80歳に向けて・「新風来記」・・・今これから

風来居士、そのうち80歳、再出発です。

自分の生き方

2019年03月07日 09時43分44秒 | 考える
この所、酒ばかり飲んでいる。
そのせいかどうか、時折、自分が風化していくように感じる。

今までは、ともかく生きてきた。

で、思う。
人は日々老いていくのだ。
仲間とか、友人とか、所詮は幻想に過ぎないのでは? 

明日に手が届く。
あと何分かで明日になる。 
これも幻想。

明日はいつまで待っても手元にはやってきはしない。
明日に手が届くと思った瞬間に、明日はこの手をすり抜けていく。
この手に触れるのは、いつだって、今日でしかない。

今日こそ、目的、誇りをもって生きていきたい。
動けるうちは、働いていたい。
いつもそう思い続けてきた。

しかし、長引く不況・・・。
時間と共に、働ける自信が削がれていく。
若い人たちも、日々就職先を探して駆けまわっている。

ましてや、手に職もなく、年ばかり溜め込んだ年寄りを
雇ってくれる職場なぞあろうはずもない。
そう言う時代なのだろう。

だとしたら、今、私にやれることは何だろうか?
自分が持っているものは・・・?
そう・・・、いくら考えてみても、何も思いつかない。

この所、「自分の生き方」が出来ていない。
他人に生活を引っかき回され、引っ張り回されているばかりだ。
もっと自由に、もっと自分らしく生きていってもいいのではないか。

~のために・・・、などと考えるな。
自分のために、ただ、それだけでいい。

あとは、すべて成り行き任せ。
人の思いは、所詮個人のものだ。
自らの考え、思いの総てが、正しく他人に伝わるわけでもない。

人生とは、無駄な時間の積み重ね。
無駄が幾重にも折り重なって、ひょっとして
何か有意義なものが出来あがりはしないだろうか?

ふと、そんな、ものぐさく、馬鹿らしい事を思う。

意味のある日々・・・か。

ただ過ぎ去る日々を見据えて・・・。
空しい独り歩き。
他人を避けて、心では「人」を求めている。
なんとも空しい酒浸りの日々。 

先日、5階のベランダに立っていて、ふと思った。
「ここから飛び降りたら、楽になるだろうな。
そう、何も考える必要がなくなる。」

何もかもが無意味に思えてならない。

どこか遠くに行ってみたい。
どこかで新しい人間関係を再構築する。

そこには何もない。
私自身が空っぽだから。

そこで新しい自分を構築出来たらいいなぁ。 

もっとも、端から、物事が何でも思い通りにうまくいくはずもない。
初めは見本を基に、そのまま真似てやってみるのもいいのではないか。

結局は、自分が動かなければ、何も変わるはずがない。
相手が誰であろうと、お前を自由に動かせる者はいない。
お前を動かせる者は、この世にただ一人、お前自身以外の何者で
もない。
<気まま、意のまま、筆のまま、(時間差アタック2) より>


またまた泣き言になってしまった。 (反省)