80歳に向けて・「新風来記」・・・今これから

風来居士、そのうち80歳、再出発です。

世迷い草

2020年02月05日 19時25分07秒 | 考える
人、いずれは死すべき定め。
今を生きずに、いつまた生きるというのだ? 

とは言え、思うは死すことばかり。
自分が生きていることに、今、やっと気がついた。
生きてるから死を思うのだ。

しかし、今も、なおまだ迷う。
私は何を迷うべきかと。 

信念のない、弱い自分。
聞いてくれる友もなく。
共に為すべき相手も知らず。

何と惨めな人生なのか。
そんなことを考えている自分に、いささかの救いがある。

手元にないもの、当てにするな。
総てが変わる時が来る。
今、次の瞬間にも・・・。

救いを求めて、迷いつつでも、待つことの出来るのは幸せだろう。

一方で、何だか、やる気が、生きていく気力が失せてしまったようだ。
とは言え、死んでしまう勇気もなく、未練がましく、生にしがみついている。

常に死を背負いつつ、生きる意味を求めて生き続ける。
意識するか、否かに関わらず、人である以上、誰もが死と向かい合って生きている。
ただ、それに気づかないか、無視しているか、それだけのことだ。
ごくごく当たり前の話。

思えば、人間デビュー、72年。
未だに私以上になれずに迷っている。
惰性で生きる日々、目的が見えない。
自分に高望みしていないだろうか・・・?

自分の想い、そのままに生きる。
何度言ってきたことだろうか?

今後に期待するな!!
私に「今後」は無い。
いつだって、「今」があるばかりなのだ。