クラシックな音楽的生活

日々、家の中にヴァイオリンとピアノの音が流れています。

夏休み終わっています

2016-09-17 | 学校ごと

ほとんどの一般大学ではまだ夏休み中かと思いますが、

我が家の娘たちは、すでに夏休み終了、先週から授業がスタートしています。

レッスンも然りです。

今日は上の娘は午後に、下の娘は午前に、それぞれレッスンがありました。

下の娘の方は、定期レッスンなので、E先生の方で何か特別な用がない限り、

毎週同じ曜日同じ時間に行われます。

上の娘の方は、Y先生もK先生も不定期レッスンなので、

様々な曜日様々な時間に行われます。

Y先生のレッスンでは、今年度から、レッスンの終わりに、

次のレッスン日と時間をどうするか、相談して決めるようになりました。

K先生の場合は、K先生の方で、各学生に対して数回分のレッスン日程を組み、

メールで送ってくださいます。

それを見て、都合の悪い日があれば申し出るのですが、

学年の初めに、授業の時間割をK先生に提出しており、

K先生はそれを参考に日程を組まれるので、余程の理由がない限り、

変更を申し出るのは難しい感じです。

Y先生もK先生も、演奏活動が多くあり、とてもお忙しい中、

学生の指導のためになんとか時間をやりくりして、

レッスンに充ててくださっているのです。

今日の娘のレッスンでも、ちょっとした行き違いがあり、

深く反省するところとなりました。

これについてはまた後日書こうと思います。


水曜日、世界最高峰カルテット「ハーゲン・クァルテット」のリサイタルを

観賞して来ました。

雑誌でこのリサイタルの記事が目に留まり、いいなぁ、聴きたいなぁ、と思っていたら、

有り難いことに招待券を頂きました!




これは、ぜひとも上の娘と行かなくちゃ!

と思い、すぐに娘に話したのですが、まさかの別演奏会とのバッティング。

他ならぬ付属高校からの友達Sくんのリサイタルが同日同時刻に入っていたのでした。

娘はそれはそれはハーゲンクァルテットに行きたがったのですが、

こればかりは仕方ありません。

残念ですが、諦めさせました。

すぐに寝てしまう下の娘にはもったいないのですが、彼女と行ってきました。




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卒業演奏会

2016-03-12 | 学校ごと

今日は、付属高校の「卒業演奏会」を聴きに行ってまいりました。

先日行われた卒業実技試験の成績から選ばれた上位5名が出演しました。

今年度は、ヴァイオリン1名、ピアノ2名、クラシックギター1名、フルート1名です。

クラシックギター専攻の生徒が卒業演奏会に選ばれたのはもしかしたら初めてかもしれません。

今年度の3年生は、優秀なクラシックギター専攻の生徒が複数いるのです。

クラシックギターの生演奏をじっくり聴いたのは、今回が初めて。

同じ弦楽器でも、ヴァイオリンのような大きな音や艶のある音は出ませんが、

どこか郷愁を誘うような、温かみを感じる音色で、彼の音楽性の高さが伝わってきました。

ピアノの1人は、下の娘も仲良くしている女子生徒で、

1、2年生の時には、声楽の試験で毎回伴奏をしてくれました。

彼女は男子並みに大きく重い音を出すことができます。

腕の重さを上手く使えているからなのでしょうね。

ピアノのもう一人は、付属高校に入学する前から、すでに名が知られていて、

「上手い」と誰もが認める男子生徒。

にもかかわらず、私はこれまで一度も彼の演奏を聴いたことがなかったのです。

卒業を目前にした今日、遅ればせながら初めて聴いたのでした。

噂に違わず、音がとても綺麗で、素晴らしい演奏でした。

旋律がしっかり浮き出ていました。

男子としては繊細な感じがしますが、私が好きな演奏スタイルなので、

これから機会があれば、ぜひ聴き続けて行きたいなと思いました。

トリを務めたのは、学生音コン全国大会1位、日本音コン第2位、有名国際コンクール上位入賞

という、高校生にして輝かしい経歴を持つヴァイオリン専攻の女子生徒です。

曲は、バッハ 無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第1番

       Ⅰ.アルマンド  Ⅱ.クーラント  Ⅲ.サラバンド

    エルンスト シューベルト「魔王」による大奇想曲

いずれも圧巻でした。

すでに国際コンクールで結果を出しているわけですから、それも当然です。

超絶技巧曲の中でも超難曲と言われるエルンストのこの大奇想曲。

恐ろしい曲です。

ヴァイオリン1本で、なんと伴奏まで一緒にこなししてしまうのですから!

ありえない音の多さですよ。

もはや神業。

驚愕。

5人の、将来楽しみな素晴らしい才能に触れ、とても幸せな時間でした。

あー、もうほんとみんなすごいな!


先週末、たまたま家族4人が揃う時間があったので、

お正月以来久しぶりに夫の実家に行って来ました。

「おだふじ」のシュークリーム(1人2個ずつ!)に、マルセイバターサンドに、桜餅

をご馳走になりました。







そして、上の娘に成人のお祝い、下の娘に入学のお祝いを頂きました。

感謝の気持ちでいっぱいです。


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すべてを兼ね備えている

2015-12-08 | 学校ごと

チャリティコンサートの続きです。

第2部は、ア・カペラ合唱、ピアノ五重奏の後、女性合唱が披露されました。

こちらは、声楽を専攻している生徒たちが合唱で出演。

ソプラノ独唱は、すでにプロとして活躍している卒業生。

曲は、J.シュトラウス2世 オペレッタ「こうもり」より、

イントロダクション、チャールダッシュ、シャンパンの歌、です。

合唱とはいえ、オペラ仕立てになっているので、ただ真っ直ぐ立って歌うのではなく、

物語に合わせて、仕草や表情で演技もしています。

ソリストの歌声は、やはり圧巻の声量、大きな会場中に響き渡っていました。

第3部は、オーケストラ演奏でした。

F.リスト 交響詩「前奏曲」

S.ラフマニノフ パガニーニの主題による狂詩曲

ピアノ独奏は、国際コンクールで優勝、高校2年生にしてすでにプロとして活躍している

類稀なる才能を持つ男子生徒です。

彼のラフマニノフがあまりにインパクトがあり、次元の違う才能を見せつけられてしまったために、

これまでの素晴らしいプログラムが少し霞んでしまったほどでした。

彼の演奏には潔さを感じます。

何の迷いもなく、すーっと音楽に入り込む。

ピアノが好きで好きでたまらないという気持ちがあふれています。

自分も演奏することを楽しんでいるし、

観客にも自分の演奏を楽しんでもらいたいという気持ちが伝わってきます。

彼には、過剰な緊張感とか悲壮感といったものが微塵も感じられません。

あれほどの難曲を何の造作もなく、思うがままに弾きこなしている感があります。

すごいなぁ、本当にすごいな。

ピアノ・ソリストに必要なもの、全てを兼ね備えているのだと思います。

すべてを味方に付けているという感じがします。

それと、本人の人柄なのでしょうが、演奏に温かみを感じます。

これからどんどん大きくなって、世界に羽ばたいていくんだろうな。

とても楽しみです。

ずっと応援していきたいと思います。

コンサート終了後も、会うママ友、会うママ友と、

「すごかったね!」 「感動したね!」 「次元が違ったね!」 「涙出たね!」

と、興奮気味にお喋りしました。

一般の方たちも一様に感動したご様子。

まさに2千人の観客を感動の渦に巻き込んだのでした。


帰り道は、娘たちと3人で。

下の娘は、リハーサル後に夕食を取っていましたが、

上の娘は授業からそのまま駆け付け、私は午後4時からお手伝いで現地入りしていたので、

夕食を取りそびれていました。

池袋駅構内のカフェ&バーで軽食を。









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高校生とは思えない

2015-12-04 | 学校ごと

昨日は、東京芸術劇場コンサートホールにて、付属高校最大行事である、

「ユニセフ チャリティコンサート」が行われました。

毎年のことですが、今年も約2千席の大きなホールが満席でした。

夫は海外出張中のため来れませんでしたが、夫の両親、私の両親は、3年連続鑑賞です。

第1部は、吹奏楽。

J・マスネ 歌劇「タイス」より タイスの瞑想曲など、全3曲。

フルートソロ、トランペットソロがありました。

第2部は、ア・カペラ合唱、ピアノ五重奏、女性合唱。

ア・カペラ合唱は、専攻に関係なく、合唱の授業を選択している生徒による発表です。

こちらに下の娘も出演しました。

曲は、アメリカ民謡 「アメイジング・グレイス」、武満徹 「小さな空」。

ソプラノ、アルト、テナー、バスという構成ですが、パートごとに固まるのではなく、

全体の声のバランスや響きを考えて、ランダムに配置するのだそうです。

歌うことが好きな子たちが選択するだけあって、音程は素晴らしいですし、

透明感のある歌声で、心が洗われる思いでした。

去年も同じようなことを書いた気がしますけどw

ピアノ五重奏は、ピアノ、1stヴァイオリン、2ndヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、

共に成績優秀な生徒によるものです。

曲は、ドボルジャーク ピアノ五重奏曲第2番 第1・4楽章。

第1楽章は、上の娘もやったことがありますが、なんともかっこいい曲です。

1stヴァイオリンの生徒は、国際コンクールで何度も入賞しているソリストですが、

今回は室内楽での出演ということで、どんな演奏をするのだろうと興味深く思っていました。

ソリストとして活躍できるほんの一握りの稀有な才能を持つ人が、

うまさを際立たせながらも、少し音を抑え気味に、こんなに周りとのバランスを考えて、

リードしつつ全体をまとめて演奏できるのだな、感心しながら聴いていました。

自分だけが目立っても、意味がないわけですからね。

ヴィオラはヴァイオリン専攻の生徒が担当したのですが、

ソロの時、あまりに綺麗な音とだったので、

ヴィオラってこんな音が出せるんだ!とちょっとびっくりしました。

高校生でこれだけ素晴らしいアンサンブルができるのですね。

感動しました。


続きます。


3年連続で聴きに来てくれた、パリ駐在時代の友達に頂きました。

「John Kanaya」のチョコレート。








レッドラムレーズン、ライチ、スダチ、ピーチ、フランボワーズ。

こだわりの高級チョコ。

もったいなくて、まだ食べていませんw



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音楽に溢れた文化祭

2015-11-03 | 学校ごと

先週末、下の娘が通う付属高校の文化祭に行って来ました。

土曜日は夫の両親と一緒に、日曜日は私の両親と一緒に。

3年生なので、今年が最後です。

音楽が専門の高校ですから、文化祭ももちろん音楽一色です。

1学年2クラスの小さな学校ですが、

どの教室もほとんど絶え間なく音楽が流れていて活気があります。

ピアノ、弦楽器、管楽器、打楽器と、多種多様な音が飛び交っています。

土曜日には、成績優秀者による推薦演奏会がホールで行われました。

こちらも楽しみにしていたので、鑑賞してきました。

今年は、ソプラノ独唱、フルート独奏、ピアノ独奏2名、ヴァイオリン独奏でした。

みなさん、大きなコンクールで入賞している優秀な生徒さんたちなので、

実に聴き応えがありました。

最後に演奏した生徒さんに至っては、

先月ドイツで行われた国際ヴァイオリンコンクールでも見事入賞。

ファイナルでは、プロのオーケストラをバックに、シベリウスのコンチェルトを演奏、

コンクールのホームページで観ましたが、それはそれは素晴らしかったです。

あんなに大きな国際舞台で堂々と世界と渡り合った彼女ですが、

学校に戻れば、制服を着て友達と一緒に文化祭ではしゃぐ普通の元気な高校生・・・

に見えます。

ひとたびヴァイオリンを構えれば、全然普通じゃないんですけどね。

才能溢れる若き新進ヴァイオリ二ストです。

さて、まさに普通の高校生であるうちの娘ですが。

今年も教室にて、友達と楽しくピアノを弾きました。

1つは、3年連続、Hちゃんとの連弾。



いつもHちゃんが曲を決めて、楽譜まで用意してくれるのですが、

今回は、「ディズニー・メリー・ポピンズメドレー」

    「ディズニー・ワンダー・マジックメドレー」

ディズニーらしく、夢があって可愛らしく楽しいメドレー曲でした。

Hちゃんには、「3年連続一緒に組んでくれてありがとう!」と伝えました。

もう一つは、6人で12手連弾(10手もあり)。

これが弾く本人たちはもちろんですが、見ている方もとても楽しかったです。

曲は、松任谷由美「春よ 来い」

   ハチャトリアン「剣の舞」

   チャイコフスキー「トレパック」

こんなふうに ↓ 1台のピアノに6人がぎゅうぎゅう詰めで弾きます。



ちょこちょこ移動もします。

剣の舞とトレパックはテンポが速いので、気を緩めると途端に落ちてしまいそう。

ヒヤヒヤ感があってとても面白かったです。

ほんとこれ良かったな!

音楽に溢れた文化祭、1年、2年、3年と、3回とも楽しませてもらいました。

もう終わりか・・・と思うと寂しいです。

子供たちもみんな本当に楽しそうで、音楽って素晴らしいなって改めて思うのでした。



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