それでは、連載第241回目は、EF66の11回目、EF66 45をお届けします。
最初は、廃止「出雲」の駄賃、昼近くに終着する「富士・はやぶさ」を牽引する、45号機(写真)。停目は、ありません。
そのため、停止位置を示す白旗を持った職員が立つのですが、その職員に声を掛けたのも、笑い話です。
続いて、「なは・あかつき」を牽引し、日本一長いホーム京都駅0番線に終着する、45号機(写真)。末期は、九州行きは軒並み下関の66でした。
九州特急最末期に、富士山をバックに黄瀬川の水鏡に映る、EF66 45(写真)。車を停めるのに困る場所です。
そして九州特急全廃で引退、前頭部が嵯峨嵐山のジオラマにて保存されます(写真)。「あさかぜ」を装備します。
同施設改装後の姿(写真)。運転台から、ジオラマを走るHOゲージを運転出来るそうです。
反対側の前頭部は、遠く離れて埼玉県、埼玉高速鉄道浦和美園駅近くの医院の駐車場にて保存されます(写真)。ここには、流鉄やひたちなか海浜鉄道の車両も保存されます。
これは、全体で残るのは如何に難しいか、ということです。自社の、「京都鉄道博物館」にも展示しなかった訳ですし。
それでは、次回をお楽しみに。