5月20~21日に秋田県で開催されました標記選手権の正結果をご報告させて頂きます。
秋田県開催ということで選抜した選手で挑むとともに駅伝を見据え10000mと5000mの2本を走り切べく挑みました。
概況としては暑さ・風の影響もあり、10000mは日本人トップも29分台、5000mも最終組で日本人は13分台が2選手という記録を出すのは厳しい環境でした。
1日目
男子1500m エントリー53選手
予選全3組 4着+4
2組目
6着 タイタスワロル選手
時間 3分58秒11 予選通過
決勝
8位
タイタスワロル選手
時間3分55秒92
予選は思うように動かなかったというワロル選手でしたが、決勝は積極的な走りで東日本実業団選手権で男子はイイダ史上初の8位入賞となりました。ようやくワロル選手にも笑顔が戻り、復活への第一歩の手ごたえを感じるレースでした。
男子10000mタイムレース決勝
全2組(89名エントリー)
1組目
14着木田貴大選手30分32秒99
SB
15着児玉雄介選手30分40秒65
16着五郎谷俊選手30分50秒62
20着金子晃裕選手30分58秒06
21着山田雄喜選手31分05秒34
24着土田純選手 31分33秒33
26着佐藤晃章選手31分37秒92
29着渡邉克則選手32分26秒17
2組目
29着宮本甲斐選手31分07秒27
9名で10000mに挑みました。1名でも選手権で29分台で走るという目標をもってスタートしましたが、及ばない結果となりました。
レース後、秋田まで来た意義・実業団選手権でしかできない経験・挑戦を必ず考えて5000mで実践するよう伝え1日目を終えました。
2日目
5000mタイムレース決勝(全3組)
111名エントリー
1組目
7着土田純選手14分52秒57
8着山田雄喜選手14分53秒64
セカンドベスト
13着金子晃裕選手15分07秒19
14着佐藤晃章選手15分12秒66
1組目はスタートから金子選手が先頭を引っ張り、2000手前から山田選手が4200mまでレースを作りました。アナウンスでもコモディイイダが紹介され、存在感のあるレースができました。土田選手もラストまで勝負できる位置でレースを運ぶことができ、山田選手とともにタイム・順位以上に得るものがあったレースとなりました。
2組目
5着木田貴大選手14分31秒18
SB
8着児玉雄介選手14分35秒97
SB
23着五郎谷俊選手14分59秒51
25位宮本甲斐選手15分06秒54
2組目は最初木田選手が先頭に立つも、勝負をするという目的の中、2番手に下がり、3000m、4000mで2度先頭で仕掛けるレースを動かす走りをみせてくれました。ラスト400mはライバルチームを意識したスパートで、ニューイヤー出場への人並みならぬ気持ちを感じる走りでした。
毎年実業団選手権は外してしまうことが多かった児玉選手は10000m・5000mともにしっかりまとめる走り。キャプテンとして気持ちのこもったスパートを見せてくれました。木田・児玉選手ともに選手権でシーズンベストを出せたことは良かったと思います。
五郎谷選手・宮本選手はラストでライバルチームに競り負けてしまいました。どんなレースでも1つでも前に行くレースをしていくよう精進して参ります。
3組目
13着タイタスワロル選手
14分15秒83
SB
なかなかケニア人選手らしい走りがこれまでできてきませんでしたが、昨日の1500をきっかけに更に、走りが良くなりました。
1000mを2分42秒で通過し、4000mを11分20秒。先頭を争うケニア人集団にはまだ届きませんが、終始10~11番あたりでレースを進め、ラスト100mで13位になってしまいました。
しかし、3組を走るケニア人選手の中では一番応援されていたケニア人選手だったように思えます。
次は6月3日の日体大記録会で10000mを走ります。今年のワロルは違うところをワロル自身見せたいと思っています。ご声援宜しくお願い致します。
5000m1組目を走った選手たちは、レース後ダウンを兼ねてロングジョグ。秋田遠征の2泊3日をしっかりと凄しました。
5000m決勝
総合順位
13位 タイタスワロル選手 チーム内過去最高順位
22位 木田貴大選手 過去最高順位
25位 児玉雄介選手 過去最高順位