80歳に向けて・「新風来記」・・・今これから

風来居士、そのうち80歳、再出発です。

「四月馬鹿」

2017年04月02日 21時34分40秒 | 考える
4月1日(土) いわゆる「四月馬鹿」。

人は、普段はあまり気にしていないかも知れないが、誰もが、信念というか、
自分の考え方、個性を持って生きている。 

他人との付き合いとは、言ってみれば、個性と個性のぶつかり合い、せめぎ
合いなんだろう。

言い方を変えれば、どこまで自分を押し通せるか?
或いは、どこまで相手に譲ることが出来るか?
そういう事なんだと思う。


逆説的かも知れないが、酔っ払って、あるいは怒り狂って、
自分を見失っている時
、そんな時にこそ、「本当の自分、本来の自分」
顔を出す。
 

そんな気がする。

だから、飲む、飲もうと思う。 ・・・などと。 

欠点は、飲み終えた時点で、大抵は、肝腎なところを忘れてしまっている
ということだろう。
 

いずれにせよ、「本当の自分、本来の自分」 などと言っても、自分の中では、
「有効時間切れ=定年」 ・・・、すでに終わってしまっていることだ。

今さら、どうの、何のと言っても、虚しいばかり。

この結果は、つまるところ、自らの選択の結果でしかない。
世の中に、こんな人間が、一人二人、いたっていいのではないか。

まぁ、自分の人生だ、一応、これで良しとする。 

などと、頭の中では割り切っているつもりだったが、どこかにまだ納得して
いないものが残っている。


私が動こうとすると、いや、動かないでいようとすると、そいつが上着の裾
を引くんだ。
クィッ、クィッ・・・てね。
で、また思い出す。
 

やっぱり、今のお前は「無用のもの」だったんだ。
うんっ、言ってみれば、「以前と少しも変わらない存在」なんだ。


無用だが、取りあえず、実在している。
真の意味でね。

実際に、そう思う。

「四月馬鹿」に便乗して、「心にも無いこと」 を書いてみた。