不適切な表現に該当する恐れがある内容を一部非表示にしています

船の好きなじいじの絵日記 愛艇アルビン28クルージング

瀬戸内海相生マリーナを定係港に愛艇の航海や日頃の出来事を船の好きなじいじの絵日記として印刷製本して保存しています。

「五日目」小笠原諸島父島・硫黄島三島クルーズ

2011年07月14日 | 小笠原父島母島硫黄島三島クルーズ

今日は定期船で父島から母島に向かいます。

直線距離60キロ弱小型貨客船ははじま丸490トンで向かいます。

乗船時間2時間です。

宿の車で二見港桟橋まで送っていただきました。

大型客船のおがさわら丸の後方にははじま丸が係留されもうすぐ乗船開始です。

結構な乗客です。

早速切符を購入し乗り込みます。

大型船と異なりははじま丸はすぐに出航です。

明日行く南島を左舷側に望みながら船は一路母島を目指します。

天候は今日も快晴、日差しがきついです。

進行方向前方に母島の島影が見えています。

小笠原諸島で自衛隊の駐屯基地のある硫黄島を除き有人島は約2.000名あまりの島民の父島と400名あまりの住民のこの母島との二島だけです。

母島沖港の防波堤が見えてきました。

小さいながらきれいに整備された沖港です。

沢山の出迎えです。

小学生の生徒も勢ぞろいでお出迎え

新しい先生が赴任されたようです。

下船後観光案内所に立ち寄り予約していた観光ガイドの説明を受け早速軽自動車で出発です。

ガイドさんの運転です。

4人の利の軽自動車にもう一人熊本市からお越しの一人旅のおじさんも同乗されました。

挨拶を交わし出発です。

小さな島のこと、それほど観光するところも無いのですが絶海の孤島の風情が素晴らしいのです。

お店に立ち寄ってもらい飲み物を調達します。

最初は島南部の観光を

再び中心地の沖港に帰り、今度は北部観光です。

道路はきれいに整備されています。

さすが東京都、あっぱれ

石原都知事の一声で島のガードレールが白から亜鉛鍍金タイプに換わったそうです。

白は目立ちすぎるとの理由だそうです。

偉い人です。

東港から元や小学校まであった北港まできれいな南国の植物を堪能しながら走ります。

途中日本陸軍の砲台後にも立ち寄りました。

いたる所に砲台跡が残っています。

さすが日本軍あっぱれ

2時間ほどで観光も終わり食堂で昼食です。

島寿司を頂きたかったのですが一杯であきらめました。

あれほど沢山の乗客が居たのに島の食堂は3軒だけ

父島から弁当持込の人も結構居ます。

今晩宿泊する人は民宿に弁当を手配している人もあるようです。

母島はキャンプや野宿は禁止です。

宿の取れていない人は船に乗って帰るしかないのです。

私たちは仕方なく洋食の店でパスタ!似合わない!

生ビールだけは似合います。

船は午後2時の出港です。

ところが携帯のベルが・・・・

友人からお願いがあるとの事

島の郵便局から封書やハガキを出して欲しいとの事!

時間が無いのです。

暑い中駆け足で船客待合所から母島簡易郵便局へ

島の郵便局の消印が欲しいとの事です。

友人は結構有名な?切手収集家なのです。

あいにく土曜日で簡易郵便局は休みです。

近くの店でハガキや切手を探しましたが母島では郵便局にしか売っていないとの事

あきらめて2時出航の母島行きの船に乗り込みます。

船は二度とこれないかもしれない母島を後にします。

少し心残りです。

船は汽笛の後岸壁を離れていきます。

さようなら  さようなら  さようなら 

2時間ほどで父島二見港入港です。

今日は宿から定期バスで帰ってくるように依頼されています。

全島200円です。

と言っても最高15分ほどの距離ですが

下船後小笠原村営バスに揺られ20分

宿泊場所の小港地区に着きました。

ここは私たちの宿泊する宿以外の民家はありません。

小笠原の大自然の中の一軒家です。

宿に入るまでに展望が素晴らしい中山峠まで徒歩で上ります。

非常にキツイ登り道ですが途中野生のヤギに遭遇です。

まもなく頂上展望は最高です。

あさって行く南島も良く見えます。

景色を堪能し徒歩で宿に到着です。

今日は先にお風呂に入ってから夕食です。

ビールも飲みたいのですが

今日も車に乗ることは無かったので朝から飲み放題ですが

それでは乾杯です。

最後の小笠原の夜です。

明日は朝からイルカウオッチング、クジラウオッチング、そして一番の目的地南島の鮫池と扇池の見学が残っています。

明日の船は来るときより多いい800名の乗客だとか

二等船室で始末している我々にとって、明日の夜はまた地獄のすし詰め刑務所です。

今日はゆっくり寝て於きましょう。

おやすみなさい。

 

ではでは

カニ料理 兵庫城崎温泉おすすめの/花香る静寂の宿 湯楽


↓ランキングに参加しました。クリックお願いします。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「四日目」小笠原諸島父島・硫黄島三島クルーズ

2011年07月14日 | 小笠原父島母島硫黄島三島クルーズ

 朝5時ごろから目覚めてデッキで海を眺めます。

まあそれしか無いと言うか、南太平洋の海を眺めたいというか

はるか遠くに東京から1350キロの南硫黄島が見えてきました。

乗客用のGPS航路がテレビにいつも映し出されています。

絶海の孤島、無人島・・・なぜかわくわくします。

船は22ノットで徐々に近づいていきます。

大きく見えてきました。

南硫黄島の紹介

面積3.54km²、周囲約7.5km東京の南約1,300km、硫黄島の南約60km、グアム島の北約1,320km、火山列島(硫黄列島)の最南端に位置する。北西側に三星岩と呼ばれる岩礁がある。海食崖に囲まれたピラミッド状の火山島。最高標高は916m伊豆諸島小笠原諸島の中では最高峰[1]。頂上付近は雲霧帯で、がかかる事が多い。島は海食と崩壊による高さ100-200mの海食崖に囲まれ、砂浜はほとんどないため接岸上陸は困難である。周辺海域ではしばしば海底噴火がある(下記)。

本島がもたらす日本排他的経済水域 (EEZ)は、 北マリアナ諸島パハロス島(南東に約290海里=540km)によるアメリカのEEZと接しており、「国境の島」と呼ばれることもある。1972年(昭和47年)に小笠原国立公園の一部として指定されたが、1975年(昭和50年)に南硫黄島全体が南硫黄島原生自然環境保全地域(唯一の立入が制限された自然環境保全地域)の指定を受けたことにより国立公園区域から除外された。

南硫黄島です。

天気が良すぎてオートフォーカスが背景の明るさに合わせてしまい「黒い顔」がより黒くなります。

船は南硫黄島をゆっくりと2周してくれます。

乗客は船の左舷側に集まります。

6700トンの大型貨客船も少し傾いています。

船は南硫黄島を後にし北にあるあの太平洋戦争の激戦地硫黄島向かいます。

右手前方に硫黄島が見えてきました。

今回の主たる目的地です。

感動です。

硫黄島の紹介 

硫黄島(いおうとう)は、小笠原諸島の南端近くに所在する、東西8 km、南北4 kmのである。行政区分上は東京都小笠原村に属し、東京都区部からは、南方におよそ1,200km に位置する。島内の最高峰は、摺鉢山(標高169 m)であり、硫黄島は周囲の島々と合わせて火山列島(硫黄列島)と呼ばれる列島を形成している。

硫黄島は太平洋戦争の激戦地(硫黄島の戦い)として知られるが、現在は自衛隊基地が置かれている。硫黄島へは旧島民らの慰霊や基地施設工事などの例外を除いて、一般民間人の上陸は禁止されている。

父島からは300 km、本州グアム島南鳥島沖縄本島から、それぞれ1,200 kmから1,300 km程度のほぼ等距離に位置する。島の大半は標高100 m前後の台地状の比較的なだらかな地形であるが、島の最南端に位置する最高所(標高169 m)の摺鉢山(パイプ山)は、その名の通り「すり鉢」を伏せたような形状をしている。活火山の火山島であり、地熱が高く、島の至る所で温泉硫黄泉)が湧き出し、噴出する硫黄ガス(二酸化硫黄等)により、硫黄独特の臭いが立ち込めている。数千年前の海底火山の活動で海底に火山砕屑物堆積し、それが隆起して誕生した島であり、過去数百年間の平均で、世界的にも珍しい年間約25 cmもの速度で、現在も急速な隆起活動が続いている。島西方にある釜岩はかつては一つの独立した島であったが、この急速な隆起活動により現在は硫黄島と地続きとなっている。

2006年11月11日12月27日に、気象庁が陸域観測技術衛星「だいち」の合成開口レーダーを使い硫黄島を観測したところ、11月11日観測時と比べ、島が20 cm隆起していることが発見され、火山噴火予知連絡会が硫黄島の隆起活動が活発化し小規模な水蒸気爆発の危険性を発表した([1])。

硫黄島の南北には、それぞれ北硫黄島南硫黄島があり、この三島で火山列島(硫黄列島)を構成する。三島とも同じ造りの海底火山の島であり、その体積富士山を遥かに凌ぐ。

 海上自衛隊、航空自衛隊の基地の建物も見えます。

硫黄島、最後の激戦地「すり鉢山」です。

この船は硫黄島は一周します。

最後に乗客全員に菊の花が配られ、硫黄島に向かって献花しました。

そしておがさわら丸の汽笛にあわせ一分間の黙祷です。

私は少し涙ぐんでしまいました。

船は硫黄島を離れ北にある北硫黄島に向かいます。

北硫黄島が見えてきました。

 北硫黄島の紹介

東京の南約1,200km父島の南南西207kmに位置し、火山列島(硫黄列島)の最北端。最高標高は792mの榊ヶ峰(さかきがみね)。明治期から太平洋戦争まで、主に母島からの移民が集落を形成していた。 島周辺は常時磯波が高く、船の接岸は困難。絶滅の恐れがあるとされ特殊鳥類に指定されているシマハヤブサの生息地である。

この北硫黄島は戦前2箇所のがあり200名あまりの住民が居住し小学校もあったそうです。

 北硫黄島も船はゆっくりと2周いたしました。

船は北硫黄島を離れ 一路昨日出航した小笠原の中心地父島の二見港に向けて航行します。

途中明日立ち寄る母島も見えます。

父島が見えてきました。

午後7時二見港に入港です。

今晩は初めて陸上での宿泊になります。

港には宿の車が迎えにきてくれています。

車で15分ほどです。

この宿は5部屋しかないペンション風の民宿です。

周りは真っ暗でよく分かりません。

部屋は離れの一戸建てできれいです。

二階が部屋でベットです。

風呂とトイレは一階です。

半露天のようです。

トイレもです。

風呂は後回しでとりあえず夕食です。

フランス料理のような創作料理のようなきれいで美味しい料理です。

生ビールがうまい・・・最高

二等船室と異なり、やはり陸上での睡眠は最高です。

お休みなさい又明日。

ではでは

カニ料理 兵庫城崎温泉おすすめの/花香る静寂の宿 湯楽


↓ランキングに参加しました。クリックお願いします。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする