コモディイイダ駅伝部ブログ

5年連続ニューイヤー駅伝駅伝出場決定

答えはある! ~監督 会沢陽之介~

2016-09-10 10:18:33 | 監督 会沢陽之介
答えはある!

実業団チームとして、または選手としてまずは何を目指すかは、当たり前ですがチームそれぞれ、選手それぞれです。
コモディイイダ陸上競技部は、今から17年前に人数が揃ったら実業団登録、東日本実業団駅伝出場をひとつの目標にして参りました。2009年のリーマンショックで多くの企業が不景気で運動部の廃部や縮小が続く中、食品スーパー各社は全体として採用、売り上げともに堅調な推移をしました。

当時は箱根駅伝に出場し、実業団を志望しても行き先がない時期。その時に入部したのが児玉選手です。
そして2010年には福島選手(現プレス工業所属)、2011年には更に土田選手などの部員が加わり、本格的にニューイヤー駅伝を目指しての活動となりました。それから今日まで、コモディイイダ陸上競技部はニューイヤー駅伝出場をチームとしての最大の目標として取り組んでいます。

また、個人としては全日本実業団選手権への選手輩出、マラソンでの2時間15分切り選手育成です。
全日本実業団へは昨年、木田選手が1500メートルで出場、今年は木田選手とともに松枝選手も出場権を獲得しました。二人には全日本実業団で来年の日本選手権の出場権獲得をすることを新たな目標にしました。
更に5000、10000といったメイン種目で全日本実業団に出場する選手を育成したいと思います。

先日、陸上競技界のベテランの監督の方々とお話させて頂く機会がありました。
世界で戦うためには!という話に参加させて頂きました。当社が全く手をつけていないレベルの話で、まだまだやるべきこと、学ぶべきことはたくさんあると当たり前ながらに感じました。
そうした、これから新しいトレーニング理論や体制を作り上げなければならない立場におられる方々に比べれば、練習環境は厳しいかも知れませんが、当社のニューイヤー駅伝に出場という目標は、間違いなく方程式のように、Xに入る解答がある!目標です。

それは、最後の順位争いは気持ちなど理論では図れない部分はありますが、基本は10000で駅伝当日に29分30秒で7人全員がしっかり走れる力があればいけるからです。

そして29分30秒で走るための練習方法は、限られた練習環境の中でも実践してきた選手の前例は山ほどあります。
細かい理論が大切なのはもちろんです。しかし私たちは今はそれを突き詰めるよりも、もっと大きな当たり前の現存するトレーニングの中から当社に合わせたものをいかにリメイクし実践していくか!
そうです。答えはあるんです。
あとは、とにもかくにも実践すること!
監督としては、そうした練習メニューの情報や効果を勉強し知ること。そして、選手たちの環境を理解し、いかに実践して継続していけるようにメニューを組みたてる(マネージメント)するかです。

ニューイヤー駅伝出場が叶った時、更に選手はもちろん私も必ず良い意味で『欲』がでてきます。つまりは、つぎの目標です。
選手たちはニューイヤー駅伝に限らず、様々な目標や夢をもって入社、入部しています。
しかし、ニューイヤー駅伝出場を決めなくては、それらを思いきり目指す環境は勝ち取れません。
ニューイヤー駅伝出場は、今後の私を含め部員全員が、将来の自己実現のための第一関門なのです!
会社あっての陸上競技部ですが、それは監督がしっかり考えること。
選手は自身の夢のために、必ず『29分30秒』の答えに向かい、あと1ヶ月半集中してがんばってほしいと思います。

最後に同業他社でもあるサンベルクスさんが、昨年、やればできることを僅か3年で実現されました。
スーパーマーケットという業態からのニューイヤー駅伝出場はまさに快挙でした。
今年は当社も必ず出場し、小売業をもっともっと人気のある業界にしていきたい!
そんな途方もない大きな夢をもってがんばります!
コメント
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