Sengoku1985

何故、私は鉄道を撮り続けるのか?

Electric Locomotive#408

2018-02-28 | 鉄道写真


 それでは、連載第408回目は、大井川鐵道で活躍する「いぶき501」をお届けします。


 いぶき501は、僚機502と共に、大阪窯業セメント(現住友大阪セメント)伊吹工場専用線で使用された電機で、昭和31年日立製、しかし専用線廃止で大井川鐵道に移籍するも、間もなく三岐鉄道に貸与(502は譲渡)、中部空港埋め立て土砂運搬に従事、輸送終了後501は大井川鐵道に返却され、SL補機に使用されます。


 古い写真、新金谷の車庫での一枚(写真)。左には近鉄名古屋線特急車6421系のなれの果て、421系ク571、右には同じく近鉄南大阪線用特急車16000系が写っています。



 続いて、他日新金谷にて、停泊中の姿(写真)。運用を待っています。



 同じく、他日の新金谷にて(写真)。



 そして、補機運用中の501(写真)。まだまだ、現役で居て欲しいのですが。


 既に後継のE31形は2両が竣工、最後のE32が竣工すれば、これらの旧式機は全機引退となります。時代でしょうか。


 それでは、次回をお楽しみに。

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Electric Locomotive#407

2018-02-27 | 鉄道写真


 それでは、連載第407回目は、大井川鐵道ED103を取り上げます。


 E10形3両のうち、唯一日立製であったE103。フィルム時代から既に休車となっており、デジカメでは、千頭の側線で疎開されている姿が見られました(写真)。



 他日、向きを変えて(写真)。隣のキューロクも当時のままです。


 同機は、その後解体されたとのこと。「きかんしゃトーマス」イベントに支障するため、採られた措置でしょう。隣の9600は「ヒロ」に変身しました。なお、劇画の「ヒロ」は、9600のコンソリデーションでは無く、D51等と同じミカドです。


 それでは、次回をお楽しみに。

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Electric Locomotive#406

2018-02-26 | 鉄道写真


 それでは、連載第406回目は、大井川鐵道E10形E102をお届けします。


 E101と同時に三菱重工で落成したE102は、当時は現役でした。千頭での補機運用を終えた姿(写真)。長くSL補機で使用されました。



 新金谷で、待機の姿(写真)。金山では、逆上り坂です。



 別の時か、新金谷で停泊中の姿(写真)。これが、デ31と同形とは思えませんでした。


 しかし、既に後継の元西武E30形が2両竣工し、運用に入ります。もう1両が竣工すれば、これらの旧式機は、間もなく引退を迎えます。撮るべきは、今でしょうか。


 それでは、次回をお楽しみに。

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Electric Locomotive#405

2018-02-25 | 鉄道写真


 それでは、連載第405回目は、大井川鐵道E10形E101をお届けします。


 E10形は戦後大井川鐵道に導入され、計3両使用されましたが、現在は2両使用中です。そのトップナンバーE101は、近鉄デ31などと同形に分類されます。


 貨物運用の減少と相前後してSL補機運用が生じ、現在の主な仕業となっています。千頭での一枚(写真)。構内の渡り線を巧みに利用し、牽引機を入れ替えます。



 その、仕業の最中、「トーマス号」の補機を務めるE101(写真)。


 同形が集まり、最後の砦となりつつありますが、今後は明るくありません。その話は、次回にて。


 それでは、次回をお楽しみに。

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Electric Locomotive#404

2018-02-23 | 鉄道写真


 それでは、連載第404回目は、長野電鉄ED501改めED5001をお届けします。


 順番は相前後しますが、先回のED502と同時に導入されたED501、後に改番されED5001、運用が無くなり、須坂で入換車に使用されていました。その、末期の写真(写真)。庫の中で休んでいます。



 別の時に、須坂で撮った写真(写真)。外に出ていたのは、ラッキーでした。


 同機と、同じく須坂駅構内で永く留置されていた、長電最後の自社発注車OS10形は、昨年の「お別れ会」をもって解体とのこと。残念でした。


 それでは、次回をお楽しみに。

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Electric Locomotive#403

2018-02-22 | 鉄道写真


 それでは、連載第403回目は、長野電鉄ED502をお届けします。


 長野電鉄では、戦前に電気機関車を3両導入、ED501~503と名付けられ、運用に就いていましたが、余剰となり廃車、越後交通(鉄道廃止)に譲渡されるも、こちらでも運用が無くなり廃車、502が番号復元の上長野へ戻ってきました。


 以降永く、小布施の「ながでん電車の広場」にて展示されていました(写真)。



 しかし、この場所には現在5000系が鎮座しています。ED502他は、一時屋代線の信濃川田駅跡に移設されたとのことですが、その当時の写真はありません。現在は長野市内の工場の敷地内に、旧夜間瀬川橋梁桁の上に載り保存されます。


 順番が相前後したのに気付きましたが、次回はもう1輌の方です。ご期待下さい。


 それでは、次回をお楽しみに。

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Electric Locomotive#402

2018-02-21 | 鉄道写真


 それでは、連載第402回目は、三池鉄道(部分廃止)最終回、17をお届けします。


 45t級凸型機となった17は、1936年(昭和11年)東芝製です(写真)。他の保存機と比べると大型です。


 なお、同形18は現役で、残存路線である三井化学専用線で使用されます。


 生きている電機がありながら、撮っていないのは残念。機会を見つけ行きたいと思います。


 それでは、次回をお楽しみに。

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Electric Locomotive#401

2018-02-20 | 鉄道写真


 それでは、連載第401回目は、引き続き三池鉄道の車両を見ていきたいと思います。


 写真の機関車は、5号です(写真)。先回も5号でしたが、明らかに違うのが分かると思います。1908年(明治41年)アメリカGE製、国内最古級の電機です。


 明治期の電機、イメージがあまり沸きません。模倣するより前ですから。それほど古いものであることが、分かると思います。


 それでは、次回をお楽しみに。

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Electric Locomotive#400

2018-02-19 | 鉄道写真


 それでは、連載第400回目は、引き続き三池鉄道の電機をお届けします。


 写真は、5(写真)。1915年(大正4年)三菱造船製のB級凸型電機で、先回のシーメンス製を模倣し製造したものです。国産電機としても最初期のもので、記念すべき1輌です。


 5は、2輌あり、間違えてしまいそうです。しかし、炭砿が華やかであった頃は、いろいろな車両があり、楽しかったでしょう。


 それでは、次回をお楽しみに。

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Electric Locomotive#399

2018-02-18 | 鉄道写真


 それでは、連載第399回目は、通称「三池鉄道(一部現存)」の、引退した電機を取り上げていきたいと思います。


 三池鉄道は、三井三池炭砿の石炭を輸送するため建設された鉄道で、通勤客を運ぶため一時「地方鉄道」の免許も保持しましたが、炭砿閉山に伴い大半が廃止、一部が三井化学に譲渡され、現在は専用線として使用されます。


 写真は、1です(写真)。1911年(明治44年)ドイツ・シーメンス製の、国内最古級の電機です。


 昔は年1回の公開で、狙って行く必要がありました。今は位置も移動し、土休日には見られるとのことで、現役の車両と共に、撮りに行きたいです。


 それでは、次回をお楽しみに。

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Electric Locomotive#398

2018-02-17 | 鉄道写真


 それでは、連載第398回目は、松尾鉱業鉄道ED251をお届けします。


 松尾鉱業鉄道は、東八幡平と花輪線を結ぶ鉄道で、直流1500V電化されていました。松尾鉱山は硫黄を生産していましたが、採掘の必要が無くなったことから閉山、鉄道も運命を共にしました。


 ED251は、主に入換用の凸型電機、ED252と共に使用されましたが、ED252は現存せず、運良く同機のみ残り、現在民俗資料館にて保存されます。古い団地の片隅の資料館です。


 それでは、次回をお楽しみに。

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Electric Locomotive#397

2018-02-16 | 鉄道写真


 それでは、連載第397回目は、松本電気鉄道ED301をお届けします。


 信濃鉄道3として、アメリカで生を受けた電機は、信濃鉄道が国有化されることでED22に改番、後複雑な経緯を経て、1は弘南鉄道大鰐線で現役、2は三岐鉄道で静態保存されます。同機は松本電鉄でED301に改番、21世紀まで生き延びましたが、遂に除籍、新村の側線で静態保存されます。


 最初の写真(写真)。パンタも上げ、現役当時を彷彿とさせます。



 別の機会で(写真)。今にも動き出しそうな雰囲気です。


 その後クリスマスでカラーLED電飾が装備されましたが、現在は、どうなっているのでしょうか。


 それでは、次回をお楽しみに。

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Electric Locomotive#396

2018-02-15 | 鉄道写真


 それでは、連載第396回目は、草軽電鉄13をお届けします。


 草軽電鉄は、軽井沢から草津まで繋いだ軽便鉄道で、軽井沢駅からJRと直角に始まっていました。現在は、一部は道路となり、大半は草生し廃線跡も残っていません。


 同電鉄の、カブトムシ形電機、13が、軽井沢駅舎記念館前にて、保存されます(写真)。鉱山用の電機で、如何にも軽便鉄道の雰囲気です。同鉄道の生き証人として、永く残るよう願うのみです。


 それでは、次回をお楽しみに。

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Electric Locomotive#395

2018-02-14 | 鉄道写真


 それでは、連載第395回目は、黒部峡谷鉄道EDR形をお届けします。


 黒部峡谷鉄道EDR形は、EDM形を更に改造し、高速性能を改善した機関車とされます。写真は手前EDR25、奥がEDR28で、重連で運用に就きます(写真)。


 通常が重連であることから、2車体のEHR形も登場しましたが、最新はEDV形で、VVVF制御車です。カタログには不十分であると認めます。


 それでは、次回をお楽しみに。

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Electric Locomotive#394

2018-02-13 | 鉄道写真


 それでは、連載第394回目は、黒部峡谷鉄道EDM23をお届けします。


 これも、欅平でしょう、単機で待機するEDM23(写真)。前後のZパンタグラフが特徴です。


 黒部峡谷鉄道の機関車カタログをつくるには、ちょっと頻度が低すぎました。何度も行って全車両、位の気概が必要でした。


 それでは、次回をお楽しみに。


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