フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

気まぐれプリンセス再評価

2010-01-09 22:34:18 | ハロプロ(娘。)

 モベキマスのセットリストを初日に見た時、ああこの曲は盛り上がらないかもしれないと思った曲がありました。その曲とは、
「青春ソング」
です。
 ℃-uteコンサートでは非常に盛り上がる曲ですが、それはあくまで℃-ute現場での話。℃-uteコンサートに行かない人達は、どういうノリになるのだろう?きっと、℃-uteコンサートの時のサビで大合唱状態にはならないだろうな。そう思っていました。
 最近のハロプロ現場はヲタの声量が落ちている印象があり、大声を出す応援というのがだんだん減りつつあります。声を出すのが辛くなってきたのか?年齢?(爆)。それともシャイだから?

 しかし、いざフタを開けてみたら、舞美ちゃんが「一緒に歌ってくださ~い」と煽るまでもなく、会場の多くの人が「青春を歌おう~」と歌ってマシタ。

 なんだ、みんな大声出せるやん。と、頼もしきハロヲタの応援に感激しつつ、「みんな℃-uteコンサート観てるんだな」とも思いました。
 その大声パワーは他の曲でも発揮されていました。なかでも印象的だったのは、モーニング娘。の「気まぐれプリンセス」です。イントロで入れる掛け声。そのリズムがなんだか祭の囃子みたいでもあり、こういうお祭り的コンサートに相応しい雰囲気になっていきます。
 「気まぐれプリンセス」を初めて聴いた時は、歌詞にばかり気をとられて曲の本質に気が回らなかった。今はそう思います。この曲は悪くない。むしろ良い曲。どこら辺が? 「楽しい」から。

 例えるなら、初対面の印象はパッとしなかったけれど、だんだん魅力に気づくにつれて惹かれるような、そんな人「気まぐれプリンセス」。「チョイエロ笑顔」に騙されていた。あなたは魅力的。メガネをはずしたら美人だったみたいな展開にも似て面白い。(※ 私はメガネっ子は好きです)

 気まぐれプリンセスは、かしこまって難しく考えてはいけなかったのです。PVを見ながら出来映えに気を揉んだり、パート割をチェックしたり、そういう難しい事を考えるよりよりも、歌を聴きながら、ダンスを観ながら、「観る阿呆」になって、その心境になってようやく本質が見えてきたような気がします。気づくのが遅い?確かに。秋ツアーの時点で気づけ自分(苦笑)。

 これって実はこれからのモーニング娘。へのヒントではないですか?カッコイイダンスを見せつつ、祭空間のような非日常を感じさせる曲。
 やっぱり、モーニング娘。の歌は大声で叫びたくなるような曲が一番ハマるのかな?と思いつつ、過去のシングル曲を思い返していたら、改めて気づく。やっぱりそうだ。

気まぐれプリンセス Dance Shot Ver

コメント (2)
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