それでは、連載第94回目は、DD16の最終回、DD16 304をお届けします。
DD16 303は、JR東日本を引退後、機関車のみ八戸臨海鉄道に移籍するも、写真が無く残念、よって304号機となります。
304号機は、13号機から改造後、大糸北線の除雪に従事、そのためJRになってからはJR西日本に所属、永く糸魚川機関庫に駐在しました。赤レンガ矩形庫との一枚(写真)。この矩形庫も、北陸新幹線工事に伴い解体、現在糸魚川駅南口に、正面の一部のみ保存されます。
糸魚川のイベントの時でしょうか、その時の一枚(写真)。先頭車が目立っています。
糸魚川で、待機中の姿(写真)。これが全景、ボギー車体3つを連ねた、最長機関車が分かる気がします。
多分これは夏の間、金沢総合車両所松任本所で、整備中の姿(写真)。
北陸新幹線開業直前、最後の冬の、大糸北線での除雪中の姿(写真)。捉えられたのは、ラッキーでした。
そして、ホーム据え付け(写真)。暫くしてから、糸魚川に向け発車しました。
その時の、動画です。暗くて分かりにくいですが、1両のみで、間違いはありません。
そして、北陸新幹線開業で、大糸線は離れ小島となり、除雪機械に後進を譲り引退、現在は「津山まなびの鉄道館」扇形庫で、静態保存されます(写真)。
ラッセルヘッドも、片側のみ、はみ出して保存されます(写真)。
引退は残念ですが、やはり寄る年波には勝てません。現在でも静態保存で残っていることをもって、よしとしましょう。
それでは、次回をお楽しみに。