フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

アイドルが出ている舞台を観るには

2010-08-24 23:03:25 | ハロプロ2010
 夏まだ真っ盛りな今、真野ちゃんが明治座の舞台に出ています。座長はオスカー所属の女優福田沙紀さん。こういうハロプロ主催ではない舞台に出演するという事は、オーディションを受けるか、オファーを受けるかなのだと思いますが、どちらにしても真野ちゃん頑張っているなと感じます。
公式サイト(PC)
http://tsubaki.meijiza.co.jp/
(携帯)
http://choimo.jp/tsubaki-tokitobi/

 明治座というと思い出すのが、2003年に行われたモーニング娘。のミュージカル「江戸っ子忠臣蔵」。当時は娘。がツアーのない6月頃にミュージカルを毎年開催していましたが、この作品は時代劇にコメディものの要素を加えた作品でした。
 しかし、正直言って、内容はよく憶えていません。観想的にも今ひとつだった事もあり、もうモーニング娘。のミュージカルはいいやと、翌年に行われたミュージカル「HELP~熱い地球を冷ますんだ~」は観劇をスルーしました。
 実は観劇を見送った理由は他にもあり、それは舞台のクオリティとかとは無関係な「ヲタの観劇態度」という問題からでした。

 2003年当時、モーニング娘。は辻ちゃん加護ちゃんが大人気。エース的存在はなっちこと安倍なつみ&チャーミーこと石川梨華。そのエース達とは別に、いわゆる「飛び道具」としての辻加護は舞台を盛り上げる役割として活躍。ストーリーの中心にはいないけれどインパクトのある見せ場がありました。
 回が進んでいくにつれ、その見せ場を二人がアドリブで遊び始めます。そういうお遊び的空気も嫌いではないけれど、そういう笑いのインパクトが強くなるほど、客席全体を包む空気が緩くなり始めます。
 調子に乗り始めた一部のヲタが、何回も観ている事で覚えたのか台詞を先に言ってしまったり、ウケ狙いの野次を飛ばしたりする結果になりました。コメディだからかしこまって観る必要もないですが、変なツッコミを客席が入れるような雰囲気が出来てしまい、またそれが許されてしまう状況を生み出してしまった事は残念でなりませんでした。

 先日行われていたアイドリング!!! 17号三宅ひとみさん出演の舞台でも、ちょっとしたトラブルがありました。

 三宅ひとみブログ「ひぃリングスペース」
http://blog.watanabepro.co.jp/miyakehitomi/archives/2010/08/index.html
 (8/20の記事を参照)

 三宅さんのファンと思われる人が、舞台の観劇の際に団扇やボードを持ち込んでいた事に対して、三宅さん自身やスタッフがブログで応援グッズの持ち込み自粛をお願いしています。
 三宅さんのスタッフもブログで書いているように、舞台はコンサートとは違うものです。舞台はあくまでステージに集中してストーリーを追いながら演者をじっくり観るもの。出演アイドルを応援する気持ちは心の中に熱くしまい込み、その熱い気持ちはカーテンコールで大きな拍手として解き放てば良いと思うのです。
 三宅さんに限らずアイドリング!!!メンバーは色々な舞台に出ています。ハロプロも色んな舞台に出ている。アイドルが出演する舞台はTPOをわきまえて、ステージに集中しながら楽しみたいものです。ハロプロ主催で劇団の役者さん達が脇役である舞台も同様。
 舞台に向けて練習時間を費やしてきた(アイドルを含めた)役者さん達に対してに敬意を表し、ステージを真剣に観たいものです。
コメント (3)
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