昨日の途中図です。
64歩79金94歩96歩44角・・・の代わりに、44角79金33桂
後手は攻撃態勢を急ぎました。24歩同歩同飛に28歩
28同飛26歩と進めば良いのですが、23歩21飛86角
21歩成同飛同飛成同金31角成 (22歩成に同金は31角成同飛22飛成) の筋があり、53歩と受けると28飛で困ります。52金22歩成同飛同飛成同金が最善でも自信なし。この図の評価値は+382の先手有利です。
なので後手はすぐに28歩を打てずに、43銀36歩28歩
とするのですが、もちろん28同飛とはしてもらえません。37桂35歩
44飛同銀65歩55歩35歩
所司先生は後手不満としていますが、評価値は+567の先手有利です。
また最初の図に戻って
第3の手は、43金79金94歩96歩84歩36歩55歩
先手が36歩を突くのを待って55歩の合わせです。でもAIに聞くと、24歩同歩を入れて、55歩同角24飛
この図の評価値は+365の先手有利。
また55歩を同銀と取った場合は、56歩44銀65歩
この図の評価値は+425の先手有利。
43金と上がっていても効果なしです。
所司先生の解説では
単に55同歩ですが、これでも良いです。55同角18飛33桂56銀44角28飛
21飛に55歩同銀同銀同角・・・なのですが、評価値は0付近に下がってしまいます。35歩同歩24歩同歩65銀
銀交換から32銀をねらいます。この図の評価値は+478の先手有利。
ちょっと戻って
21飛ではなくて64歩 (銀の詰めろ) 68金引55銀同銀同角58飛
所司先生は難解だとしているのですが、評価値は+305の先手有利です。しばらく駒組の続きになるから、先手の選択としてはちょっと劣ります。