tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

お菓子作りを体験

2013-10-06 18:42:46 | 茶の湯
10月6日(日) 
秋晴れの爽やかな一日でした。

今日は両大学合同で「お菓子作り」を体験いたしました。

お稽古でいつも美味しくいただいておりますお菓子を作って見たいという事で、お菓子屋さんにお願いして始めてから今年で4回になりました。



材料の栗

この栗を蒸かしてから使います。中津川から仕入れた本格的な栗が材料です。
よく洗って蒸し器に入れます。



裏ごし

蒸し上がった栗を半分に切ってからスプーンで実を取り出します。
取り出した栗を裏ごしして、同時進行で作った甘味の元となる材料を焦がさないように作って行きます。

ほどほどに煮詰まったところに裏ごしした栗を入れさらに水分を飛ばして行きます。



茶巾絞り

水分を飛ばした栗を適宜の大きさにして布で絞って出来上がりです。
布は絹が一番よろしいそうですが、和手拭でも十分だと思います。



餡子を包む

続いて、求肥で作る椿です。
餡子を丸くしてそれを求肥で包むのですが、お菓子屋さんは簡単そうにやって見せますが、これが中々難しくみんな苦しんでおりました。



椿らしく
椿らしい筋を左右1本ずつ入れてから、仕上げて行きますが、これが各自思い思いで見ていて面白い・・・。



完成した椿

それらしく見えるでしょうか。

お菓子屋さんもよく観察して作って行くのでようが、それぞれの感性は素晴らしいものがありまして、職人さんの凄さを目の当たりにいたしました。



自宅にて

自宅に持ち帰ったお菓子です。
これを全部自分で作ったのかと思えないほどの出来栄えです。




自作のお菓子をいただいて、お抹茶を一服。

今日の疲れもこれで遥か彼方へと行ってくれることでしょう。

楽しい1日でした。


コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする