  
  54 同 銀(45)  
  55 5七飛(67)  
  56 同 銀成(56)
  57 同 銀(66)  
  58 6七金打    
  59 6九金打    
  60 8六歩(85)  
  61 同 歩(87)  
  62 6六歩(65)  
  63 同 銀(57)  
  64 6八金(67)  
  65 同 金(69)  
  66 4五角打    
  67 9七桂(89)  
  68 5九飛打    
  69 3六銀打    
  70 同 角(45)  
  71 同 歩(37)  
  72 9九飛成(59)
  73 5四歩(55)  
  74 4四香打    
  75 5五角打    
  76 4二金(41)  
  77 4六歩(47)  
  78 5九龍(99)  
  79 2六角打    
  80 4九銀打    
  81 4七玉(38)  
  82 5五龍(59)  
  83 同 銀(66)  
  84 3八角打    
  85 5七玉(47)  
  86 6五桂(73)  
  87 6七玉(57)  
  88 2七角成(38)
  89 6一飛打    
  90 5一歩打    
  91 4八角(26)  
  92 3八馬(27)  
  93 6六角(48)  
  94 7七桂成(65)
  95 同 玉(67)  
  96 6五銀打    
  97 2六桂打    
  98 2四歩(23)  
  99 9一飛成(61)
 100 6六銀(65)  
 101 同 銀(55)  
 102 6二飛(82)  
 103 5三歩成(54)
 104 同 金(42)  
 105 3四桂(26)  
 106 2三玉(22)  
 107 3二銀打    
 108 投了        
まで107手で先手の勝ち

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