Sengoku1985

何故、私は鉄道を撮り続けるのか?

Electric Locomotive#441

2018-04-15 | 鉄道写真


 それでは、連載第441回目は、本連載の当面の最終回、大井川鐵道ED90形、ED903をお届けします。


 井川線を乗り鉄したときに、「アプトいちしろ」で3両並んだED90形の、一番手前のED903が、接近します(写真)。峠越えの、始まりです。



 そして、連結完了(写真)。最末尾から押し上げます。



 連結部(写真)。元々最末尾のDLが、先頭の運転台付き客車から遠隔操作される井川線の運転方式で、その重連総括機能を利用し、DLの後からELが後押しします。



 碓氷峠ならネットダイヤで他の列車も走っていますが、井川線の頻度ではそれは無く、折り返し帰りの列車も、同じED903がやって来ます(写真)。目的は、ブレーキ力の増強です。



 そして下りきり、切り離します(写真)。同区間では、旧トンネルの遺構も眺めることが出来ます。


 これをもって、当面の最終回とさせていただきます。今後の連載については現在幾つか案があるのですが、その準備が出来次第、始めたいと思います。


 連載開始から約1年半、本当にありがとうございました。


 それでは、次回をお楽しみに。

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Electric Locomotive#440

2018-04-14 | 鉄道写真


 それでは、連載第440回目は、大井川鐵道井川線ED902をお届けします。


 大井川鐵道を撮影に移動すると、だんだん雨が強くなり、カメラが心配になります。そんな中、井川線アプト区間山側の駅、「長島ダム」では、ED902と井川線ディーゼル列車の編成が連結され、勾配を下る準備をしています(写真)。急勾配、スピードオーバーは厳禁です。


 ED901の写真が無いのは残念ですが、先回の写真には少しだけ写っているので、それでご容赦を。


 それでは、次回をお楽しみに。

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Electric Locomotive#439

2018-04-12 | 鉄道写真


 それでは、本連載のアンカーは、EC40形、則ち10000形から始まったからでもないですが、同じアプト式機関車、大井川鐵道ED90形でいきたいと思います。


 大井川鐵道井川線は、千頭から始まるダム建設鉄道に端を発し、工事終了後譲渡されたという経緯があります。後に長島ダムが建設されることで、線路が付け替えになるのですが、一部に従来の車輌では対応出来ない区間が出来てしまい、その部分を通過するために造られたのが、アプト区間、及びアプト式機関車、ED90形3両です。麓側、「アプトいちしろ」駅には、3両のED90形が待機し、この区間に挑みます(写真)。3両が、一列に並んでいます。


 EC40からED42まで、アプト式は昔のイメージですが、ディーゼル機関車列車を後押しする電気機関車というのも、やはり今は珍しいでしょう。SLに合わせると、行っている時間はありませんが、泊まりがけもお薦めでしょう。


 この具体的な車両の紹介で、当面の最終回となります。ご期待下さい。


 それでは、次回をお楽しみに。

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Electric Locomotive#438

2018-04-11 | 鉄道写真


 それでは、連載第438回目は、山形交通ED2をお届けします。


 鳳来寺鉄道デキ50形デキ51として、イングリッシュ・エレクトリックで製造された同機、凸型の数少ないデッカーの一族です。同鉄道の国有化、改番でED28 1となり、現在遠州鉄道のED28 2は同形の豊川鉄道デキ50です。後に近江鉄道に譲渡、更に西武を経て山形交通に再譲渡、ED2となり、高畠線で、同線廃止まで活躍しました。


 引退後、山形県の遊園地にて静態保存される姿(写真)。しかし、現在は撤去されたとのことです。


 遂に、当座の最終回までもう少しの所まで、漕ぎ着けることが出来ました。今後は、まだ2,3案ありますが、検討中です。


 それでは、次回をお楽しみに。


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Electric Locomotive#437

2018-04-05 | 鉄道写真


 それでは、連載第437回目は、「高畠鉄道」改め「山形交通高畠線」(廃止)ED1をお届けします。


 同線電化時に用意された、凸型電機ED1(写真)。昭和4年川崎車輛製で、東急、後に上毛に移転したデキ3021と同形です。



 別の時の一枚(写真)。貨車と電車が続きます。


 しかし静態保存で、もう二度と動きません。この地で永く保存されるよう願うのみです。


 それでは、次回をお楽しみに。

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Electric Locomotive#436

2018-04-04 | 鉄道写真


 それでは、連載第436回目は、八幡製鉄E601をお届けします。


 現在解体が進む「スペースワールド」近くの「高炉公園」に、この車輌はあります(写真)。高炉で生産された鉄鋼の原料を熱いまま運ぶ「トービードカー」を牽く状態で展示され、実際もそうであったはずです。そのため凸型でもとりわけ大きな車輌となっています。


 正に専用線の運用、軌間は在来線と同じようですが、規模は大きなものとなっています。


 それでは、次回をお楽しみに。

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Electric Locomotive#435

2018-04-03 | 鉄道写真


 それでは、今回は、上田丸子電鉄(現「上田電鉄」)ED251をお届けします。


 宇部電鉄デキ11として、昭和12年に生を受けた同機、同鉄道の国有化、および昇圧で富山港線へ移動、一斉改番でED251となりました。後に廃車、上田丸子電鉄に譲渡され、丸子線で使用も、同線廃止、別所線昇圧で引退、現在地で静態保存されます(写真)。


 保存される公園名は分かりにくく、上田市の施設の方が分かりやすい場所です。



 別の時に、向きを変えて(写真)。25tだからED25なのか、とも思ってしまいます。


 いよいよ佳境となったこの連載。約1年半、よく続いたものだと思います。


 それでは、次回をお楽しみに。


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Electric Locomotive#434

2018-04-02 | 鉄道写真


 それでは、連載第434回目は、富山地方鉄道デキ14731をお届けします。


 稲荷町の線路の隅に追いやられた、デキ14731(写真)。黒の凸型電機、電鉄富山方にスノープラウを装備し、除雪も可能な形となっています。製造は東芝戦時標準型とされ、各地で引退を迎えている電車形の電機です。


 次の機会に行った時にはその姿は無く、解体されたようです。除雪はモーターカーで行うこととなったためで、非常に残念でした。。


 なお、富山地鉄は昔から万単位の車番が続いていますが、上の2桁は主電動機出力のPS表示(10=100PS=75kw、12=120PS=90kw、14=140PS=110kw、16=160PS=120kw、17=170PS=130kw)です。なお、付随車は3桁あるいは2桁です。


 それでは、次回をお楽しみに。

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Electric Locomotive#433

2018-04-01 | 鉄道写真


 それでは、連載第433回目は、富山地方鉄道へと話を進めていきたいと思います。


 写真は、ピンク色の電機、デキ12021です(写真)。稲荷町の車庫の外側、稲荷町3番線の先辺りで撮ったものです。



 別の時、稲荷町のイベント時に展示されるデキ12021(写真)。


 既に貨物列車は無く、工臨程度しか思いつきませんが、今後も残って欲しいです。


 それでは、次回をお楽しみに。

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