・審( つまび ) らかな自供を求める。 ★漢字検定準1級[頻出度順]問題集 高橋書店
シン
審
【解字】形声文字。番+宷。番(ハ)は、播(ハ)に通じ、ばらまくの意味。音符の宷(シン)は、探に通じてさぐるの意味。深く物事の本質をさぐるために、要素的なものにばらばらにして、つまびらかにするの意味を表す。
- つまびらかにする。
- くわしく知る。知りつくす。
- 明らかにする。はっきりさとる。
- くわしく調べる。くわしく考える。
<新漢語林より>
この言葉も普段言い慣れていない。
無理して使ったらボロが出そうなのでやめておく。
”つまびらか” の意味はというと、
つまびら‐か【▽詳らか/▽審らか】
[形動][文][ナリ]《「つばひらか」の音変化。古くは「つまひらか」》くわしいさま。物事の細かいところまではっきりしているさま。
出典:小学館
そうですそうです、こんな問題もありました。
・自宅の間取りを詳( つまび ) らかに製図する。 ★漢字検定準1級[頻出度順]問題集 高橋書店
どちらも「高橋書店」の表外読みからの出題です。
不思議なことに「完全征服」では、どちらも出題されていません。
書き取り問題はというと、「高橋書店」「完全征服」のどちらからも出題されていない。
(そもそも、表外読みの書き取りが存在しているのかさえしらん。)
”表外読み” の読み方はわかる。じゃあ実際使う時の ”使い分け” が疑問に思うはず。
・審らか・・・ 物事の本質をさぐる。考えはっきりと悟る。
・詳らか・・・ 物の姿、さまを言葉にする。
という感じなんだろうか。
でも、わたしは ”つまびらか” と平仮名で書くか、やっぱりボロが出そうなので別の言葉を使うんだろうな。