80歳に向けて・「新風来記」・・・今これから

風来居士、そのうち80歳、再出発です。

置いてきぼり・・・???

2016年07月26日 17時50分29秒 | 考える
正午、10分前に、目が覚めた。
疲れて、ちょっとのつもりで横になったのが、
どうやら、そのまま眠ってしまったらしい。

夢を見ていた。
父の運転する車に乗って、道を走っている。
しばらくすると、荷物(カート)を引いて前を歩くお客さんに追いついた。
そう、私達は、遠慮して先に出たお客さんを追いかけてきたのだ。

お客さんの横に車を止めて、私が下りる。
入れ替わりにお客さんが乗り込んだ。

車はそのまま、しばらく止まっている。
そうか、このままでは、私の立ち位置が車に近すぎて発車できない。
私は、ちょっと後ろに下がった。

1分ほど、そのまま車は止まっていたが、やがて発車していった。
私は手を振って見送る。

車が視野から消えて、さぁ帰ろうと振り返った途端、やっと気が付いた。
あの時、車が止まっていたのは、私が車から離れるタイミングなどではなく、
私が再度、車に乗り込むのを、ずっと待っていたのだ。