メロン記念日の斉藤瞳さんが結婚されました。おめでとうございます。お相手はハチミツ二郎さん。申し訳ない事に実は知らない方なのですが、お笑い芸人だそうです。
なれそめは、二郎さんがメロン記念日のファンだと知った上々軍団(ハロプロのイベントで司会をしたりしているお笑い芸人)の人が、「俺らと同じ事務所だから、マネージャーに話をつけてみる」とセッティングをした事だそうです。そうして、メロンのマネージャーが二郎さんをコンサートの楽屋に招き、二人は知り合ったという訳です。
ああ、いくら芸能人とはいえ、ヲタがメンバーに近づき、結婚にまで至るとはなんたる羨ましい話。そう思った人も少なくない事でしょう。斉藤さんのヲタでなくても、ちょっとした嫉妬心が芽生えるエピソード。だからなのか、100%の気持ちで「おめでとう!」と言いい切れない人が少なくないようで、自分もそんな気分です。その気持ちの原因は、「マネージャーが出会いを手助けしていたから?」、「相手がまた芸人だから?」、たぶん両方です(苦笑)。
ハロプロメンバーと芸人の関係というのは、噂レベルで色々語られてきました。そして、藤本美貴さんみたく、芸人との合コンで知り合って結婚にまで発展したケースも目の当たりにしてきました。「そんなに芸人がいいのか!」。芸人という言葉に、そういう複雑な感情を抱くハロヲタは少なくないと思うのです。好き同士で付き合っている大人に対して、ヲタがとやかく言うのも大人気ないとは思うのですが、正直言って自分の推しが芸人とは付き合ってほしくないという感情は、今まで蓄積されてきたハロプロの思い出から自然に沸き上がる感情と言ってもいいでしょう。
でも、相手が良い人であれば、まあそれで良い訳ですから、それ以上の感情、つまり相手に対してのアンチ的な感情などは発生しない訳ですが、どこか腑に落ちない気持ちで拍手をする事になります。
「人を職業で決め付けるのは良くない」
こういう心で祝福すべきである。そう自分の心に言い聞かせるのが大切になりますね。
マネージャーさんを介して知り合いになったという点は、まあちょっと引っかかる部分ではありますが、成人メンバーは自己責任だろうし、紹介を受けて仲良くなるかどうかは会ってみなくてはわからない。
ただ、現在未成年のメンバーのヲタが、自分の推しメンバーも今後そういう事に遭遇する可能性があると悟り、冷静ではいられなくなっているという心理もわかります。
第三者からすれば、大人が恋愛を実らせて結婚へと至ったのだから祝福してあげなさいと思われましょうが、アイドルヲタというものは、頭ではその通りだ祝わなくてはとなっても、その過程に何か気にかかる事があると落ち着いて見られなくなってしまうもの。むしろ、そういう心があるくらいな人が、大人になってもアイドルヲタをやっているのだ。そう思います。
斎藤さんは見かけは派手に見えますが、とても気配りな人で家庭的な人。字も凄い達筆だし、しっかりした人です。ダンナ様も、メロン記念日解散の時にツイッターに「メロン記念日はいつまでも俺にとっては最高のアイドル」と書いた方。そんな二人をお祝いしたいし、そのために妄想を広げて推しメンの心配までするのは止めよう。そう、夏の空に叫ぶ事にしたいと思います。