クラシックな音楽的生活

日々、家の中にヴァイオリンとピアノの音が流れています。

自分が出せてないのよ

2015-09-29 | 下の娘ごと

娘の演奏が終了すると、すぐに会場を出ました。

舞台袖から出てきた娘は、すっかり意気消沈していました。

しばらく後に出ていらしたE先生は、開口一番、

「自分が出せてないのよ!」

と厳しい表情でおっしゃいました。

そして、

「ここで喋っていてもしょうがないわ。どこか入りましょう。」

と先に立って歩き出されました。

あわわわわ、相当怒っていらっしゃる!

娘はますます落ち込み、表情がこわばります。

建物内にあるカフェに入りました。

E先生はコーヒー、私はカフェラテをオーダーするも、

娘は、「いらない。」

E先生に、「何か飲みなさい。」と勧められても、

「何も飲めません。」

「そんなんじゃダメよ!」

それでも、オーダーしない娘。

こんなに深く深く沈み込んだ娘を見るのは初めてかもしれません。

ここから、1時間余りに及ぶE先生のお説教及び激励が始まりました。

「自分が出せてないのよ。」

E先生、再びおっしゃいました。

娘本来の演奏が全くできていなかったということ。

娘の音楽性が全く出ていなかったということ。

「もっと自信を持って弾きなさい。」

「・・・・」

「自信が持てないの?」

うなずく娘。

「胸を張って、自信を持って弾けるレベルに達しているのに

 なんで自信を持てないの?」

「・・・・」

「他の人の方が自分よりずっとうまいと思ってるんでしょ。」

うなずく娘。

「なんでそう思うのかしらね。そんなことないのに。」



昨夜のスーパームーン。

        
                 夫撮影


雲に邪魔され、なかなか拝めませんでしたが、

雲の切れ目から顔を出した時は、とても明るくてびっくりしました。


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