いつもは喫茶店で漢検の勉強をしているんですが、今日は気分を変えてというか珈琲一杯で2時間も3時間も粘れるほど図々しくはないので、市の図書館まで足を延ばし勉強してきた。若い学生達に混じり机に向かって問題集に取り組んでいると独り勉強している時と違い勇気を貰って力がみなぎってくるよう。
予定より捗ったので、そろそろ切り上げて帰ろうとしたときに、ふと ”アレ” を思い出した。大手書店に置いてあるどの辞典にも載っていなかった ”アノ諺” を。
そして数ある分厚い辞典を繰ってやっとお目に掛かる事ができた時はなんとも言えない気分。てっきり単純な語呂合わせだと思っていたが、完全にわたしの早とちりだったようです。結局2冊の辞典にしか載っていませんでしたが、編集者はどちらも同じ人物。
・漆喰の上塗りに借金の目塗り。
【意味】しっくいの上に塗ってもはげる。借金もその場限りのしのぎを付けてみても、結局ぼろを出す。
続故事ことわざ辞典 鈴木棠三(すずきていぞう)編
少しでも疑ってしまったわたしをどうぞお赦しください。
ガッツリは、「喰う」だと思う。:喰 [2010-03-03]
この諺は、生涯消えることなくわたしの心に刻み込まれることでしょう。
いえ、わたしの座右の銘とさせていただきます。
おそらく、この諺の意味をインターネット上に公開したのは、わたしが初めてだと思います。
せめてのもの罪滅ぼしだと思ってください。