~夕刊ハロー!スポーツ紙(ハロスポ)8/26号の一面記事より~
人気アイドルグループ「Berryz工房」に所属する嗣永桃子クン(18)が、プロデューサーのつんくの方針に噛みついた。
桃子クンは昨夜オンエアされたレギュラーラジオにて、アイドルと年齢に関するテーマで自論を展開。「松田聖子さんが憧れ」という桃子クンは、年齢を重ねてもアイドルはやれるという思いとともに、モーニング娘。9期オーディションの応募資格にある「10~17歳」という部分に疑問を感じている事を匂わせる発言をした。
オーディションの募集要項に難癖をつけるとなると、イコールでつんくプロデューサーや事務所に対する批判となると気付いたのか、自分でフォローは入れたものの、心の中にあるモヤモヤがチョッピリ見えた形だ。
「嗣永さんは今春から大学に通い始めるなど、将来の事などもよく考えている子です。アイドルとはどうあるべきかという事を常に考え、その行動や発言、握手会などでのサービスぶりから、ファンはアイドルのプロ、アイドルサイボーグと嗣永さんを称えています。」(事情通)
しかし、その「プロ」っぷりが過ぎるゆえにグループ内で孤立しているという噂さえあるようだ。事情通氏は続ける。
「Berryz工房も一時期に比べてセールス的に人気が落ちてきた。メンバーは内心ではこれからの身の振り方を考えていても不思議じゃない。だからなるべくプロデューサーや事務所とは波風を立てないようにしています。最近のBerryz工房の曲はファンの間でも出来映えに疑問符が付いていますが、メンバーだって内心では同じ。でも、本音は口には出来ません。ましてや、会社の方針に異を唱えるなんて大変です。上層部に目をつけられたらリストラの危機です。」(事情通)
ならば何故桃子クンは身の危険を恐れずに会社の方針に異を唱えたのだろうか。事情通氏によれば、桃子クンはBerryz工房の原状、ハロプロの原状にかなり危機感を持っている。仲の良い真野恵里菜クンや℃-uteリーダーの矢島舞美クンとよく今後の自分達について話し合っているようだ。
しかし、グループ内ではこれからの自分達に対しての危機感は人それぞれ違う。桃子クンはそういう状況が歯がゆいようだ。なんというアイドル魂だ。
「嗣永さんはいざとなったら、グループやハロプロを守るためにプロデューサーと徹底抗戦する構えです。自分が悪役になって周りが良くなるなら喜んで刺し違えてやろうという覚悟です。」(事情通)
なんとも泣ける話だが、彼女にはもう一つのしたたかな顔もあるようだ。
「番組の中で、ライバルは?と質問を受けたら、アキーバ方面のアイドルとかダイーバ方面のアイドルと答えなくてはいけないんでしょうけど、それでは向こう(質問をする取材側)の思うツボだから言いたくないと答えています。つまり、どう発言したら得なのか損なのかは、よくわかっている子だと思います。」(芸能記者A)
桃子クンは自分の公での発言にどの程度の影響力があるか把握した上で、モーニング娘。オーディションに対する苦言を語った可能性が高いというのだ。
今、ハロプロはAKB48に押され人気が伸び悩んでいるという。メンバー達もそういう空気は当然感じている筈だ。A氏は言う。
「数年前までならBerryz工房とAKB48は比較にならなかった。Berryz工房はさいたまスーパーアリーナで単独公演を行なったくらい人気アイドル。いわばエリート。その頃AKBは秋葉原の路上でAKB劇場の公演の告知が書かれたチラシをメンバー自らが配っていた。つまり雑草アイドルです。そういう過程があるから、AKBのメンバーは今でもハロプロに憧れを持ちファンである事を公言するメンバーがいるのに対して、ハロプロはAKBの事が好きだとは言えない空気が出来上がっています。上から目線と言いましょうか。」
立場が代わり、今やAKBがアリーナクラスの会場でコンサートを行い、ハロプロはホールクラスの会場だ。Berryz工房のメンバーも悔しさがあるのは仕方がないところだろう。
「ライバルとしてAKBの名前を挙げたハロプロメンバーは過去にはいたのですが、結局はマスコミも大きく取り上げないし、AKBがそれに乗っかって宣戦布告する訳でもない。言った者勝ちならぬ、言った者負けみたいな雰囲気が出来てしまった。嗣永さんもそんな事を言って自身が惨めな思いをしたくはないと感じているのでしょう。」(芸能記者A)
それにしても、アキーバ方面のAKBのみならず、ダイーバ方面と揶揄されたアイドリング!!!まで意識しなくてはいけない状況なのが今のハロプロであり、Berryz工房なのか。ハロスポ記者のイメージでは、AKBには差をつけられたかもしれないが、ハロプロと他のアイドルとはまだまだ人気差があるように思うのだが、関係者達はそういう心境ではないのだろう。ジョークを言う気分ですらないという事かもしれない。それほどまでに、今のハロプロはピリピリしているのかもしれない。
去年、モーニング娘。のメンバーが、当時の最新シングル曲の歌詞について、「歌詞の意味がわからない」と発言。そのメンバーはその後卒業となった。まさかとは思うが、桃子クンの身にも同じような事が起こらない事を願うばかりだ。
ハロスポ記者も、モーニング娘。オーディション参加資格の年齢が10歳~17歳というのは範囲が狭い上に、小学生も可というのはイメージ的に疑問符を付ける。アイドルマニア向けにローティーンの子を入れたいというのは、人気の拡大をしていく上でマイナスでしかないとも思えるのだ。また、モーニング娘。がパフォーマンスを売りにしているアイドルグループであるならば、年齢制限を狭くして逸材の発掘のチャンスを狭めるのは得にならないとも考えてしまう。
17歳という上限も理由が曖昧で、同じ高校三年生でも春夏生まれはダメで秋冬生まれならセーフというのは、どういう理由からなのか?責任者は説明すべきであろう。
桃子クンが憧れる松田聖子サンのように幾つになってもアイドルでいられるという逸材こそ、今モーニング娘。の、ハロプロの救世主になり得るのではないだろうか。
あまりハロスポ記者も突っ込みし過ぎると身の危険を心配しなくてはいけないから、提言はこの辺で止めておこう。
嗣永桃子 (つぐながももこ) Berryz工房メンバー。1992年3月6日生まれの18歳。血液型O型。Buono!メンバーとしても活躍中。
人気アイドルグループ「Berryz工房」に所属する嗣永桃子クン(18)が、プロデューサーのつんくの方針に噛みついた。
桃子クンは昨夜オンエアされたレギュラーラジオにて、アイドルと年齢に関するテーマで自論を展開。「松田聖子さんが憧れ」という桃子クンは、年齢を重ねてもアイドルはやれるという思いとともに、モーニング娘。9期オーディションの応募資格にある「10~17歳」という部分に疑問を感じている事を匂わせる発言をした。
オーディションの募集要項に難癖をつけるとなると、イコールでつんくプロデューサーや事務所に対する批判となると気付いたのか、自分でフォローは入れたものの、心の中にあるモヤモヤがチョッピリ見えた形だ。
「嗣永さんは今春から大学に通い始めるなど、将来の事などもよく考えている子です。アイドルとはどうあるべきかという事を常に考え、その行動や発言、握手会などでのサービスぶりから、ファンはアイドルのプロ、アイドルサイボーグと嗣永さんを称えています。」(事情通)
しかし、その「プロ」っぷりが過ぎるゆえにグループ内で孤立しているという噂さえあるようだ。事情通氏は続ける。
「Berryz工房も一時期に比べてセールス的に人気が落ちてきた。メンバーは内心ではこれからの身の振り方を考えていても不思議じゃない。だからなるべくプロデューサーや事務所とは波風を立てないようにしています。最近のBerryz工房の曲はファンの間でも出来映えに疑問符が付いていますが、メンバーだって内心では同じ。でも、本音は口には出来ません。ましてや、会社の方針に異を唱えるなんて大変です。上層部に目をつけられたらリストラの危機です。」(事情通)
ならば何故桃子クンは身の危険を恐れずに会社の方針に異を唱えたのだろうか。事情通氏によれば、桃子クンはBerryz工房の原状、ハロプロの原状にかなり危機感を持っている。仲の良い真野恵里菜クンや℃-uteリーダーの矢島舞美クンとよく今後の自分達について話し合っているようだ。
しかし、グループ内ではこれからの自分達に対しての危機感は人それぞれ違う。桃子クンはそういう状況が歯がゆいようだ。なんというアイドル魂だ。
「嗣永さんはいざとなったら、グループやハロプロを守るためにプロデューサーと徹底抗戦する構えです。自分が悪役になって周りが良くなるなら喜んで刺し違えてやろうという覚悟です。」(事情通)
なんとも泣ける話だが、彼女にはもう一つのしたたかな顔もあるようだ。
「番組の中で、ライバルは?と質問を受けたら、アキーバ方面のアイドルとかダイーバ方面のアイドルと答えなくてはいけないんでしょうけど、それでは向こう(質問をする取材側)の思うツボだから言いたくないと答えています。つまり、どう発言したら得なのか損なのかは、よくわかっている子だと思います。」(芸能記者A)
桃子クンは自分の公での発言にどの程度の影響力があるか把握した上で、モーニング娘。オーディションに対する苦言を語った可能性が高いというのだ。
今、ハロプロはAKB48に押され人気が伸び悩んでいるという。メンバー達もそういう空気は当然感じている筈だ。A氏は言う。
「数年前までならBerryz工房とAKB48は比較にならなかった。Berryz工房はさいたまスーパーアリーナで単独公演を行なったくらい人気アイドル。いわばエリート。その頃AKBは秋葉原の路上でAKB劇場の公演の告知が書かれたチラシをメンバー自らが配っていた。つまり雑草アイドルです。そういう過程があるから、AKBのメンバーは今でもハロプロに憧れを持ちファンである事を公言するメンバーがいるのに対して、ハロプロはAKBの事が好きだとは言えない空気が出来上がっています。上から目線と言いましょうか。」
立場が代わり、今やAKBがアリーナクラスの会場でコンサートを行い、ハロプロはホールクラスの会場だ。Berryz工房のメンバーも悔しさがあるのは仕方がないところだろう。
「ライバルとしてAKBの名前を挙げたハロプロメンバーは過去にはいたのですが、結局はマスコミも大きく取り上げないし、AKBがそれに乗っかって宣戦布告する訳でもない。言った者勝ちならぬ、言った者負けみたいな雰囲気が出来てしまった。嗣永さんもそんな事を言って自身が惨めな思いをしたくはないと感じているのでしょう。」(芸能記者A)
それにしても、アキーバ方面のAKBのみならず、ダイーバ方面と揶揄されたアイドリング!!!まで意識しなくてはいけない状況なのが今のハロプロであり、Berryz工房なのか。ハロスポ記者のイメージでは、AKBには差をつけられたかもしれないが、ハロプロと他のアイドルとはまだまだ人気差があるように思うのだが、関係者達はそういう心境ではないのだろう。ジョークを言う気分ですらないという事かもしれない。それほどまでに、今のハロプロはピリピリしているのかもしれない。
去年、モーニング娘。のメンバーが、当時の最新シングル曲の歌詞について、「歌詞の意味がわからない」と発言。そのメンバーはその後卒業となった。まさかとは思うが、桃子クンの身にも同じような事が起こらない事を願うばかりだ。
ハロスポ記者も、モーニング娘。オーディション参加資格の年齢が10歳~17歳というのは範囲が狭い上に、小学生も可というのはイメージ的に疑問符を付ける。アイドルマニア向けにローティーンの子を入れたいというのは、人気の拡大をしていく上でマイナスでしかないとも思えるのだ。また、モーニング娘。がパフォーマンスを売りにしているアイドルグループであるならば、年齢制限を狭くして逸材の発掘のチャンスを狭めるのは得にならないとも考えてしまう。
17歳という上限も理由が曖昧で、同じ高校三年生でも春夏生まれはダメで秋冬生まれならセーフというのは、どういう理由からなのか?責任者は説明すべきであろう。
桃子クンが憧れる松田聖子サンのように幾つになってもアイドルでいられるという逸材こそ、今モーニング娘。の、ハロプロの救世主になり得るのではないだろうか。
あまりハロスポ記者も突っ込みし過ぎると身の危険を心配しなくてはいけないから、提言はこの辺で止めておこう。
嗣永桃子 (つぐながももこ) Berryz工房メンバー。1992年3月6日生まれの18歳。血液型O型。Buono!メンバーとしても活躍中。