tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

クサヤツデの写真は・・・

2013-10-21 18:10:16 | 日常雑感
10月21日(月)
台風の影響なのかはっきりしないお天気です。

週の始めの月曜日はストレッチです。
今日も行って1時間いい汗をかいてきました。ストレッチに行ってくると二、三日あちこちが痛く、ストレッチ効果が出ているようです。



秋の味覚

リンゴの里に住んでいる友が、収穫したばかりのリンゴを送ってくれました。
ここのリンゴは無袋リンゴとして有名で、お日様をたっぷり吸収した美味しいリンゴです。

一昨日送ったそうですが、昨日は私どもがお茶会のために出かけておりましたので今朝になってしまいました。



無袋の説明

私の野草棚で咲いている地味な花、クサヤツデを撮ることが出来ました。
私のカメラはコンデジといわれるもので、それにも増して、写真はオート以外は撮れないという私です。



クサヤツデ

細い花弁が1センチにも満たないような小さな花ですのでとても無理なような気がいたしましたが、撮って見なければ分らない・・・という意気込みでカメラを向けて見ましたが、細い茎が長々と伸びているために、少しの風にも揺れてしまいます。

風が止むたびにシャッターを押して見ましたが、中々綺麗に撮れずみんなボケておりました。

この写真は20枚ほど撮ったものの中からたった1枚だけピントの合ったものがありました。

私にしたら貴重な1枚です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大茶会の中で・・・

2013-10-20 19:31:07 | 茶の湯
10月20日(日)
朝からの雨がまだ降り続いております。
こんな雨の中、県主催の大茶会が開催されました。
いろんな流派がそれぞれ趣向を凝らしたお席を設えてお客様を迎えておりました。



立礼席

学校茶道席などもありましたので学生たちと一緒に入って見ましたが、高校生が担当しておりまして、大学生とは大分違うことを改めて感じました。
一緒に入った子たちも多分同じことを感じ取っていたと思います。

菓子器や茶碗を持っての歩き方・お辞儀の仕方・言葉遣いなど、見ていても子供のような仕草をしている子が多く、どれをとっても大学生たちは大人の動きをいたします。
特に、何も持たずに歩く時が一番難しく、そんなところもよく見てほしかったとこです。

私共はお席は持ちませんでしたが、お手伝いがありますため朝は早くから集合が掛かっておりましたが、午後には解放されましたので学生たちと一緒に回ることが出来ました。

それにしても、この雨の中どこの席も長蛇の列で大盛況でした。
文化会館ですので、畳の部屋はありません、畳を持ち込んで行うところもありましたが、多くのところは立礼がほとんどで、座ることなくお茶がいただけます。

立礼は準備も楽ですので皆さんそちらの方向に向かっておりますが、お茶はやはり畳に座っていただくのが落ち着いてよいと思っております。
もし、今回私のところが当たっていたら、大変でしょうが畳を敷いてやったと思っております。

「労は惜しまない」。

茶道は究極の「おもてなし」の文化なのですから・・・。


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

風炉も終り次は炉開きが・・・

2013-10-19 19:07:46 | 茶の湯
10月19日(土)
朝から曇りがちのお天気でした。
南の方では再び強烈な台風が北上しているとかで心配です。

今日も自宅でのお稽古でした。
風炉のお稽古は今週で終わりですので、次からは、炉に移ってのお稽古になります。



琉球風炉

写真の琉球風炉・唐銅道安風炉・土風炉など、お稽古ごとに替えながら使って来た風炉も来年の5月まで保管場所でお休みです。



さおしか

お菓子屋さんが届けてくれたお菓子は「さおしか」で、蕎麦饅頭に鹿の角の焼印を押したものでした。

辞書によれば、小牡鹿とかいて、「さ」は接頭語で雄の鹿という意味だといいます。この名前ですぐに思い出すのが、徳島県の銘菓「小男鹿」です。



武蔵野の茶碗

この茶碗もこれでしばらく押入れの中です。

今シーズン最後のお茶をいただきました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

風炉のお稽古も・・・

2013-10-18 19:08:44 | 茶の湯
10月18日(金)
寒暖の差が大きくなって、午後からは雲が広がり怪しい天気になって来ました。

今日は自宅のお稽古ですが、5月から始まった風炉は今週で終わりになります。



花はイトススキ・クサヤツデ・フジバカマ・セキヤノアキチョウジ・カシワバハグマの5種

すべて庭から切って来た花々です。

中でも「クサヤツデ」は、神奈川県から近畿地方の太平洋側や四国から九州にかけて林の下などに自生する多年草で、キク科の花で葉がヤツデに似ているところからの命名だそうです。
別名は吉野草と呼ばれ奈良県吉野山で多く見られるところからそう呼ばれているようです。

写真でお見せしたいのですが、小さな花ですので、私のカメラと腕では無理のような気がいたしますが、咲いているうちに写して見ようと思っております。 



軸は玉兎清波遊 

今は亡き耕月老師のお筆、「ぎょくとせいはにあそぶ」で、お月様が波に映っている様を読んだものです。

耕月老師は、お願いするとよく揮毫してくださり、お茶会やお茶事の時などには無理を承知でお願いしては書いていただきました。

兎と波は紋様化され茶道具をはじめ和装の中にもこの文様は使われております。
私も、この文様が大好きでいろんな物に付いております。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

澄切った秋の空は・・・

2013-10-17 18:31:09 | 日常雑感
10月17日(木)十三夜
最大最強と言われておりました台風一過の爽やかな秋晴れでした。
ニュースでは伊豆大島の災害ばかり大写しで流しております。

今日は毎週お世話になっておりますストレッチの申し込み日で朝早く出かけて確保してまいりました。
9時30分から受付開始ですが、早い人は7時ころから並ぶそうです。

私が会場に到着しましたのが、8時40分でしたがすでに長蛇の列ができておりました。



ハガキでもメールでもいくらでも便利な方法がありますが、この方法が一番公平だという事でずっと続いております。
真夏の順番待ちや真冬の順番待ちは辛いものがありますが、皆さんおなじみの方々の顔が並んでおりました。



順番取りが終わって空を見上げると綺麗な雲です。慌てて車からカメラを持ち出して撮って見ました。
秋の空は高く深くきれいです。



この雲が龍に似ていると思って撮ったのですが、オオカミにも見えて来る不思議な雲です。

今日のように空が澄んでいるときは夕焼けを期待してしまいますが、期待外れの西の空でありました。空そして雲ばかりでしたが、それほど空がきれいだったという事ですので・・・。

ただ今午後6時30分ですが、私の住んでいる街では十三夜の月は雲に隠れておりまして見ることが出来ません。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

作陶展と父と子の関係・・・

2013-10-16 19:21:29 | 日常雑感
10月16日(水)
最大最強と言われておりました台風ですが、ニュースの通り各地に大きな爪痕を残して走り去って行きました。
特に伊豆大島の被害は、自然の力の凄さを見せ付けておりました。

今日は大学のお稽古をお休みにして、友人の作陶展の最終日の片づけと搬出のお手伝いをしてきました。



灰釉鉢

今回の作陶展は「父子展」と題しての展示会でしたので、始まる前から「どっちたくさん売れるかな~」などと周りから言われておりましたので、いくら父と子であっても何となく競争心は沸くでしょう・・・。
周りはのんきに囃し立てますが、どこの家庭もそうでしょうが、父と息子といっても男同士ですから複雑のようでして・・・。


粉引鉢

こちらは父の作品で粉引の鉢です。

友人の先生は今は亡き古谷道生先生で、ご存命のころは日本でも有数の信楽焼の作家でしたが、50歳そこそこで亡くなってしまいました。

古谷先生に、粉引のことを話すと、「やっとそこまで来ましたか・・・」と言ったそうです。それっきり何も言わないので、あとは自分で解釈するより仕方がありません。
友人に言わせると、「焼物を商売にしている人が必ずかかる病気みたいなもので・・・、」とポツリひとこと、ほとんどの人がのめり込むようです。

最終日のこの日、展示台に並んだ購入済みの札を見ると、父より子の方が多かったかな・・・。
ただ、父の方は20数万もする大物が多く、子の方は、湯呑みやお皿など小物が多かったのを加味しなければなりません。

いずれにしても大盛況でしたので何よりでした。 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お稽古は順調に・・・

2013-10-15 19:43:39 | 茶の湯
10月15日(火) 
今年の最強最大の台風が日本に近づいております。朝から雲が多く、午後からは降り出しました。
今日は大学のお稽古でした。

来月の学園祭に向けて、上級生は真剣なお稽古です。
それでも、学園祭にはお点前をしない一年生は、覚えたばかりの盆略をもってもっと覚えようと、こちらも真剣です。




今日の花は学生が生けたもので、私は手を出しておりません。
いくら2種類とはいえ、考えずに生けるとやはり落ち着いた花にはなりませんが、今日生けた子は上手に生けましたので、床の間に置いた時、「綺麗!ぴたりと収まっているね」と一言。嬉しそうな顔をしておりました。

他にもたくさんおりましたが、よく見て真似をしながら覚えていってほしいと思っております。


お菓子は先日お世話になりましたお菓子屋さんのもので、大きな栗をきんとんで包みこんだ季節のお菓子でした。
栗ときんとんの2種類の味は・・・美味しいのに決まっております。

今日は、上級生が少なかったので、久しぶりに1年生を見ましたが、上級生が一生懸命教えているらしく、誰もがお点前はスムースにやっておりました。

この調子で行けば、学園祭が終わったら全員が柄杓に移れそうです。

楽しみです。

今日は写真がうまくいかず載せることが出来ませんでした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

稽古がなくとも花を生ける習慣が・・・

2013-10-14 18:20:03 | 徒然日記
10月14日(月)体育の日 
西の方には今年最大最強と言われております台風が日本に近づいております。

それにしても、今年は台風が多いいようです。

今日も午前中にデパートでの作陶展の追加の写真を撮りに行って来ました。
それが終わり一度帰宅してから、友人のお祝い事が昼食会を兼ねて開催されたのでそこへ御呼ばれでした。

出かける前にいつもの通り野草棚に水をやりに行くと、今年最後の花ともいえるオケラが綺麗に咲いておりました。



タカノハススキ・オケラ・ホトトギスの3種

このところ朝晩の気温が低くなって来ましたので、野草たちは本来の色を出して咲きます。
オケラも三鉢ある内の最後の花で、最初に咲いたものから半月以上遅くなっております。遅くなった分だけ白が本物の白さを出してとてもきれいでしたので一本切って生けて見ました。



フジバカマ

この花は何といっても強い花で、その繁殖力はものすごく、どんな条件の元でも確実に花を咲かせます。
もちろん園芸種で花屋さんやホームセンターには必ず置いてある身近な茶花と言えます。

一株植えておくと便利な花です。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

風の中のジャズは・・・

2013-10-13 22:35:45 | 日常雑感
10月13日(日)

秋晴れの穏やかなさは昼頃まで、午後からは風が吹き出し夕方には強風に変わってしまいました。

今日はいつものジャズバンドがライブを行うのでビデオ撮影を頼まれて行って来ました。




強風の中で

ライブを行ったところがビルとビルの間という風の通り道でしたので、風の強さは何倍にもなったのでしょう。
譜面台は倒れそうになり、譜面は風に乗ってマンションの3階のあたりをフワフワと・・・そんな中での演奏でした。

見ていたお客様が荷物を譜面台に乗せてくれたりと、見ている方も気が気ではありません。

撮っている私はといえば、少しでも綺麗に撮ろうと思いますから、譜面を追いかけている姿や、スタッフの方たちが拾い集めているところはアップに切り替えるなどしながらの演奏会でもありました。

ディキシーランドジャズですので、元々の発祥を考えれば至極当たり前のストリートライブですので、演奏者側もよい経験になったのではないかと思っております。



メンバーの皆さんは帽子をかぶって始めましたが、とても駄目なので、スタッフの方が途中から帽子を集めておりました。

それにしてもすごい風の中のライブになりました。

今日は午前中は、作陶展の追加の写真を撮りにデパートへ、午後からは撮影と何だか気ぜわしい一日がやっと終わりました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お稽古で花を楽しむ

2013-10-12 19:20:23 | 茶の湯
10月12日(土)芭蕉忌

秋晴れの一日でしたが、10月とは思えない気温の高さでした。それでも、夕方には気温が下がってやっと秋を感じるほどになりました

今日も自宅でのお稽古でした。



今日のお菓子

お菓子屋さんから届いたお菓子は、「沢の紅葉」という銘のものでした。
小豆の美味しさを最大に発揮するお菓子で小豆好きの私には願ってもないほどのものでした。



ホトトギス

このホトトギスは忘れてしまうほど前に買ったものですが、名前を忘れてしまいお茶席には使えず困っております。
こんなことは初めてで、5,6年前の植え替えの時にラベルを付けるのを忘れたのが原因です。

お茶席に生けて名前を聞かれた時には正確な名前をお伝えしなければなりませんから・・・・。



セキヤノアキチョウジ

わが家の野草棚で今一番華やかに咲き誇っているのがセキヤノアキチョウジです。

シソ科の多年草で、愛知県から西ではアキチョウジと呼ばれ、東日本ではセキヤノアキチョウジと呼ばれている。
どちらの花と見分けがつかないほど似ているそうです。

山では濃い紫色の花が一面に咲いている光景は壮観でしばしの時を忘れてしまうほどです。

咲くときは一気に咲いてしまいますので、後何日持ちますか・・・・。

この花が散ると、わが家の野草棚も急に寂しくなります。

忙しかった1週間も終わり、ほっとした気分に浸っております。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする