上の娘が昨年オーディションを受け、合格した
某ユースオーケストラのイタリア演奏ツアー。
このご時世により儚く中止となり、参加の権利
はそのまま持ち続けていたのですが、早い段階
で今夏も中止が決まりました。
そりゃそうだよね…という感じで最早それほど
がっかりもしなかったようです。
その代わりというわけでもないでしょうが、オ
ンラインでマスタークラスが行われることにな
りました。
ユースオーケストラを指導予定だった欧州の第
一線で活躍している講師陣による公開レッスン
です。
1回15分から20分程度という短時間ですが、娘
はお2人の先生に1回ずつ見ていただくことにな
りました。
欧州と日本というかけ離れた距離のリモート
レッスンですし、その時のWi-Fi環境もあります
し、果たして微妙な音質がどこまで伝わるのか
といった疑問はありますが、やっていただける
のはとても有難いことなので、上手く繋がり、
有意義なレッスンになると良いなと思います。
期間限定 ハーゲンダッツ 抹茶クロッカン。
上の娘が通っていた音大では、各学年に一つず
つオーケストラを編成できるだけの学生数が
揃っていましたが、音大によっては4学年一緒に
してもオーケストラを編成できないということ
もあるそうで、その場合にはその音大の卒業生
はもちろんのこと、他音大の卒業生にもお願い
してなんとか数を揃えるのだそうです。
ヴァイオリンは特にそういうお仕事があるわけ
なのですが、上の娘は今回初めて引き受けてみ
たそうです。
某音大の7月に行われる予定だった定期演奏会の
週1回全4回の練習参加という仕事内容。
予定だった…というのは、このご時世により中
止が決まっているということ。
本番のない練習は少なからずモチベーションも
下がってしまうでしょう。
例年であればホールで大勢の人の前で演奏でき
るはずなのに、今の学生は本当に気の毒としか
言いようがありません。
すでに1回目の練習に参加した娘ですが、そこで
かつてのK先生門下の先輩お2人と、ヴィオラの
先輩お1人にお会いしたそうです。
2月末の東北演奏旅行の時も、K先生門下の今回
とはまた別の先輩お2人とお会いしたし、その後
の某オーディションでもまた数人の知り合いと
会ったりと、やはり狭い世界なのだなぁと思い
ます。
久しぶりに学生オケに参加してみた感想とし
て、この大学の指揮の先生は学生向けに基本に
非常に忠実で、揺らしたり、癖のあることを一
切しないし、すぐに止めて細かく指導が入るの
で、初心に帰ったようでむしろいろいろ勉強に
なると言っていました。
ムームーサンドイッチワークスでランチ。
サーモンエッグパンケーキ。
ボリューミーなパストラミサンドイッチ。
「6月15日は、2021年に3回しかない最上日の
最後の1日なんだって!」
と上の娘が教えてくれたのは、その最上日と言
われる日の2日前だった。
天赦日と一粒万倍日という2つの吉日が重なると
ても縁起の良い日なのだそうだ。
天赦日は、天が全ての罪を許す日とされ、1年に
5.6日しかない暦の上で最上の吉日。
一粒万倍日は、一粒の籾が万倍にも実った稲穂
となるという意味で、新しいことを始めるのに
最適な日なのだそうだ。
なるほど、今年3回しかないそんな貴重な日が後
まだ半年を残して2日後にはもう最後を迎えてし
まうのか。
知ると知らないとでは大きな差があるように思
えてきた。
知ったからには無意に過ごしたくはないなぁ。
何らかの強い意思を持って、大切に過ごさない
といけないような気がしてきた。
とりあえず、その日から何か小さなことでも良
いから新しく始めることにしよう。
それと、そうした吉日に神社を参拝するのは
きっと良いことに違いないと思うので、できれ
ばお参りをすることにしよう。
その日は特に予定もないし、上の娘も午前中で
あれば空いているというので、2人でいつもの
神社にお参りすることにした。
こちらのプミラも絶賛成長中です。
蔓がぐんぐん伸びて床を這うようになってし
まったので、持ち上げて、上の方で一旦折り返
して垂らしています。
「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の
年」は、「ノルウェイの森」から26年後の作
品。
そして今から7年前の作品。
作風はどう変わったのだろうか、あるいはあま
り変わっていないのだろうか。
あらすじも評判も何の知識も求めず読み始め
た。
フラットで簡潔な文章は相変わらず読みやすい
し、リズミカルで心地良い。
さくさく読み進めて行くことができるし、ぐい
ぐい物語に引き込まれていく。
独特の世界観は健在なようだ。
どうだろう。
受け付けられない感じはしない。
大丈夫そうだ。
村上作品の特徴の一つである作中に登場する音
楽。
この作品では、リストのピアノ曲だった。
巡礼の年 第一年 「スイス」。
ピアニストは、ラザール・ベルマン。
そのピアニストによる演奏がApple Musicに
入っていたので、繰り返し流しながら読んだ。
読み終えて、面白かったなと思える。
久しぶりの村上作品、今回は無理なく受け入れ
ることができた。
わからないことはいくつもあるけれど…
近いうちに、今度は「ノルウェイの森」に再挑
戦してみようと思う。
リビングの窓際に置いている約8年もののプミラ
がまだまだ元気に成長を続けています。