tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

お菓子は光悦垣か・・・

2013-10-22 18:13:12 | 茶の湯
10月22日(火)
遥か彼方にある台風の影響が早くも出ているらしく雨模様のお天気です。

今日は大学のお稽古でした。
学園祭が近づいて来ておりますからみんな真剣です。

学園祭でお点前を予定している子たちはほぼ完璧になっております。
暖房の効いた部屋で滞ることなくお点前をしている子たちを見ていると眠くなってしまいます。



フジバカマ・ヨメナ

わが家の花もほとんどが残花になって来ております。
葉は虫に食われ葉脈だけ残ったような花で、いかにも10月、名残の季節の風情です。

フジバカマも花が開ききってしまい、蕾の茎を探すのが大変です。



お菓子は光悦

本阿弥光悦の菩提寺光悦寺の光悦垣をイメージしたものだと思います。
光悦は、洛北の鷹峰に芸術村を開いたことでも知られております。

足利時代から刀剣の目利きなどしている名家に生まれ、書や絵そして焼物から漆器に至るたぐいまれな才能を発揮して、徳川家康から鷹峯の地を拝領し、本阿弥一族や町衆、職人などを招いて移り住み、一大芸術の発信元のような存在になっていったといわれております。

本阿弥光悦が亡くなった後は、屋敷が光悦寺となって今に続いております。

このお寺にあるのが光悦垣で、今日のお菓子イメージにつながっているような気がいたしますが・・・。

コメント (2)
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