Sengoku1985

何故、私は鉄道を撮り続けるのか?

The Museum#9

2012-10-17 | 鉄道写真

 それでは、中国鉄道博物館3回目、日本以外からの輸入SLを見ていきたいと思います。

 最初はKF1 006です(写真)。1936年英バルカン社製、2D2の軸配置は「ノーザン」なる愛称になるそうです。超大型急行旅客用です。

 続いては赤いSL、FD1979(写真)、1939年ソビエト連邦(現ロシア)の製造です。1E1の軸配置は「前進」同様「サンタフェ」、当然重貨物用です。同じ社会主義国として、2両贈呈されたうちの1両だそうです。

 続いてKD7 534(写真)、1947年米ボールドウィン製のコンソリデーションです。

 次は「解放11」、JF11 3787(写真)、1937年米国製のミカドです。

 同じく「解放11」、JF11 3773(写真)、これも同じく1937年米製のミカドです。

 次はPL9 146(写真)、オレンジ色のプレーリー、1922年フィリピン製とのことです。

 続いてSN23(写真)、0.6mゲージのタンク機、軸配置0E0の米製、1929年製だそうです。

 続いては「解放51」、JF51 738(写真)。フランス1926年製のタンク機、軸配置はミカドです。

 最後は、”CLASS ZERO”と呼ばれる旧式タンク機、軸配置0B0のプラネットです(写真)。1881年英製、鉄道草創期のSLです。

 これでSLはほぼ一巡したので、次回は最終回、DL及びELを取り上げたいと思います。

 それでは、次回をお楽しみに。

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The Museum#8

2012-10-11 | 鉄道写真

 それでは、中国鉄道博物館、2回目をお届けします。時期的適切を欠く気はしますが、予定どおり進めていきたいと思います。

 今回は、中国の国産SLをお送りします。最初は、「勝利」SL601です(写真)。1956年製の「太平洋」形(パシフィック)です。

 続いても、急行旅客用パシフィック、「人民」RM1001です(写真)。1958年製です。

 次は1958年製のミカド、「解放」JF4101です(写真)。大型の貨物機です。

 同じく「解放」、JF2121です(写真)。こちらは1952年製、ロットの違いか。

 次は、「前進」QJ101です(写真)。1E1の軸配置は、「サンタフェ」とのことです。重貨物機、1964年製です。

 その「前進」1号機か、QJ0001です(写真)。1956年製です。

 同じく「前進」QJ0004です(写真)。1958年製です。

 これだけの大型機は、日本国内では実現不可能です。5動軸SLも、日本では4110とE10しか思いつかず、何れも勾配用タンク機でした。

 「解放」より旧式のミカド、「建設」JS5001です(写真)。1957年製です。

 「国慶号」と飾られた「解放」1、JF1 2101です(写真)。1950年製のミカドです。

 何れも輸入等で国内に持ち込まれたSLを、技術的に改良し製造されたSLです。当然日本の影響は大きいですが、建国の歴史からも分かるとおり、それ以外の国の影響も大きく受けています。それらは、一体どんなSLだったのか。次回は、それをお届けすることとなるようです。

 それでは、次回をお楽しみに。

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