フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

中島早貴誕生日 16歳のなっきぃへの期待

2010-02-05 21:24:16 | ハロプロ(℃)

 今日2/5は℃-uteの中島早貴ちゃんの誕生日です。なっきぃ、おめでとうございます。
 16歳です。℃-uteがハロコンや先輩のコンサートでの前座などで歌い踊っていた時に、後ろでキビキビと踊る小さな女の子という印象だったなっきぃが、今やソロ写真集を出すまでになりました。ダンスの得意なハロプロメンバーとして名前も挙がるまでになり、積み重ねてきた努力が開花した事を嬉しく思う今日この頃です。
 思えば、なっきぃの成長は℃-uteのグループとしての成長でもありました。


 三年前、℃-uteは「桜チラリ」でメジャーデビューしました。今でこそ「桜チラリ」は名曲の呼び声も高いですが、当時の私は売れるかどうか不安しかありませんでした。
 当時のBerryz工房が選民イベントをやっていない状態で初動二万近くを売り上げていて、それを基に予想すると、イベント効果などがあったとして良くて15,000枚。多分、10,000枚から15,000枚の間と予想していました。今に思えば、かなり弱気な予想です(苦笑)。でも、Berryz工房と℃-uteの人気の差を考えたら、これでも強気な予想でした。

 「桜チラリ」発売後にすぐファーストコンサートが組まれていました。会場は東京厚生年金会館や中野サンプラザより狭い日本青年館。待ちに待った℃-uteの単独コンサート。大いに盛り上がり、エンディング間際には客席から自然発生で℃-uteコールとバンザイが起こり、メンバーが感激して泣き出すシーンがありました(DVD「始まったよキューティーショー」に収録されています)。
 やっと掴んだメジャーデビューという晴れ舞台。やっと辿り着いた単独コンサートのステージ。その舞台への祝福の気持ちで会場が熱くなった瞬間でした。

 この時以来、℃-uteは現在まで走ってきました。エース的存在のメンバーを一人失った状態でメジャーデビューした℃-ute。7人が力を合わせてきた。
 その頑張りは、成長と人気上昇に繋がります。なっきぃもそんな一人。なっきぃは三年前から現在までの人気上昇率で言ったら、グループ中トップではないかと思います。

 なっきぃと言えば、「一所懸命」という言葉がイメージとして浮かびます。ステージでは二時間無我夢中で踊り歌い、トークでは空回り気味に必死に喋る。
 アイドルヲタというのは、そういう一所懸命な子に弱い。なっきぃのキャラが℃-uteのメジャーデビューと共に浸透していき、なっきぃのスキルアップと同時進行で人気も上がっていったと感じます。

 ここまでは「中学生中島早貴」の流れ。

 去年くらいから、なっきぃは一味違う人になってきた。相変わらずダンスは力一杯でキレいっぱいなんですが、キャラに広がりが少しずつ出てきました。
 それは「演技」、「ラジオ」が影響しているのではないか?そう感じています。ラジオは毎回℃-uteメンバーから一人ずつゲストが来るスタイルでオンエアされているので、一人喋りではありませんが、元々イベントなどで進行役を任される事が多いなっきぃですから、長所を生かしつつ更にトーク力を磨いています。

 そして、最近なっきぃが才能を花開き始めているのが「演技」。なっきぃの演技は台詞回しで魅せるタイプではなく、表情のつけ方などで魅せていくタイプ。
 中禅寺ナキ子、ロマンチックによろしく等で、台詞や演じたキャラクターに合わせて表情を作り、携帯小説家ではロリータファッションに合わせてしぐさを作り、当たるも八卦では先生を占うシーンで慈愛に満ちた優しい表情を見せた。
 つまり、中島早貴というハロプロのアイドル、℃-uteのメンバーとしての普段の表情とは違う顔を、役に合わせていくつも用意出来る力を持つに至ったのが今のなっきぃなのです。

中禅寺なき子 (2009年℃-uteの日 DVDより 気に入った方はDVDも買ってくだいね)


 一年ずつ着実に成長を遂げているなっきぃ。
 バックダンサーと言うと、どうしてもネガティブなイメージが湧いてしまうものですが、バックで踊る事でも輝く事は出来る事を実践してきた人です。
 そんななっきぃにこそ、これからは脇役でいいから女優としての一歩も踏み出してほしい。勿論、℃-uteの活動ありきになりますが、舞台、映画、テレビ、様々な場所に立って持ち味を生かしてほしいと期待します。
 或いは、予想もつかない新たな道で才能を開花させる事もあるかもしれません。色々、楽しみは尽きません。

 中島早貴ちゃんの更なる飛躍に期待は膨らむばかりです。この一年が良い一年になる事を祈っております。

コメント (2)
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