駅伝までの集中した生活を一回リセットするため、3日間フリーとし、明日の朝練習からニューイヤー駅伝に向けて再度チームとしてスタートを切ります。
そんな中、本日の夕方、樹林公園に行くと、選手たちは、おのおの目的をもってきっちり練習をしていました。
コモディイイダ陸上競技部は何のためでもない、ひたすらに走ることを追い求め、純粋に目標を追う自主性あふれる最高のチームだと感じる今日このごろでした。
金子キャプテンは駅伝翌日、出勤し、その後、自身の2連休を使い自主合宿へ行き65㎞はしったといいます。
この選手たちに監督はいらないですね！
ご報告が遅くなり大変申し訳ございません。
11月3日に行われました最大の目標レース、標記駅伝大会に出場させていただきました。
創業100周年を11月1日に迎え、必達として挑み、全員駅伝でニューイヤーへの切符を手にすることができました。
本当にありがとうございました。支えて下さった多くの皆様に心より御礼申し上げます。
●結果
12位 コモディイイダ
76.9㎞ 7区間
時間3時間46分53秒 コモディイイダ新記録
※優勝 コニカミノルタ
時間3時間41分52秒 大会新記録
6位の日立物流さん3時間44分08秒までが大会新記録という例年にないハイレベルな駅伝となりました。
1区11.5㎞
9位 松村選手 時間33分36秒 イイダ新
※事前の目標タイム33分30秒
例年にないゆさぶりとハイペースの中、10㎞を29分10秒で通過しても集団が１６チーム残る。区間５位以内を目指してラストに懸けたが、惜しくも９位で２区へ。先頭とは９秒差。
朝6時10分浦和のホテルを出発。
2区8.0㎞
区間7位 チーム7位通過
ピーター選手
時間22分40秒 新コース
※事前の目標タイム23分30秒
最後の1ヵ月で一気に力をつけてきて、この日もまさに快走をしてくれました。今回出場したケニア人選手12名の中で持ちタイムも実績も一番ないピーターが区間7位の頑張りをみせてくれました。ケニア人選手の中で6番目のタイムでした。中盤終始9位を走っていましたが、タスキを渡すシーンで一気に7位へ。これは、高校1年から仙台育英高校で駅伝を学び、ラストまで頑張りぬく精神をもった選手だったからに他なりません。
3区16.5㎞
区間18位 チーム通過16位
黒田雄紀選手
時間50分03秒 新コース
※事前の目標タイム50分00秒
昨年までのエース区間2区で快走した黒田選手。今年は距離も伸び、さらに他社がエースを揃えてきました。今季の自己記録でもほとんどの選手が黒田選手の今季29分36秒を上回るタイム。前夜、プレッシャーはかかるが、とにかく12位と1分以内で耐えてくれと伝え、結果、抜かれはしたものの12位のカネボウと56秒差で4区木田選手へ。
4区9.2㎞
区間15位 チーム通過17位
木田貴大選手
時間28分34秒
※事前の目標タイム28分15秒
チーム最年長の木田選手。昨年とほぼ同タイムでしたが区間順位は昨年の10位から15位へ。今年は区間変更から3区・4区にエース格を置くチームが多かったように思います。4区・5区でなんとか12位と60秒以内で耐えるというのが作戦でした。順位よりもタイム差を重視していました。
5区7.8㎞
区間18位 チーム通過17位
中谷圭佑選手
時間23分37秒 イイダ新
※事前の目標タイム28分15秒
駅伝への絶対的自信をもった中谷選手の実業団駅伝デビュー。イイダ新記録ではあったが、ほろ苦いデビューとなｔりました。4区・5区で少しずつ12位と離され、90秒差で絶好調の東選手へ。
中谷選手が走っている間、東選手へ電話し、90秒差であるが、なんとか7区村上選手が12位の見えるところまで行ってくれと伝えると『大丈夫です。任せてください』と答える頼もしい東選手がいました。
6区10.6㎞
区間3位 チーム通過12位
東瑞基選手
時間30分06秒 イイダ新
※事前の目標タイム30分30秒
スタートから一気に前の２チームに追いつき、さらに離し、前を追う10㎞の通過は今季自己ベストを更新した28分49秒を上回る、28分45秒。この時点で5人抜きを果たし、12位にあがる。さらに11位が40秒先に見える絶好の位置でラストに自信がある村上選手へ。
一気に当初の作戦通りに東選手が戻してくれました。
7区12.9㎞
区間9位 チーム通過12位
村上優輝選手
時間38分17秒 イイダ新
※事前の目標タイム38分50秒
12位を死守せよ。これが目標であったため、目標タイムは関係ないのが現実でした。12位でタスキをもらうも秒差で繋いだ八千代工業にすぐに並ばれ、さらにそこにプレス工業が加わる。３チームで１1位を単独走るＮＤソフトに追いつき、4人でレースが進みました。
チーム全員、村上選手のラストには信頼があったので、声を枯らしながらも、絶対いけると信じ応援していました。
競技場前で1人離れ、ラスト競技場に入っても3人の並走はつづきます。この中でいけるのは２チーム。
そしてラスト300ｍでプレス工業の池田選手が仕掛け、村上選手がつき２チームに絞られ、応援が最高潮へ！！
そして
やりました！！
最高の瞬間でした。
会長・社長・役員はもちろん、各選手の所属する店長・部署の仲間、お取引様、陸上競技部のＯＢ／ＯＧのみなさんそして、選手のご家族、お客様、弱い時代から応援し続けてくださった方々…
みんながひとつになれた最高の瞬間でした。
本当にありがとうございました。
★推移★
2010年 小林監督
15位 4時間6分33秒
2011年 小林監督
15位 4時間00分26秒
2012年 小林監督
16位
2013年 小林監督
17位
これまで支えてこられた小林監督が退任。選手たちも6名になる…
2014年 会沢が監督となる
18位 4時間12分46秒 強化開始以来、順位・タイムともに下げる船出であった
2015年 監督 会沢
17位 4時間5分21秒
2016年 監督 会沢
17位 4時間2分25秒 順位はあがらないが、ようやく小林監督時代に近づけた
2017年 監督 会沢
18位 3時間59分36秒 初めて4時間を切るもまたも順位を下げる結果に
2018年 監督 会沢
14位 3時間50分44秒 初めてタスキが最後までつながった。しかし、目標達成ならず
そして、監督としてラストチャンスとして挑んだ今年、3時間46分53秒で悲願達成となりました。
小林前監督は私が1998年に入社し配属された上福岡店の直属の上司でした。それから約10年、ほぼ2人だけで陸上競技部の活動をしてきました。2009年から実業団登録を再度行い、駅伝に挑戦。確か記録は4時間21分でした。2013年に小林さんが監督を責任をとる形で退任されてから、小林さんが当陸上競技部の活動に何か話すことはありませんでした。きっと、いろいろ言いたいことはあったと思いますが、一切口にしない優しさがありました。
通過した11月3日、一言、ラインがありました。
『お疲れ様でした。耐え抜きましたね。見事な采配でした』
短い文章でしたが、いろいろなことが思い出され、夜、泣きました。いつも見守ってきてくださった小林さん、ありがとうございました。
そして、今年思いきり活動できたのは、社長はもちろん人事部長の池田さんの力と各選手の所属先の理解があったからこそです。社内で陸上競技部に関わってくださった方が皆、お忙しい中、応援に駆けつけて下さり、駅伝を通じて普段シフト制でなかなか一緒にならないメンバーが一同になり、一つになりました。
駅伝に限らず、スポーツのすばらしさを本当に感じた1日でした。
本当にありがとうございました。お正月、頑張ります！！
よくきてくれたね。中谷！
木田選手とならぶ最年長、佐藤選手
ＯＧも休みを取り、駆けつけてくれました。デレデレ
最後はあえて締まりがない写真で。
なぜならば、まだまだ我々の道は続くので！！
