フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

2009エルダークラブ公演~Thank you for your LOVE!~ 1/11レポート前編

2009-01-12 18:38:49 | ライブ!2009

 昨日、中野サンプラザにて行われていたハロプロコンサート「エルダークラブ公演」に行ってまいりました。エルダメンバーは3/31をもってハロプロから卒業する事になっているので、今回のエルダ公演は最後のエルダ公演という事になります。今までの集大成のような公演を期待して、私は会場に向かいました。

 開場時間の14:00過ぎに到着すると、会場の周りは以前のエルダ公演とは異なり、かなり熱気に溢れていました。露店で売られているアノオフィシャル生写真はワンダメンばかりでしたが(苦笑)、今回のエルダ公演はオクのチケット相場もワンダ公演より高いそうで、注目度の高いコンサートなのでしょう。勿論、チケットは完売(名古屋と大阪はまだプレイガイドで買えるそうです)。気分が高まりながら会場へ。

 しかし、この日の私の席は一階の一番後ろ(笑)。まあ、良い席が来る事もあれば、こういう席も来ます。でも、エルダはいつも一桁列で観ていただけに、チケットが届いた時は驚きました。それだけ今回は人気公演という事なのでしょう。さあ、いよいよ始まります。今回のレポートは、良かった!と思う曲をピックアップしてレポートを書こうと思います。曲の順番をわかりやすくするために、セットリストは先に載せます。

 セットリスト (狼より転載して加筆)
01. I WISH/中澤・安倍・飯田・保田・矢口・石川・吉澤・紺野・小川・藤本
02. I Know/全員(中澤・安倍・飯田・保田以外)
----オープニングムービー----
----MC. 挨拶・松浦骨折報告(真野ゲスト)----
03. 十年愛/中澤・安倍・飯田・保田
04. スクリーン/安倍なつみ
05. 恋のテレフォンGOAL/安倍なつみ
----MC. 安倍・真野----
06. ラララ-ソソソ 真野恵里菜
07. Give Me Up/メロン記念日
08. ケンチャナ~大丈夫~/前田有紀
09. BABY! 恋に KNOCK OUT!/保田・吉澤・小川
----MC. 矢口「あの時君は若かったコーナー」 ---- (自分が観た1/11昼は矢口)
10. 100回のKISS/松浦亜弥
11. Yeah!めっちゃホリディ/松浦亜弥
12. たんぽぽ(Single Version)/飯田・矢口・石川・柴田・紺野
13. エーゲ海に抱かれて/飯田圭織
14. This is 運命/メロン記念日
15. 愛スイートルーム/石川・三好・岡田
16. ブギートレイン'03/藤本美貴
17. 悔し涙 ぽろり/中澤裕子
----MC. 吉澤「あの時君は若かったコーナー」 ---- (1/11昼は松浦)
18. Magic of Love/稲葉・前田
19. 青いスポーツカーの男/飯田・矢口・稲葉・メロン・三好・岡田
20. Thanks!/松浦・藤本(コーラスダンサー:稲葉・前田・メロン・三好・岡田)
21. きずな/松浦(コーラス:藤本・稲葉・メロン・三好・岡田) ----MC. 1/11昼は稲葉・三好・柴田・村田----
22. Come Together/音楽ガッタス
23. 鳴り始めた恋のBELL/音楽ガッタス
24. 娘。メドレー
  モーニングコーヒー/中澤・安倍・飯田・保田・矢口
  ~真夏の光線/中澤・安倍・飯田・保田・矢口
  ~愛あらば IT'S ALL RIGHT/中澤・安倍・飯田・保田・矢口・石川・吉澤・紺野・小川・藤本
  ~ザ☆ピ~ス!/中澤・安倍・飯田・保田・矢口・石川・吉澤・紺野・小川・藤本
  ~LOVEマシーン/中澤・安倍・飯田・保田・矢口・石川・吉澤・紺野・小川・藤本
25. 恋するエンジェルハート/全員(松浦以外)
----MC. メンバー紹介 ----
26. Never Forget/全員
----MC. 挨拶 ----

 
スクリーン
 「I WISH」で幕を開けたコンサートは、正月早々足の薬指を骨折した亜弥ちゃんのお詫びメッセージ(足以外は元気なので、ステージは頑張るというような挨拶)と、ゲストの真野ちゃんの紹介などを経てなっちへ。
 なっちの「スクリーン」。このブログでも先月記事を書きました。それは、さすがつんくはなっちの声をよくわかって書いているという内容でした。この日、その「スクリーン」を初めて生で観た訳ですが、生だと更にイイ!なんか歌い方に無理がないというか、いい意味で自然体でした。だからなのか、なっちは歌いながら巧みに表情を作り、舞台女優としても活躍している片鱗も垣間見せる余裕がありました。
 さすが、なっちは10年やっている風格みたいなものがステージングにありましたが、不思議と親しみやすさみたいな雰囲気もちゃんと健在。それは、きっと昔から変わらないなっちスマイルのおかげかなと思ってみたり。アーティストとしての地に足がついた安定感と、アイドルとしての可憐な部分、どちらも併せ持つなっちはやはりハロプロの顔です。

 BABY! 恋に KNOCK OUT!
 元プッチモニ集結による懐かしのヒット曲。三人とも激しいステージングの人達なので、実に激しくカッコイイ。よっすぃ~もマコも楽しそうです。そして、中心でグイグイ引っ張るヤススが凄いイイ! 娘。時代から変わらないギラギラした歌い方、客席への視線、ヤバイ!眼を合わせたら引っ張られてしまう。昔モーニング娘。のステージを観た時も、そう感じた事を思い出しました。
 私はヤススが今の活動で歌を歌えない現状をとても残念に思っている一人で、まあ確かにコンサートやっても何人集まるんだ?という事になって、実現は難しいのはわかるのですが、歌を歌える場を作ってあげてほしいなと思うのです。歌を歌うヤススは輝いていました。
 そこでふと思ったのは、この三人で新生プッチモニ作ればいいんでは?という事。マコにも歌える機会が出来るし良いアイデアじゃないですか。まあ、会場に何人観に来るのかは読めませんが。でも、こんなカッコイイ保田圭を、もっと観てみたいのです。

 たんぽぽ(Single Version)
 プッチモニと来れば、忘れちゃいけないタンポポ。この日、かつてのタンポポメンバー集結による五人「たんぽぽ」が聴けました。
 出だしの飯田さんパートを聴いただけで、ああタンポポが帰ってきた!と感無量でした。残念な事に飯田さんは歌詞を間違えてしまいましたが、それを補って余りあるほどの歌声。続くヤグチの歌声も「ああ、やっぱりヤグチはミニモニ。よりもタンポポだな」と実感するに相応しい歌声。「娘。ヲタとしてヤグチがステージで歌う事は許せない」なんて以前思っていた事は、この日のタンポポを観て吹っ飛んでしまいました。そのくらい、やはりタンポポはカオリンヤグチなのですよ。これで、彩っぺが加われば言う事無しですが、それは横浜アリーナ公演の楽しみにとっておきましょう。あと、歌は無理でも、ぼんさんが花束持って現れるくらいはしてほしいなとも思いますが。

 This is 運命
 もう何度も観てきた運命なので、私も他のヲタの人達も、以前ほどは爆発しなくなったような気がしますが、それでも会場を一気に熱狂の渦へと陥れるナンバーである事は変わりません。メロンのメンバーも、ハロプロの歴史とともに時を重ねてきたわけですが、6年前のライブでハロプロの現場にモッシュやダイブを発生させるという現象をこの曲で起こしてから、今に至るまでも相変わらずメロンメンバーもヲタもその熱気をキープしています。その変わらない良さというのは、ハロプロで数年間活動しているユニットで唯一メンバーチェンジのないユニットであるメロン記念日の良さそのものである。そんな事を、この日も変わらず会場をロックな雰囲気にしているメロンを観ていて思いました。
 メロン記念日、これからもいつまでも変わらないでいてほしい。前向きな意味として、そう願っています。

 愛スイートルーム
 これは嬉しい企画でした。あの美勇伝が帰ってきた!まだ解散してから一年経っていないから、そんなに感慨はありませんが、やはり嬉しい。しかも選曲が嬉しいではありませんか。美勇伝好きだった人なら文句ない選曲ではないでしょうか?
 石川さんはこの日とてもイキイキしていまして、歌唱力はアレだけど、歌う事が大好きな人なのだなと改めて思いました。夜の部のトークで、唯やんが美勇伝では大人としての礼儀とかそういうものを石川梨華(と呼び捨てした笑)から学び、とても感謝していると語ったそうです。「ギスギス伝」とか揶揄された美勇伝でしたが、三人にとって思い出の場所である事が嬉しかったです。多分、み~よも同じ思いですよね? きっと石川さんも厳しく接してきた事を後悔していない筈。
 美勇伝って、まあはっきり言って「B級」っぽさに満ち溢れたユニットでしたが、そのちょっと本線からはずれた感じが私は大好きでした。新幹線よりも在来線、JALやANAよりスカイマークにエアドゥ(まだこれは乗った事ないですが)な私ですから(苦笑)、もちろん美勇伝最高です。

 ブギートレイン'03
 帰ってきたと言えば、美勇伝だけではありません。ポップス歌手藤本美貴も帰ってきました!
 演歌を歌うミキティも悪くはないですが、やはりポップスを歌う姿が似合っています。「もう、アイドルには未練はない」と言っていた本人もまんざらではなさそう。っていうか、ノリノリでした(笑)。
 会場もとても盛り上がっていましたが、やはり同じ思いの人が少なくなかったという事でしょうか。贅沢言えば、あの曲をやって欲しかった気もしますが、あの曲でなくてもこれだけ盛り上がったのですから、今年は是非とも昔の曲も歌うソロコンサートをしてほしいし、せめてアルバムでもいいから、ポップスも歌い続けてほしい。そう願っています。この日、楽しそうに歌うミキティの姿を観ていて、やっぱり存在感のある人だなと改めて思った次第です。

 悔し涙 ぽろり
 これまた懐かしのナンバー。こういう曲を歌わせたら、ハロプロでは中澤姐さんの右に出る者はいません。ステージだけでなく、会場の雰囲気がもう中澤裕子ワールドになっていました。
 エルダを観に来るようなヲタは、ハロヲタ歴が長い人が多いのでしょう、ノリとかコールがピッタリ揃っています。そんな激しく盛り上がるタイプの曲ではない筈なのに、「裕子コール」の盛り上がりはまだまだ現役アイドル?な雰囲気でいっぱいでした。
 ハロプロが売れていた時代の曲だからか、かかるだけでなんか会場の雰囲気が一変する。これは他の昔の曲でも感じましたが、売れた時代の空気感みたいなものが曲に染みついているのでしょう。そして、ステージを華やかに彩っていくのです。

 長くなってきたので、後半戦の感想は次回に回そうと思います。 ~続く~

コメント (7)
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