色々と賛否が渦巻く℃-ute新曲の「SHOCK!」ですが、℃-ute史上最低枚数を記録した一週目とは裏腹に、二週目の順位でベリキュー史上で「二週目における最高順位」を記録しました。
ベリキューシングル 二週目順位順 (左から、順位、枚数、発売日、タイトル)
*16 *4,032 2010/01/06 ℃-ute 11th「SHOCK!」 ←←←←← New!
*17 *8,146 2007/10/17 ℃-ute 3rd「都会っ子 純情」
*18 *4,881 2009/07/01 ℃-ute 9th「暑中お見舞い申し上げます」
*19 *6,524 2008/07/30 ℃-ute 6th「江戸の手毬唄II」
*23 *3,516 2009/09/16 ℃-ute 10th「EVERYDAY絶好調!!」
*26 *3,741 2009/06/03 Berryz工房 20th「ライバル / 青春バスガイド」
*27 *3,959 2006/03/29 Berryz工房 10th「ジリリ キテル」
*35 *2,096 2009/03/11 Berryz工房 19th「抱きしめて 抱きしめて」
*35 *2,041 2008/07/09 Berryz工房 17th「行け 行け モンキーダンス」
*36 *2,326 2008/04/23 ℃-ute 5th「涙の色」
*41 *2,546 2008/03/12 Berryz工房 16th「ジンギスカン」
*45 *2,868 2005/03/30 Berryz工房 6th「スッペシャル ジェネレ~ション」
*46 *2,620 2009/11/11 Berryz工房 21th「私の未来のだんな様/流星ボーイ」
*50 *2,075 2008/11/05 Berryz工房 18th「MADAYADE」
*52 *2,021 2007/03/07 Berryz工房 13th「VERY BEAUTY」
*52 *1,999 2009/04/15 ℃-ute 8th「Bye Bye Bye!」
*53 *2,292 2007/11/28 Berryz工房 15th「付き合ってるのに片思い」
*53 *2,037 2006/12/06 Berryz工房 12th「胸さわぎスカーレット」
*57 *2,107 2006/08/02 Berryz工房 11th「笑っちゃおうよ BOYFRIEND」
*57 *1,831 2008/02/27 ℃-ute 4th「LALALA 幸せの歌」
*58 *1,934 2005/11/23 Berryz工房 9th「ギャグ100回分愛してください」
*61 *1,908 2008/11/26 ℃-ute 7th「FOREVER LOVE」
*61 *1,906 2005/08/03 Berryz工房 8th「21時までのシンデレラ」
*62 *2,017 2005/06/08 Berryz工房 7th「なんちゅう恋をやってるぅ YOU KNOW?」
*62 *1,988 2007/02/21 ℃-ute 1st「桜チラリ」
*64 *1,791 2004/04/28 Berryz工房 2nd「ファイティングポーズはダテじゃない!」
*67 *2,288 2004/03/03 Berryz工房 1st「あなたなしでは生きてゆけない」
*67 *1,947 2007/07/11 ℃-ute 2nd「めぐる恋の季節」
*71 *1,809 2004/08/25 Berryz工房 4th「ハピネス~幸福歓迎!~」
*71 *1,311 2007/06/27 Berryz工房 14th「告白の噴水広場」
107 *1,455 2004/05/26 Berryz工房 3rd「ピリリと行こう!」
二週目のデイリー順位まで加えた表は、こちらに貼りました。
http://d.hatena.ne.jp/alpha7/20100124
(この表はネットから拾ったものです)
枚数的には「都会っ子純情」や「江戸の手毬唄II」が群を抜いていますが、これらは二週目に追加イベント発表、或いは910の日イベント発表があったりして売上を伸ばしたものなので、参考記録と言えましょう。
面白いのは上位五曲が℃-uteシングルで、そのうち三曲が最近の曲であるという事。
かと言って、新しいほど好結果なのかと言うとそういう訳でもなく、「Bye Bye Bye!」と「FOREVER LOVE」は二週目は売れていません。
Berryz工房はどうかと言うと、発売時期と売上はあまり関係していなさそうです。「ライバル/青春バスガイド」が高い位置にいるのは、アニメ番組主題歌という事で、視聴者による購入が二週目にそれなりにあったのだと思われます。
二週目に売上がある程度あるという事は、いわゆるコアヲタ以外が買っているという見方が出来る訳で、かつての月島きらりさんがまさにそういうパターンで売れていました。月島さんはイベントとかが売上に関係ない訳ですから、二週目以降に買っている人は文字通りライトファン。或いはアニメのファン。
という事で考えると、ハロプロで一番ライトファンが多いと思われる℃-uteだけに、だから二週目も売れるんだなと結論を出したくなります。
しかし、ちょっと待った!なのです。
℃-uteが好きでCDを買うという行為。その流れには、コアヲタもライトファンも大きくは変わりません。変わるのは買う枚数だけ(苦笑)。イベントに当選するために複数買うか買わないか。イベントの申し込み締め切り日は発売週である事が多く、申し込みをする人は発売週に購入します。 (今回の℃-uteは締め切りが二週目だったので、二週目にコアヲタの買い増しがあったという説もあります)
しかし、イベントに応募するつもりがない人だって、早く聴きたいから発売週に買う筈です。つまり、コアもライトも関係なしに、発売日を知っているようなファンなら、わざわざ二週目に買ったりせず発売週に買うと思います。
では、何故℃-uteは二週目に健闘しているのでしょうか。
今、ハロプロのシングルは、発売週に店に買いに行くと売っていなかったり、品切れになっている事が多くなりました。私は都市部に住んでいて、最寄り駅の駅前に色々と有名CDショップがあるのですが、ハロプロ特に℃-uteのシングルは発売日、というか発売日前日(フラゲ日)に買いに行かないと売っていないという事が珍しくありません。
店によっては二次入荷の予約受付をやってくれているところもありますが、現在ハロプロのCDはどの店もあまり入荷しない傾向にあるため、確実に入手するには発売日前に予約するか、ネットで早めに予約して買うしかありません。
何故、店はハロプロのCDをあまり入荷しなくなったのか?「売れないから」と言われそうですが、まあ確かに大ヒットはしていませんね。でも、ハロプロはチャートの上位にいる歌手ですから、店としてはそれなりに売上を見込める歌手です。
店が入荷を絞っているのは、「買い取り」商品になっているからみたいです。これは、ハロプロだけがそうだという訳ではありませんが、とにかくそういう事になっているみたいです。
どういう事か一言で言うなら、店が必要な分だけCDを買い取って販売している。売れ残った分をメーカーに良品返品は出来ない。という事です。
店は確実に売れる見込みの枚数しか仕入れない。早々と売り切れて、問い合わせが何人からかあれば再入荷。そういう流れなのでしょう。これでは、とりあえず興味を持った人が店頭で手にとって買う確率は低くなるでしょうね。
そういう訳て、℃-uteは発売週に買えなかった人が、何らかの形で二週目に買っているケースが多少あるという事なのでしょう。それだけ、今℃-uteは需要に対しての入荷が少ないという事も言えるのかもしれません。実際、自分も「SHOCK!」を発売週の木曜日の夕方に地元に買いに行ったところ、有名CDショップは全滅でした。
事務所、メーカーがどこまで新規開拓、ライトファンを育てていく事に力を入れようと考えているか、正直疑いの気持ちを持って見守っていますが、もう少し買いやすくしてほしいと思います、二週目の売上が以前より上がっているという事に、プロの分析で対策してほしいと思います。