tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

やっとお茶事が終わりました

2013-10-28 17:27:34 | 茶の湯
10月28日(月)
爽やかな過ごしやすい一日でした。
寒くなく暑くなく空気も乾燥していて気持ちの良い秋を感じることが出来ました。

何時もですとストレッチですが、今日はお休みでした。
連日のお茶事で疲れ切っている体にはいい休養になりました。

今日も昨日からの続きです。



和え物

見た目はお惣菜のようですが、だし汁で和えておりますので、ちょっと一味違った美味しさがあります。
写真でお分かりの通り、元節の箸が添えてありますので、これで料理は終わりですのサインです。



八寸

海の物と山の物を盛り合わせて燗鍋と共に持ち出して、主客が一体となってお酒を酌み交わす「千鳥の盃」があるのですが、最近の交通事情により、どなたもお酒を召し上がりませんので、八寸だけ持ち出して寂しいことになっております。



お菓子

このお菓子は、まさり草と言って菊の異名で、もちもちとした触感が美味しい今の時期にぴったりのお菓子と言えます。

お客様は、お菓子を食べると中立で、疲れた足を伸ばしてしばしの休憩ですが、亭主側は室内を静かにそして敏速にあらためて行きます。

軸を巻き上げ花を飾り、お茶の用意をしてゆきます。

       

26日の花                      27日の花

前日は、椿の枝振りがよいのがありましたので、万作の照葉に西王母を添えて迎えました。

2日目は、椿がよいのがなかったので、ツワブキにしました。
この花は路地に咲いておりますので、庭に出ると目立ちますので、仕方なく咲いている花を全部切り取ってその中の1本を床の間の花に使いました。

必要もないのに花を切ってしまう罪悪感のような気持ちと戦いながらの切り取りでしたが、案の定皆さん喜んでくれました。



道具の拝見

お棗は「徳風棗」茶杓は大亀老師の「金風」でした。

軸「和気兆豊年」棗「徳風棗」茶杓「金風」何かを感じていただければ嬉しいです。



コメント (2)
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