それでは、連載第402回目は、辰野駅のスイッチャーをお届けします。
かつては、中央本線(中央東線)と、飯田線の接続駅であった、辰野。昭和50年代に塩嶺トンネルが開通、みどり湖経由が本線となり、ローカル線に格下げとなりましたが、永く貨物列車は入線していました。EF64 0番代重連が牽く石油タンカーで、恐らく善知鳥峠を越えていたと思われますが、善知鳥越えを撮ったことは無いので、辰野の64重連しか見たことがありません。その石油タキを入換するスイッチャーが、同駅には常置されていました。その1両(写真)。5tか10t級の小型のもの、しかし辰野の貨物規模からはこれで十分だったようです。
現在は辰野行きの貨物列車は廃止となり、貨物時刻表に駅名を残すのみです。実は飯田線も、この辰野から、沢渡、元善光寺まで貨物鉄道の路線となっているようですが、現在牽引機も列車設定も無く、地図上のみとなっています。残念。
それでは、次回をお楽しみに。
辰野貨物は、善知鳥トンネル経由にてEF64重連がタキを2両から3両牽いて、1日1往復ですが、来ていましたよ。
EF64重連のミニ編成として、我が家の前を走っていました。(^^)v
スイッチャーも、ミニですが、辰野駅構内を元気よく、走り回っていましたね。