それでは、本年度最初の投稿は、2015年早春シーズンの「雪男」をお届けしたいと思います。
1月最後の週末に、私は大糸線根知にいました。空振り覚悟で、大糸線排雪列車、DD16の勇姿を捉えるためです。雪はそこそこ降っていましたが、見込みがあって来たわけでは無く、根知の待合室で震えていました。
しかし、不意に糸魚川行き出発信号が青を現示します。「これは、来る!」と張っていると、相当時間をおいてから、遠くからエンジン音が聞こえてきます。
そう、来ました!(写真)。単線型ラッセル機関車、DD16 304です。
そして、根知駅停止位置で小休止(写真)。一呼吸を置いて、出発しました。
その動画です、というか静止画は、ここから切り出したJpeg画像です。ミラーレスならではの技です。
撮影後妙高市へ移動。その日の午後遅く、DE10 1538による排雪列車を捉えました(写真)。
その動画です。これは、メインカメラ以外です。
その後雪は酷くなり、同所で撮影していたファンが脱出できなくなり、四駆の私が牽引し、事なきを得ました。
2月になって、再度訪問すると、この時はDE15 1537の排雪列車が走りました(写真)。
その動画です。
遂に、DD14の動画を撮る、という夢は潰えてしまいました。残念ながら、ロータリー機関車は過去の記憶となってしまいました。残念です。
今後は、除雪機関車はラッセルのみ、しかも北海道を除き僅かしか残りません。それは、時代だからでしょうか。
それでは、次の連載まで、お楽しみに。