~前回の記事の続きです~
トークコーナー「ハロプロなんでもベスト3」が始まる。メンバーに聞いたアンケートを元にベスト3を決めるコーナー。今回のお題は「セクシーなパジャマを着ていそうなメンバー」です。
第三位「道重さゆみ」
「ピンクのフリフリとか着ていそうなイメージ」だそうです。本人、三位に選んでもらって嬉しいとの事。
第二位「田中れいな」
「ヒョウ柄とか着ていそう」との事。本人曰く、「ヒョウ柄ですか?下着なら…。嘘です嘘です(苦笑)」
第一位「菅谷梨沙子」 (会場が大いに沸く)
梨沙子は「ネグリジェを着ていそう」というイメージだそうです。本人はその事を聞かれると、あっさりと「ネグリジェは着ますね」と認め、会場から「ヒュ~」と歓声が上がりました(苦笑)。
そんな梨沙子一位の結果にさゆが一言「三位に選んでもらって嬉しかったんですけど、二位のれいなはともかく、一位が自分よりも年下の梨沙子ちゃんという事で複雑な心境ですね。あまり三位は嬉しくないなみたいな」。さすがのさゆも、梨沙子のセクシーオーラには勝てずという事でしょうか(苦笑)。
更におまけでランク外の紹介へ。
まこと「さてランク外なんですが、浴衣を着ていそうということでこれは嗣永桃子さんです」
桃子「浴衣は着ないんですが、ありがとうございます」
まこと「普段はどんなパジャマですか?」
桃子「桃はもちろんピンクのリボンの絵が書いてある…」(ここで隣の佐紀ちゃんがどつく)
桃子「なんでどつくのよ」
佐紀ちゃんグッジョブ!(苦笑)で、桃子のコメントはここで終了(笑)。
09. 王子様と雪の夜 / タンポポ#(亀井光井熊井岡井)
10. アンブレラ / タンポポ#
続いて、タンポポ#は、いきなり懐かしナンバーで登場。原曲だとソロパートに入れるコールがあったけれど、タンポポ#でも有り。えりりん→ゆりな→あいか→ちさと。
改めて思うのは、熊井ちゃんの特徴ありすぎる歌声を一番安心して聴けるのがタンポポ#だという事。癒しボイス亀と並ぶ事によって、低い歌声に柔らかい輪郭が生まれる。そんな気がする、まさに亀井ボイス効果。
その効果はみっつぃも受けている。聴きやすさが普段と違う。聴きやすさ三倍増し。
で、万能シンガー岡井ちゃんだけは自らの個性をチラ見させつつ、歌声のクセを真似るのが巧い器用さを生かし、あの人の歌い方を彷彿させる歌を聴かせてくれるのであった。懐かしさと、もう二期タンポポは実現が難しいユニットである事を思い出して、心が少し切なくなる。
11. Bravo☆Bravo / Buono! (嗣永夏焼鈴木)
12. 恋愛ライダー / Buono!
Buono!だ。なんか照明が明るくなったのは、演出上の事なのか、気のせいか。とにかく明るい。
先ほど、「どうして恋人になれないの」と湿っぽく聴かせてくれていた人と同一人物とは思えない緑の歌姫が「君にエールをおくろう」と歌う。
横では、小指を立てたピンクのナルシストが、あまりにも可愛らしい動きで客席にエールを振りまき、クールビューティーな17歳が右で生き生きと歌う。
新曲(と新しめな曲)と昔の曲を見せられてきた観客が、これが見たかったんだ!と言わんばかりに「恋愛ライダー」で跳ねる。やっぱり現在進行形は強いよ。三人のパフォーマンスにこそ、エールを贈りたい。
そして、コンサートは後半戦の雰囲気へ突入していき、曲は再び懐古路線へ。
13. BE ALL RIGHT! / 新垣ジュンジュンリンリン徳永岡井萩原真野和田前田福田小川佐保宮本竹内
14. 好きすぎて バカみたい / 道重田中須藤矢島
15. LOVE LIKE CRAZY / 高橋亀井清水
11人以上いる11WATERは大人数で華やかに踊り、その人選に登場時に歓声が起こったDEF.DIVAカバー(歌は心配したほどではなく歌えていた)、何このカッコイイ三人!だった後浦なつみ改め高井佐紀のLLC。
特に、LLCは佐紀ちゃんが素晴らしかった。愛ちゃんの歌の、地に足がついた安定感。亀ちゃんのダイナミックダンス。この二人が得意技を駆使しているところに、佐紀ちゃんも得意技を持って入り込んで来た。そこに、彼女なりのプライドを垣間見た思い。この三人の組み合わせはまた観たいので、夏のハロコンでも実現希望。
また照明が変わる。シックな照明の下、素敵なダンサー三人が魅せた後はZYX-α。
16. 白いTOKYO / ZYX-α(新垣嗣永徳永須藤和田小川)
17. 行くZYX! FLY HIGH / ZYX-α
正直に言うと、観る前は一番期待していなかったユニットです。すいません。しかし、そんな過小な期待はステージングに吹き飛んだ。例えば、スマイレージの二人がハマり過ぎなのだ。あやちょの歌う姿にめぐを重ねる。レベル比とかどうでもよくなるくらい、あやちょも白く輝いている。衣装はピンクだけれど。
オガサキの姿は佐紀ちゃんか?しなやかな動き。茉麻はDEF.DIVAでもそうだったが、すごく大人っぽい動きと踊り。例えられるZYXメンバーは居ない。茉麻の前に茉麻なし、茉麻の後に茉麻なし。
桃子は例えるなら…。いや、桃子はオリジナルメンバーであった。「あの頃」は立てていなかった小指が可愛い。
そして、個人的にはZYXよりプッチモニが似合うだろうと疑問を感じていたメンバー徳永千奈美が凄い輝いている。なんでこんなにハマっているのか?ZYXのダンスが長い手足の子にこそピッタリだからなのだと気づいた。腕を振り上げたり、手でアルファベットを作ったり、長い手足が最高に活きるZYXダンス。そういえば、本家ZYXで一番ダンスが上手いのはめぐだが、一番振り付けがハマっていたのは梅田えりかちゃんだったと思い出す(涙)。
そんな十代少女達を引っ張る、かつての矢口さん的ポジションはガキさん。小春の卒業でZYX-α唯一の娘。メンバーになったから、ますます矢口的。
でも、それだけで終わらないから「α」なのだ。ガキさんがこなすポジションの濃密な出来映えは、まさに村上愛的空間。髪を切ったのはこのパフォーマンスのため?と思えてくるくらい、ZYX-αはガキさん適役ユニットなのでした。ガキさんに熱演賞を贈ります。
18. Only You / 続・美勇伝(道重ジュンジュン菅谷)
19. 恋するエンジェルハート / 続・美勇伝
会場が良い感じにヒートアップしてきて次は「続・美勇伝」。スタンドマイクを前に決める三人カッコイイ。特に梨沙子。
これは冗談ではなく、本当に梨沙子がとても凛々しく見える。相当キャラを作り込んで、「自分はロック歌手なんだ」と自己暗示を掛けて歌っているように思える。そんな梨沙子が微笑ましい。器用にキャラを演じられない事こそ、ロッカーなアイドルに相応しくて梨沙子にはハマり曲。
勿論、元々男前な出で立ちのするジュンジュンも良いし、声を低めに作って頑張るさゆも良い、しかし、さゆは頑張りが空回りしたのか歌詞を飛ばすのであった。それもまたさゆらしさ。
20. DESTINY LOVE / High-King(高橋田中清水矢島前田)
21. Diamonds / High-King
22. C\C(シンデレラ・コンプレックス) / High-King
コンサートの雰囲気はまた変わり、ダンスがカッコイイよタイムに突入。High-Kingです。
愛ちゃんやれいなは、任せてくれと言わんばかりに本領発揮。これはハロプロにとどまらず、今のアイドル界で、こういうのをやらせたら二人の右に出る者は居ないような気がする。
では他の三人はどうか?歌は敵わないかもしれないが、ダンスは魅せる。ダンス得意な佐紀ちゃんは勿論、ゆうかりんも頑張って食らいついている姿が素敵だ。
そして、舞美のダンス!
何故に舞美のダンスはこんなに男前なんだろう?背が高いからというだけではないハズ。観ていてわかった。足の立ち幅が絶妙なのだ。「EVERYDAY 絶好調!!」のPVを見てもらうとわかるのだけれど、足をしっかりと開いて立つ舞美。その姿と、筋力を感じさせるしなやかな上半身の動き、それが男前な理由。彼女のダンスをゴールデンタイムのテレビに流して欲しい。女性ファンが増えるんじゃないかなとか言って。
23. 恋愛レボリューション21 / 全員
エンディングは、今まで現場で何回観てきたかわからないくらい観てきた「恋愛レボリューション21」。でも、不思議と「またか」というガッカリ感はない。あるのは、充実感とこれからの期待。
新旧ナンバーの融合。こういうコンサートを観て、過去を懐かしみ、未来を期待したり、そんな時を超えたドキドキを味わうのも楽しいものです。勿論、過去を知らなくても楽しめるから大丈夫。歌う人達は過去の人ではなく、未来へ歩いている人達だから。