それでは、連載第441回目は、本連載の当面の最終回、大井川鐵道ED90形、ED903をお届けします。
井川線を乗り鉄したときに、「アプトいちしろ」で3両並んだED90形の、一番手前のED903が、接近します(写真)。峠越えの、始まりです。
そして、連結完了(写真)。最末尾から押し上げます。
連結部(写真)。元々最末尾のDLが、先頭の運転台付き客車から遠隔操作される井川線の運転方式で、その重連総括機能を利用し、DLの後からELが後押しします。
碓氷峠ならネットダイヤで他の列車も走っていますが、井川線の頻度ではそれは無く、折り返し帰りの列車も、同じED903がやって来ます(写真)。目的は、ブレーキ力の増強です。
そして下りきり、切り離します(写真)。同区間では、旧トンネルの遺構も眺めることが出来ます。
これをもって、当面の最終回とさせていただきます。今後の連載については現在幾つか案があるのですが、その準備が出来次第、始めたいと思います。
連載開始から約1年半、本当にありがとうございました。
それでは、次回をお楽しみに。