しばらく待つ内に、それらしき船が、桟橋に近寄ってきた。
船が接岸すると、舳先に乗っていた女性が身軽に飛び降り、
船着き場に船を固定する。
名前を呼ばれて、乗船。
どうやら今回は、私と同乗する客はいないようだ。
今日の貨物は、私独りだけらしい。
個人、貸し切り状態。
(株) 万寿 様。 (電話 03-5291-9861)
船内で、女性から、細かい説明を受ける。
念のため (法律で決められている) とかで、
チョッキ状の「防水着(?)」を着用。
10:50AM 予定通り出港。
ホッ・・・!!
これで、一応、船に乗り遅れるという失態は免れたようだ。
ひとまず安心・・・。
船は、ゆっくりと桟橋を離れていく。
船長と女性、そして私の 3 名のミニ航海だ。
出航後、程なく、
「ちょっと二階に上がってみませんか?」 と言われる。
願ってもないことだ。
「階段が急だから気をつけて・・・。」
船長の操舵する横、船縁に固定椅子がある。
「ベルトを締めてください。」
言われたとおりに、椅子に備え付けのベルトを締める。
「郷に入りては郷に従え」
風が心地よい。
それにしても、好天で、本当によかった・・・!!
左右に高層ビル。
行く手に大きな橋が見える。
波は静かで、ほとんど揺れを感じさせない。
・・・快適の一言 !!
ビル群と、橋が後方に去り、
左右の (何と言うのか?) 突堤 (・・・?) の間を抜ける。
大きなブイを左手に見て、しばらく行った所で停船。
ここが 「散骨海域」 らしい。
11:30頃か、・・・時計を持ってこなかった。
静かな海・・・、風も無い。
散骨・・・!!
用意してくれた酒を撒く。
さらに、花びらを撒く・・・。
その場で、散骨した海域を、ぐるり、ゆっくり一周してくれた。
セレモニーはこれで終了。
ひとまず、母さん、さようなら・・・。
しばらくは、ゆっくりと、自由気ままに、旅行していてください。
もう、何も、そして誰も、あなたを束縛するものはありません。
生前、苦労した分、苦労させてしまった分、
ゆっくりと骨休めをしてくれたらと思います。
いつになるかは分からないけれど、きっと、私も後から追いかけます。
母さん、またいつか、どこかの海で出会いましょう・・・。
船は、元来た航路を戻る。
ずっと、好天・・・。
それも、これも、母の人徳なのかも知れない。
心からそう思った。
12:20 帰港。
最後になりましたが、(株) 万寿様、
今回は、大変お世話になり、本当にありがとうございました。
母もきっと満足していると思います。
ともあれ、好天に恵まれて、取りあえず、無事(?)に、重責完了。
船が接岸すると、舳先に乗っていた女性が身軽に飛び降り、
船着き場に船を固定する。
名前を呼ばれて、乗船。
どうやら今回は、私と同乗する客はいないようだ。
今日の貨物は、私独りだけらしい。
個人、貸し切り状態。

(株) 万寿 様。 (電話 03-5291-9861)
船内で、女性から、細かい説明を受ける。
念のため (法律で決められている) とかで、
チョッキ状の「防水着(?)」を着用。
10:50AM 予定通り出港。

ホッ・・・!!
これで、一応、船に乗り遅れるという失態は免れたようだ。
ひとまず安心・・・。
船は、ゆっくりと桟橋を離れていく。
船長と女性、そして私の 3 名のミニ航海だ。

出航後、程なく、
「ちょっと二階に上がってみませんか?」 と言われる。
願ってもないことだ。
「階段が急だから気をつけて・・・。」
船長の操舵する横、船縁に固定椅子がある。
「ベルトを締めてください。」
言われたとおりに、椅子に備え付けのベルトを締める。
「郷に入りては郷に従え」
風が心地よい。
それにしても、好天で、本当によかった・・・!!

左右に高層ビル。
行く手に大きな橋が見える。
波は静かで、ほとんど揺れを感じさせない。
・・・快適の一言 !!
ビル群と、橋が後方に去り、
左右の (何と言うのか?) 突堤 (・・・?) の間を抜ける。
大きなブイを左手に見て、しばらく行った所で停船。
ここが 「散骨海域」 らしい。
11:30頃か、・・・時計を持ってこなかった。
静かな海・・・、風も無い。
散骨・・・!!
用意してくれた酒を撒く。

さらに、花びらを撒く・・・。
その場で、散骨した海域を、ぐるり、ゆっくり一周してくれた。
セレモニーはこれで終了。
ひとまず、母さん、さようなら・・・。

しばらくは、ゆっくりと、自由気ままに、旅行していてください。
もう、何も、そして誰も、あなたを束縛するものはありません。
生前、苦労した分、苦労させてしまった分、
ゆっくりと骨休めをしてくれたらと思います。

いつになるかは分からないけれど、きっと、私も後から追いかけます。
母さん、またいつか、どこかの海で出会いましょう・・・。
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船は、元来た航路を戻る。
ずっと、好天・・・。
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それも、これも、母の人徳なのかも知れない。
心からそう思った。
12:20 帰港。
最後になりましたが、(株) 万寿様、
今回は、大変お世話になり、本当にありがとうございました。
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母もきっと満足していると思います。
ともあれ、好天に恵まれて、取りあえず、無事(?)に、重責完了。
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